#2850

分相応で不相応な発表会


今日の出来事

修論の折り返し地点、中間発表会がありました。
うんざりな気持ちを抱えつつもなんとか完成に漕ぎ着けた修論ですが、
それが穴ぼこだらけであることは誰よりも自分が良く知っていて、
質疑応答では一体どこからこの欠陥品が責められるのかという心配ばかりしつつ、
まずは同期だけで行うリハーサル会。そして夕方になり本番。
自分はかなり最初の方の発表順で、
前の人が発表し始める頃にはもう不甲斐なさも吹っ切れていました。

覚束ない発表の後の質疑応答では、さあどこからボコられるのかと気を引き締めたのですが、
挙手した教授はどちらもとても穏和な感じで話してくれて、
まったく返答に困ることもありませんでした。
自分の発表レベルに教授陣が合わせてくれたということなのでしょうが、
その思いに至ると、むしろ自分がやっていることが物凄く勿体ないような気持ちにもなりました。
自分の発表をその道の専門家がこんな発表の場まで用意してくれ、
しかも全面的に味方をしてくれるのに一体自分は何をしているんだ、と。
しかしそんな前向きな気持ちも、
次に発表した同期の友人が質疑応答で「半年間何をしてたんだ」と散々に責められているのを見て
ものの見事に引っ込んでしまいました。やっぱり真剣勝負の場でもあるんだなぁと。
まともな発表をしてまともな質疑応答を展開している優等生を初めて羨ましく感じました。

修論発表会は慣例として発表後に質疑応答で挙手した教授の研究室を訪ねることになっており、
発表会場を片付けたあとは
いつもは人の気配が無い研究室前廊下に発表者が並んで一人ずつ訪問するという
異様な光景がしばらく続きました。
それが終わると無事に全行程は終わり発表メンバー全員で近くで発表お疲れ様記念の飲み会。

そんなこんなで散々ネガティブな気持ちを蓄え続けて迎えた中間発表会でしたが、
そんな自分に対して責めてくる人は結局一人としておらず、
なんというかこの長い修論の道のりも、良くも悪くも分相応に進んでいくんだろうなぁ、
と感じた一日でした。次が本当の修論発表会。
果たして自分は変わることができるのか否か……。

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