#2897

趣味の相対的範囲


今日の出来事


去年末頃から、同じコースの友人二人と
今偶然同じ地元に住んでいる友人と自分で、鍋パーティをしようみたいな話が出ていて、
先週のはずだったのですが延期になり、それが今日ありました。
いわゆる宅飲みというやつです。
実はこういうのも初めての経験だったりします。
こないだの飲み会といい、
なんだか今年に入って急にそういうものに参加するようになったような気がします。

飲み会とは違って少人数かつ内輪だけの参加だった今回と、
年下の学部生が大勢参加してはっちゃけているのを眺めていた前回、
雰囲気はまるで違うのですが、共通しているところがひとつありました。
それは簡単に言えば、“それぞれの趣味”の話にならないという事。
ここはやはり大学院生だからなのか、とにかくそれぞれが持っている研究テーマだとか、
周辺学問の話だとか、研究の進め方みたいなものが主な話題になっていて、
同い年なのに明らかに高校の時と違う雰囲気みたいなものがあるんですよね。
学部生込みの飲み会の方も、ゼミ旅行はどうしようだとか、
この酒はどうのこうのといった、割と無難な話題が多かった気がします。

何が言いたいのかというと、この歳になると
共通の趣味がある事自体がなかなかないんだなぁ、というのを実感したという話です。
正確には、自分が周りに合わせるような嗜好がなかったという話。
今回の宅飲みでは、後半ずっと自分以外の三人が漫画の話をしていて、
何故そんな細かいネタで共感できるんだろうと不思議に思うほど
自分以外は意思疎通していたように見えました。自分以外は。
「普段何してるの?」という質問に答えられないほど
日々暇にしているつもりはまったくなかったはずなのに、
いざそう聞かれると、そういえば答えづらいなぁと思ったわけです。
ゲームと答えるほど今はゲームにのめり込んでいるわけでもない、
じゃあ音楽聴きながら何してるのかと言われたらゲームレビューのページだったりして、
なんだかこうして考えると、
改めて自分の趣味って今わけのわからない状態になっているなと感じます。
サイトの更新作業に費やしているなら、
webサイト運営が趣味と言えるのかもしれませんが、
それだって本家ブログと新本家サイト以外
すべてほったらかしにするほどの低迷状態だし。
まぁ、ヘッドホン購入日の時に一日中更新作業をしていて
それなりに充実感はあったので、堂々と趣味だと言い切るほどではないにしても、
ゲームもサイト作りも、まだ切って捨てるには早すぎる地点にはあると思うんですよね。

そんなわけで今現在は転換点にあるからこそ答えにくい一面があるとして、
じゃあ昔の自分はと言われると、これはもうどうしようもないわけで。
思った以上に自分は、“同世代”というくくりからも離れてしまうような
枠外の人間だったのかなぁと……。
一言で言ってしまえば、思春期前後は全部をゲームに費やしていたから
漫画の話についていけないだけで、
ゲームの話題になればそれなりについて行けたのでしょうが、
自分の周りには思ったよりもゲームで少年時代を過ごした人がいないみたいです。

結局の所、自分の引き出しの少なさを実感せざるを得ない今回の飲み会でした。
学問についての引き出しが少ないのは十分自覚しているつもりなのでいいとして、
同世代の趣味についても、なかなかついていけなかったのは
なんとも割り切れない気持ちを引き起こしてしまった気がします。
今まで、少なくとも高校時代までは趣味に全力を費やしてきたはずなのになぁ……。
ひとつの趣味に費やしてきた時間が長いからか、
他の話題についていけないことで
こんなにも自分が薄っぺらい人間だと感じるとは思いも寄りませんでした。
まぁでも、そういう反省が生まれたからといって、
今から「いろんな趣味に手を付けよう!」とか考え出しても
動機の不純さから言って本当の趣味になり得ないのは明らかで、
この辺はどう考えていったらいいのか、ちょっと悩ましいところではあります。

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