#1869

子供が触れる悪


今日の出来事 備忘録 自分


よしGW前の地獄の1ヶ月を乗り切った。
ある意味今年度の本番が今日の帰宅時点から始まっていることになるので、
GWはとりあえず思いっきりゆったり過ごせたらいいなと思っています。

今日は22時就寝6時起床。4時に起きるはずだったのに、まさかの2時間ロス・・。
おかげでサイト更新作業の一切ができず、いややろうと思えばできたのでしょうが
時間足らずという理由を付けて手を付けずに過ごし大学へ。

ところで講義内容に関する話題は(真面目に受けていないからか)滅多に出さないのですが、
今日は久々に講義中に感情的になったりしたのでその話題で。
まぁ、GW前日ということもあって他に話題がないからなのですが。

自分が取っている講義の中に、児童文学専攻のゼミがあり、それが金曜日なのですが、
そのゼミで今日取り扱った作品を読んでなんか色々と考えさせられました。
正式名称忘れたのですが、狼と7匹の子山羊ってありますよね。

 あるところに7匹の子山羊と母山羊がいました。母山羊は街へでかけました。
 それを見ていた悪い狼がいました。狼は母山羊が留守の間に
 子山羊を食べてしまおうと考えました。狼は子山羊達の家のドアをたたきました。
 「お母さんだよ、入れておくれ」
 しかし子山羊達は信じませんでした。お母さんはそんな声じゃないと言うのです。
 狼は薬を飲んで声を変えました。
 「お母さんだよ、入れておくれ」
 しかし子山羊達は信じませんでした。お母さんはそんなに黒い手じゃないと言うのです。
 狼は街へ行き、パン屋の商人に手を白くしてくれと言いました。
 そして再び子山羊たちの元へ行って、
 「お母さんだよ、入れておくれ」
 白い手を見た子山羊達は本物のお母さんが帰ってきたのだと信じてドアを開けました。
 狼はしてやったりと子山羊達にとびかかり、次々に丸飲みにしてしまいました。
 街から帰ってきた母山羊は驚き、かろうじて逃れていた一匹の子山羊に事情を聞き、
 裁縫道具を持って、子山羊と一緒に狼のもとへ駆けつけました。
 狼はお腹がいっぱいになったと見えて、あおむけになって寝ていました。
 どうやら、お腹の中では子山羊がまだいるようです。
 母山羊は大きなはさみを取りだして狼のお腹をじょきじょきを切り裂きました。
 すると、お腹の中から6匹の子山羊達が飛び出てきました。
 母山羊は子山羊達に石を集めるように言いました。
 そしてその石を狼の腹の中に詰め込み、再び腹を縫い付けて元通りにしました。
 しばらくして狼の目が覚めると、喉が渇いたようすで川へ行きました。
 水を飲もうと体を前に倒すと、石の重さで狼は川に落ちてしまい、
 そしてとうとう沈んで死んでしまったのです。
 その様子を見ていた母山羊に子山羊は大喜びではしゃぎました。おわり。

あー書いててイライラした。
まぁこんなあらすじです。懐かしさもありましたが、今改めて読むとなんていうか…
残虐すぎじゃないですかね、この話。
悪(狼)が働いた悪事(子山羊を食べる事)が罰せられる(死ぬ)ということ、
つまり因果応報とかそういう教示を子供に教える話なんじゃないかと思うのですが、
どう考えても、母山羊の方が人間性(人間じゃないけど)としては劣ってるんじゃないか。
とか思ってました。
殺人未遂(人間じゃないけど)の点でいえば6匹殺しかけた狼の方が悪なんでしょうが、
それの動機は食欲であり、狼が山羊を食べるのを否定するのは
人間が豚を食べるのを否定するのと同じで・・・いやその辺はどうでもいいとして、
問題は殺し方ですよ。石を腹に詰め込んで溺死させる?グロすぎでしょ常識的に考えて。
そもそも腹を割るなんていう描写を児童文学に用いるなっていうね。
こういう考え方の自分は間違っているんだろうか・・・。

どう考えてもアンパンマンよりバイキンマンの方が強い、
場合によっては偉い場合もあり、「トムとジェリー」なんてさらにそれが顕著だったりして、
こういう児童向け作品における“悪”ってなんなんだろう・・
という疑問はかなり前から抱いていました。
まぁ、幼いころは「悪い奴の方がカッコイイ」程度ですが。
とにかく、駆逐されるためだけにあるのなら、それは見る子供に悪影響しかないと思うし、
そういうのが『弱い奴は駆逐しろ』という勘違いないじめ問題にも繋がっていくと思う。
こういう悪い奴が世の中にいる、といいたいのなら
もうちょっとリアルに描写して欲しいとか、
せめて退治の仕方を何とかして欲しいと思ったり思わなかったり・・。
いやでもゆるい作品ばかり見ていたら悪というものを知らない大人になるのか?
こう考えると、子供向けに作品を提供している側ってかなりプレッシャーだよなぁ・・。
場合によっては国全体の治安すら左右する可能性が無きにしも非ずというわけで。
まぁ、その提供する側がいわゆる大人であり、
なんだかんだ言って自分たちは親だけじゃなく
上の世代の人々すべてに色々教えてもらっているんだなぁ・・・
と天井を見てため息を吐いたところで今日はさっさと寝ます。
明日は起きられるか不安・・。
バス1つ逃しただけで帰省できないのが確定というギリギリな状況。
最近は起床と同時に音楽も効果が薄い・・というか二度寝傾向が強くなっているので
とにかく明日は起床が勝負になりそうです。

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子供が触れる悪” へのコメントが 2 点あります

  1. 今考えると、ちょっとどうかと思う話ですね。
    子供のころはなんとも思わず聞いてたけどなー。
    悪影響・・・かもしれないですね。

  2. グリム童話自体、えぐい物が多いしね
    白雪姫やヘンゼルとグレーテルとか有名な物でも普通に過激な内容を含んでるし
    その辺の問題が気になるならその方向で卒論を考えて見ても良いのでは

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