#1221

僕らの夏休み #6


デジモノ 文化


1か月ちょっと前の記事、1179#「ゆとりの話」(2007年07月07日)で僕がつまり言いたかったのは、
自分はアニメ本編は見ないけどMADは面白いと思う、
これらは小中ないしは高校生が見たらあまりの中毒性に
人生を棒に振る方のオタク、非生産性の人間になってしまいそうだ、
だから年端のいかない年齢のくせに入り浸りすぎるのは自重しろよゆとり。
まぁ自分もだけどねっていうそういう主張をしたかったわけです。
おい森同盟運営で出会った年下の見知らぬ人たちが
だんだんずれた方向に成長するのをみて、ムシャクシャして書いた、というのが本音です。
でもよく読むと何これ。
そんなこと言っておきながらMADとか見まくってる自分だけは正当化してるじゃん・・。
なんでそんなことを書いたのかというと、隠したかったからです。
自分が本当はかなりのニコニコ中毒になってしまったということを。
思えば大分自己中な主張だよなぁ・・。

正直に言います。
僕は、自分の中でのニコニコ動画は6月に衰退期を迎えたと思ってた。
だけど、“組曲『ニコニコ動画』”という動画(?)に出会ってから、
真のニコ厨(=ニコニコ動画中毒者の略?)になってしまったという自覚があります。
この動画はニコニコ動画で特に人気のあった音楽系動画を集めて
トランス風味につなげたもの。その完成度が評価され、今は100万再生を超え、
マイリスト登録数はかの“おっくせんまん”を超えて総合1位にまで上り詰めています。
ちょっとのし上がりすぎてコメント職人さんも減って、
荒らしも現れて最近はもう滅多にいかなくなりましたが、
6月末の初期のころはそれはもう、各曲を知るコメント職人が集まり、
何度見ても飽きない、これがニコニコ動画なんだなぁ、と朝まで聞いていました。

mp3をダウンロードしてプレイやんに入れて通勤時に聞いたりしているうちに
二十数曲の元ネタもほぼすべて覚えてしまい、
この曲の“歌ってみました”系動画が溢れかえるようになってからは
歌詞もほとんど心の中で歌えるようになったと思います。
これが6月末~7月中旬までの話。まぁmp3は最後の登校日まで聞いてましたが。
詩の80作目もこれが影響していたりします。

そんなわけで、立派な組曲中毒になった僕でしたが、
動画に夢中だったのは僕だけではありませんでした。

今回の夏帰省で一貫して言えるのは、雑談が、方向はともかくとても盛り上がったこと。
率直にいえば、最年少以外全員がニコニコ動画を知っていたのでした。
もともと従弟が友人に教えてもらい、僕がその従弟から5月に教えてもらい、
従弟はとっくに中毒だろうというのは承知していたのですが
もともとパソコンばっかりの次男はなんかもういろんな意味でニコニコ通り越してるし、
パソコンから音が出ないはずの三男以下も頑張って中毒になっていたようです。
“組曲”はみんなあまり知らなかったようで、
これは布教した自分のせいもあるんですが・・。

まぁ、要は帰省メンバーも全員みごとにニコニコ中毒になってしまったというわけで。
なんだか帰省じゃなくてニコニコユーザーのOFF会みたいだったという感も正直あります。
みんなで「自重しろwwww」とか「ちょwwww」とか「なんぞそれー」とか
「こっちみんなw」とか「どんだけー」とか、連呼してましたし。
アニメネタとか普通に通用するんだからもう・・。
従弟とか弟とか『涼宮ハルヒの憂鬱』の本編見たってどんだけー。
かくいう自分も、別のアニメの本編見たので何とも言えませんが・・。
そっちも昔ちらっと見たし・・。

そしてその動画サイトの話題に花が咲いた・・というより帰省を違うものにしてしまうほど
盛り上がらせてしまった最大の原因は僕が持っていった“プレイやん”にあります。
帰省ちょっと前の眠れない夜などを使って、
動画をキャッシュからダウンロード→FLVファイルをmp4にしてプレイやんに移動
という手順を覚え、動画をいくつか持ち運べる環境にしていました。
それはもう2,3回の挫折の上だったのでうれしさも隠せず、
ニコニコ動画の布教も兼ねて、12種類の動画を持って帰省で紹介したのでした。
これがもう大ヒットで・・。なるべく万人向けのを、と選んだところ
「サザエさん」のネタが帰省中大ブームになりまして、
音量最大で全員で聞いて爆笑していたり、とにかくこれが帰省の核になってしまいました。
帰省だけで3種類それぞれ40回は再生したような・・。

で、僕個人の本当のカミングアウトはここから。
帰省前半1日目の夜、アソビ大全でチャットが盛り上がったのですが、
一貫して顔文字を書くのがはやっていました。
その時に次男がさりげなく(=ω=)←これを書いたので、
勢いで\(=ω=.)ノ←に改良して投稿。知ってる人は知ってるはず。
らっきーすたーのあれですね。
で、次男がそれの事を口走り、無意識のうちに僕も
「いや、らきすたは面白いと思うよ、単純に。てかアニメ全部見たし・・」
とか言ってるし。

えー、正直に言います。「」ハマってました。
(これ書いてる時点ではちょっと衰退期ですが)
7月末に違反行為ながらニコ動にアニメ本編を全部アップロードしたツワモノがおりまして、
ふらりと15話を見てしまった勢いですべてダウンロード。端から見ていました。
なんていうか、こういうまったりほのぼの系の漫画とかって大好きだー。
らきすたは女子高生の日常を、あるあるネタ満載で描くといった趣旨のもので、
萌え(←もう古い?)系アニメには違いないんだけど、
なんだかとっつきやすい感じがするんですね。
大体、ああいう人たちをターゲットにしたアニメや漫画って
「ドラえもん」のしずかちゃんみたいにやたら恥ずかしい目に遭うヒロインがいるもので、
僕はそういうのを見るたびに“かわいそうに、作者は読者獲得に飢えてるんだなぁ”
とか思っちゃいます。確かにそういうシーン作れば群がるでしょうし、
得策なのかもしれませんが、個人的にそういうアニメは好きになれません。
そういう意味でもそれが基本的にない、
さらに恋愛話もないらきすたは個人的好みな作品なのかも。
キャラクターも3~5頭身ぐらいで、女子キャラに露出感がないのもいい。いわゆる癒し系?
作中にでてくるオタク向け小ネタはほとんど分からないんですが、
ボケと突っ込みのほのぼの感がすごく好きです。あと一部除いてキャラクターが。
アニメイトの店長とか、らっきー☆ちゃんねるの2人とか、もちろんメインのキャラも。
このキャラクター構成が多分これの最大のウリなんだろうなぁ・・。
歩くウィキペディアはなんとなく好きになれないけど、あとはみんな大好きです!
正直言うと、8月1日に秘密兵器のついでにある本を探していたと書きましたが
実はこれの原作探してました。もう完璧なるらきすた中毒を自覚してます・・。
疲れた時の癒し的な位置づけで、物事の切り替え時に見るのが今の習慣かな・・。
実家帰省始まって以来、弟の目があるのでまだ一度も見ていませんが。

それにしても、アニメネタで自分がこんなに饒舌になってしまうとは思わなんだ・・。
らきすたは従弟や弟には見て欲しくない(かなり色々な意味で)と思っているので
なるべく言うまいとしていたのに、結局これもある程度みんながネタを知っている
(“バルサミコ酢~♪”とか程度ですが)というのもあり、
自分これのネタ使いまくってたし・・。
思い返すとかなり布教的な行動をしていた節も・・。大丈夫だろうか。

京都アニメーションの作品を見ると、アニメを敬遠していた人間(=自分)達が見ると
「結構面白いじゃん」という結論がでて、そこからのめり込んでしまうんだと思います。
僕も、絶対アニメオタクにはならないと思っていたのに
気がつけばアニメを見ることを正当化しようとしている自分がいた、と・・。

それにしても、これのオープニング主題歌の動画を昔見て
最初は拒絶反応が出たくらいなのに、まさかこうなるとは思いもよりませんでした・・。
っていうか、アニメ本編はみないんじゃなかったのか、自分よ。
まぁ、なんというか僕がこういうのを隠していた理由は、
従弟や弟などの年下知人に同じ動画中毒になってほしくなかったというのがほとんどです。
独占欲というか、自分がこれを好きだということを誰にも知られたくなかったという
別の理由もなくはないですが・・。
余談ですが、今はその拒絶反応が出たはずのオープニング主題歌も
フルバージョンをmp3に変換したのを持っている、という・・。
なんだかオリコン初登場2位でミュージックステーションにも登場したらしいですね。
いや、それで正当化しようというつもりはありませんが・・。

親戚12人のうち女子5人はほとんどが彼氏持ち、バイトも積極的、
帰省という行事を卒業までしているのに男子は最年長の自分ですら異性との関係なし、
バイトは1人だけ、ほぼ全員がゲーム&アニメを核にしたオタク路線という・・。
なんていうか女子=勝ち組、男子=負け組みたいな構図になってしまっているような。
そりゃあ、オタクが必ずしも負け組とは限らないけど・・。
なんだか悲しいです。

あぁ・・ついに書いてしまった。
ブログでアニメを紹介する記事を見るたびになんだこいつとか思っていた自分が・・。
そりゃあアニメ業界の人たちも頑張っているんだから
一概に敬遠したらいいというわけでもないんでしょうが・・。

ともあれ今回の夏帰省はニコニコ動画まみれの、
今までで一番帰省らしからぬ帰省だったように思います。次回も今のところこの路線ですが、
はたして平均年齢でいくと10代前半の僕達がこんなことをしていいのか、
という感もあります。
そう考えるとゲームしっぱなしの帰省も結構純粋なんだなぁ、と逆に思ったり。
そんなニコニコOFF会な帰省でした。

0

コメントを残す