#1119

仲間作りの冒険 -前編-


今日の出来事


1泊2日の新1年生を対象とした研修。
目的は、友達を作ることと県内の博物館などの見学です。

友達を作る機会を大学側が提供する、
なんていうものは知らされるまで想像つきませんでした。
それほど友達を作りにくい環境なのか、大学側がおせっかいなだけなのか・・。
ともかく僕は乗り気ではありませんでした。
でもここでサボると友達は4年間ずっとできないかもしれない、というおどしもあったので
しぶしぶと出発。まずは学校で出発前のオリエンテーションがあります。
ということでいつもどおり学校へ。これについては特にプレッシャーもなく、
バスの窓から竜巻になっている落ち葉なんかを見て不思議に思っていた
ぐらいのものですが、これがこのあとを最悪の事態に引き込みました。

いつもどおり掲示板を見に行きました。受けている講義の先生から
教科書再販売の日時が掲示されていました。
(この教科は教科書販売の時に教科書を入荷できなかった)
これはメモしておくか・・とケータイを取り出そうとしたのですが、
――ここから波乱が始まってしまいました――ポケットにはケータイがありませんでした。
もしや、バスで・・と一応掲示板・バス停間の足元を探るもまったくなし。
もちろんバスももうないわけで、途方に暮れているところでオリエンテーションの時間。
正直、連絡事項はまともに聞いていられませんでした。
ケータイ紛失なんて冗談じゃない・・。最近使用頻度は激減しているとはいえ、
無いと困るのはどう考えても明らかです。
オリエンテーション後、昼休みがあってそのあと出発なので、
昼食を速攻で済ませた後、学生部窓口へ急ぎました。
とりあえず相談相手がいないと話にならないので。

学生部の担当の人は北陸鉄道の電話番号を教えてくれたので
近くの構内公衆電話を使ってかけてみるも、5度かけてもつながらない・・。
そのことを報告すると今度は最寄りの車庫の電話番号を探り当ててくれ、
電話してみたところどんな色で何かストラップを付けているか、聞かれました。
シルバーボディーのマイケータイに付けているのは、沖縄土産のシーサーのキーホルダー。
“迷惑メールや友人との口喧嘩から逃れたい”という意味を込めてのシーサーですが、
こうやって紛失してしまってはさすがの沖縄の守り神も意味がないわけで。
「あー、間違いない。ありますよ」
電話の向こうで車庫の担当の人は言いました。

学校から車庫までは幸い遠くもないですが、学校が高台にあるため
かなり急な階段185段+坂道数十メートルという
ものすごい道のりを往復する必要があります。
ですが居ても立っても居られない――時間も残り少なかった――ため、
なるだけダッシュで車庫に向かいました。走るなんていつ以来だろう・・。
事務課窓口に行くと、ちゃんと自分のがありました。なんとかセーフ・・。
帰りもダッシュで帰ったため、もうヘトヘトになって研修の出発を迎えました。

1日目は文化会館などの建造物を回る散歩。
しかし僕の身は先の食後ダッシュで壊れ始め、腹痛がお腹中を散歩していました。
なんとか宿泊施設に着くころには治りましたが、
とても博物館の展示物には集中できませんでした。
夕食は先生の誰かが「女の子には多すぎるかもしれないほどのボリュームです」
と期待を促していましたが、僕にとっては大した量ではなかったので残念。
というか、これは誰が見ても少ないですから・・。
まぁデザートのくるみケーキは結構上質でしたが。

そんなこんなで宿泊施設内の自由時間が消灯時間まで続きます。
10時40分を過ぎたところで消灯を知らせるアナウンスが入ったのですが、
以後12時を過ぎても電気は消えませんでした。

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