#1740

Samurizeで行くデスクトップ改造の道 -後編-


その他 デジモノ


(2018/12/25追記:外部サイトに貼っていた各画像をページ内に貼りました。)

4.覚えておきたいこと

最後の紹介の前に、Samurizeをいじっているうちに気が付いたことを書いておきます。

・負荷対策
  Samurizeは再描写をする頻度を設定ファイル全体とオブジェクトごとで
  それぞれ決められるのですが、この数値の設定を間違えると
  常時CPU使用率が20%や30%といった数値になってしまいます。
  逆に言えば、沢山オブジェクトを配置していても更新頻度がちゃんとしていれば
  CPUには負荷はあまりかかりません。
  配置するオブジェクトにもよりますが、時計を表示していないのであれば
  設定ファイル全体で60,000ms(1分)ぐらいにしておいたほうが無難です。
  CPU使用率の変動を細かく見たいのであれば、3,000msとか。
  あるいは、更新頻度の高いオブジェクトとそれ以外で
  設定ファイルを分けてそれらを同時に表示するというのも手です。
  ただし、更新頻度をいくら調整してもメモリの負荷は変わらないので、
  メモリが十分にない環境の場合はオブジェクトの置き過ぎには要注意。

・表示がずれる
  起動したときなどにオブジェクトが右下にずれて表示されることがあります。
  原因はまだよくわからないのですが、
  アイコン右クリックの“表示位置”にある“構成ファイル指定の位置に表示”
  はチェックしておいた方がいいみたいです。
  ずれた時は構成の再読み込みで直ります。

・オブジェクトを画面外に配置する
  前編で紹介したver.5_2などで使っているのですが、
  オブジェクトをちょっと画面外にはみださせて表示したい場合は
  オブジェクトを複数選択して、拡大率100%でドラッグすると画面外に移動できます。
  ちなみに拡大率100%以外ではドラッグ移動の操作性が非常に悪くなります。

・アイコンを表示しない
  設定ファイルを複数起動していると、
  その分だけタスクトレイにアイコンが表示されます。
  1つだけ表示したいという場合は、メインの設定ファイル以外の設定ファイルで
  “プロジェクトのオプション”にある“トレイアイコンの表示”を
  切ってしまうとすっきりします。また、アイコンの種類を変えることもできます。
  1つも表示したくないという場合は、Samurizeのフォルダにある
  インスタンスマネージャー(赤いアイコン)のショートカットを作っておけば、
  ここからリロードやエディタの呼び出しなどを行う事もできます。

・Vista
  基本的にSamurizeはVista対応です。ただ、
  VistaではUACが無効だと設定ファイルの保存場所がSamurize\Configですが、有効だと
  C:\Users\***\AppData\Local\VirtualStore\Program Files\Samurize\Configs
  (***はユーザー名)という奥底に保存されてしまうため、これだけは要注意。


5.互換シェルを使う

Samurizeにも慣れてきた11月下旬頃、もっと軽くできないのかと対策を探しまわっていたら
見つかった語句が“互換シェル”というものでした。
これはつまり、タスクバーやファイル管理をする標準ソフト“エクスプローラー”を、
同じ役割をするソフトに差し替えてしまおうというもの。
タスクバーなどを表示するソフトをシェルと呼ぶみたいです。
当時は随分とメモリ負荷に悩んでいたので、少しでもメモリが軽くなるならと
とりあえず『bblean』(http://bb4win.sourceforge.net/bblean/)を導入してみました。
日本人作者が改造した『bblean mod』(http://nocd5.blog59.fc2.com/)というのもあります。

*ここから先を実践してみようという方は、
キーボードのみでタスクマネージャーを呼び出せる方法を確認しておいてください。
(WindowsはAlt+Ctrl+Delで呼び出せます)
操作によっては画面が真っ暗になったり、表示が壁紙だけになったりします。

互換シェルを使うためには、エクスプローラーを切る必要があります。
bbleanは単体でもその動作ができるのですが、エクスプローラーに戻すのが面倒なので
今後の為にもシェル切り替えソフトの導入をお勧めします。
どうやらVistaでも問題なく動く『すなふきん』(http://snf.sourceforge.net/)
がオススメ。ただ、このソフトはサイトの関係でダウンロードまでが若干厄介です。
まず上記URLを開いたら“download”をクリック、
次に“snafkin build 4.73[jpn]”の右にある“Download”をクリック、
そして“snafkin-20011029.zip”をクリックしてダウンロードするのですが、
このサイトはクリックすると一定確率(?)でトップに飛ばされてしまうようなので、
その際は戻るボタンを押して次のページが出るまでクリックを繰り返してください。

無事にダウンロードできたら、解凍して起動して、
エクスプローラー(C:\Windows\explorer.exe)と
bblean本体(ダウンロードしたフォルダのblackbox.exe)を登録し、
bbleanを選択して「変更」をクリック、あとは一旦ログオフして
再度ログオンすれば、デスクトップがかなり変化していると思います。

bbleanの基本的な操作は、「デスクトップを右クリック」から始まります。
デスクトップを右クリックするとメニューが表示され、
ここからファイラーやランチャー、
bblean設定の呼び出しや終了・ログオフなどの動作ができます。
これらメニューは、メニューのタイトルをクリックで固定、ドラッグで移動できます。
固定したメニューを消す時はタイトルを右クリック。
また、プラグインを導入することでこれも色々なオブジェクトを置くことができるのですが、
これらオブジェクト(タスクバー含む)は大体Ctrl+ドラッグで動かすことができます。

7.ver.6_2(081208)

 18.bblean mod
 19.SystemBarEx
 20.bbLeanBar_v
 21.BBInterface
 22.bbcalendar
 23.運営サイト総アクセス表示(PageScraper.dll)
 24.年末カウントダウン表示(PageScraper.dll)

というわけでbblean modを使った現行デスクトップ。
壁紙を使わずに、各種オブジェクトを大きく表示したシンプルな構成。
ver.5の月時計をちゃんとした円にして見栄えを改良し、
CPU温度表示などもプログレスバーを使って視覚的に表示。
ただ表示しただけではブラウザを最大化した時などに各種情報が見えなくなるので、
あえてタスクバーを少しだけ浮かせてさらに下の方に各種情報を表示。
あとはカーソルを右下に持っていくとタスクが縦に並んで表示されるようにしてみたり。
これは今まで縦のタスクバーに慣れてきたことを配慮した時の名残ですが、
今は横タスクバーに慣れてほとんど使っていません・・。
それからカーソルを左下に持っていくとWinampの各種情報が表示されます。
こういう風に簡単にオンマウスによって表示/非表示を切り替えられるのは
bbleanの強みなんじゃないかなと。Samurizeだとかなり面倒ですしね。

補足ですが、この画像のようにメニューを辿っていくと
メニューやスタイルファイルなどを編集するプログラムを登録することができます。
登録したあと、例えばメニューのblackbox>>edit>>menuを選択すると、
右クリックで表示されるメニューを編集することができます。
編集方法は、デフォルトのメニューを見れば大体分かるんじゃないかと思いますが
1行ごとに“[コマンド名](メニューに表示される名前){パス}”の形で記述し、
[begin]と[end]でそれらをくくります。
[コマンド名]はパスのプログラムを実行する[exec]、
パスのディレクトリ以下をサブメニューとして展開する[path]を中心に使います。
その他に、サブメニューを作成する[submenu]、空白を挿入する[separator]、
『ファイルを指名して実行』を起動する[run]などがあります。
ちなみにこれらメニューはデスクトップを右クリックで呼び出すのですが、
何かを最大化表示していると呼び出すことはできません。
そういう時はウィンドウズキーで呼び出すことができるのですが、
自分の場合はタスクバーを浮かせているのは情報表示ではなくこのためだったりします。
(最大化してもタスクバーよりも下には行かないため)
上の画像のように20pxも開ける必要はないですが、1pxだけでも開けておくと
カーソルを下に持って行って右クリックという動作でも呼び出しが可能になります。
また、bbInterfaceをAutoHideでどこかに置いてクリックするとメニューが出るボタン
(bbInterfaceの初期画面や他のオブジェクトで
Interface Operations > Create New Control > Button でボタンを作成し、
そのボタンでCtrl+右クリックして
Interface Operations > MouseDown > System/Shell > Blackbox Menu)
を作っておくというのもありかもしれません。

ちなみにこのSamurizeの設定ファイルは3つに分けているのですが、
bbleanと併用するとこれらのアイコンを非表示の設定にしても表示されてしまいます。
他にもbbleanはvistaとの相性が悪いようで、
一番致命的なのは“名前を付けて保存”などのコモンダイアログを出した時、
ファイルの一覧やファイル名入力欄が表示されないというもの。
しつこく何回も表示させるとたまに出ることもありますが、
出ない時は全くでないようで、コモンダイアログの差し替えソフトもないようなので
あらかじめファイルをコピペしてから編集するしかないみたいです。
UACを無効にしただけでは何の変化もありませんでした。
他にも、bbinterfaceやFn+F8/F9でボリュームコントロールが利かなくなったり、
エクスプローラー、Excel、Word等特殊なシステムバーのアプリは
「最小化・最大化・閉じる」のボタンが使えなくなったり、壁紙が変更できなかったり、
応答なしになった時にタスクバーにそのアプリが2つ表示されたりと、
Vista特有(?)の弱点はかなりの数があります。
Vistaだけど互換シェルを使いたい!という方はそれなりの覚悟が必要かもしれません。

さてかなり早足&雑に今日までに作ってきたデスクトップを紹介してみました。
企画当初に書こうと思っていた事が随分抜けているような気がするのですが・・・
まぁ、また気が向いてバージョン7を作る時があったら紹介したいなと思っています。

それにしても、フリーソフトの解説記事って意外と思い通りに書けないものなんですね・・。
さすがにここまで紹介に偏らせるつもりはなかったのですが、
結局中途半端な紹介記事になってしまいました。

ところでこれはどうでもいい愚痴なのですが、この記事をいざ投稿というところで
まず画像を貼るためにアップロードしようとしたら
楽天フォトでの1枚500KBという制限に1枚が引っかかり再変換するはめになり、
それを解決したら今度は1日アップロードの合計容量5MB制限に引っかかり、
仕方がないので特集サイトの隅っこにアップロードして直リンしようと思ったら
その直リン画像も全く表示されないという・・・。
結局文字リンクで別窓表示という方法を取らせてもらっています。
それにしても・・・久々に楽天ブログに憤慨を抱きました。いや、久々でもないか。
画像と一緒に読んでこその解説記事になるはずだったのにこの有様。
1日5MBじゃろくにちゃんとした解説記事も作れないじゃないか・・・。

0

コメントを残す