#3018

21世紀最初の金環日食


備忘録


なんだか2012年らしいニュースが入ってこないような気がしていた今日この頃。
ニュースを見ていないからだろうと言われてしまえばそれまで、
あるいはただ単に忘れているだけなのかもしれませんが、
ようやく今日、年末まで忘れないであろう今年独自のイベントがやってきました。

思えば、あの感動の皆既日食(ただしワンセグ携帯越し)からもう三年なんですよね。
(参照:#1954『21世紀最強の皆既日食』2009年07月22日)
今度の日食は“金環日食”。
金環日食と皆既日食の違いは、太陽を覆い隠す月が、
地球から見て太陽より大きい(=近い)場合が皆既日食で、
地球から見て太陽より小さい(=遠い)場合が金環日食となるそうです。
皆既日食は太陽を完全に隠してしまうため、
周囲に漏れ出る環状の光を観測することになりますが、
金環日食の場合は太陽そのものが環状に残り、この時の状態を
ゴールドリングというそうです。

今回は、本州太平洋側をちょうど横断するように通るという
まさに日本での観測にうってつけな軌道となっており、
本州を通過する金環日食は1883年以来、実に129年ぶりとのこと。
……なんですが、自分はというと本州には住んでいるけれど部分日食までしか見られない
どこぞの田舎者なので、金環日食をリアルタイムで見る事は敵いませんでした。
それが分かっていたから、三年前と同様に日食グラスを買う気にならなかったのかも。
いや、実際今回は買いに行こうとして買えなかった、が正しいのですが。

01時半就寝06時半起床。
日本のどこかで日食が始まった時間に起きていることはできませんでしたが、
なんとかピーク時前に起きる事はできたので、
Twitter、Youtube、2chの各所での実況を眺めながら
日本全国からネットにアップされる日食の写真を収集しつつものんびりと朝食タイム。
ちなみにこのアパートは電波の孤島で、ワンセグすら映らないので
テレビでの中継を見る事もままなりませんでした。

金環日食が始まる前に、せめて部分日食が投影された木漏れ日を見たいという事で
今まで立ち入った事のない近所の住宅地を、公園目当てに駆け巡っていました。
途中で畑の脇に無造作に立っている巨大な木を発見したので
さっそく見てみるのですが、これといって日食らしい形は見られず。
木漏れ日や、あるいはテレホンカードの穴くらいの小さな穴を日食中の太陽光が通ると、
投影された場所に日食中の太陽の姿が映るというもので、
2009年の時は見たのにカメラに収めず、
今回は実際に見る事もできなかったのはちょっと残念。
実はここだけの話、5円玉の穴で試してみたりはしたのですが、
あれだけ大きいと意味がないらしいですね。
もうひとつ余談を書くと、実はアパートを出るタイミングで
一瞬だけ裸眼で部分日食中の太陽を見てしまい、
それから30分ほど分身して鼓膜の裏に焼き付けられた日食中の太陽が
残像として残っていました。
あれはいつもの太陽光より数倍強かったですね……。
あと数秒見ていたら死んでいたかもしれませんが、幸いそんな事はありませんでした。
ちなみに日食グラスで観測する人は、見て回った限りでは二人だけいました。

急いで帰宅すると、ちょうど金環日食の始まる寸前。
中継映像は淡々と白い太陽を映すだけのものだったので感動はありませんでしたが、
今回はその代わりTwitterや2chでアップする人達の画像クオリティがかなり高く、
今日の思い出としていくつか金環日食専用フォルダに保存させてもらいました。
ちなみにTwitter情報ですが、この後06月06日に、
8年ぶりの“金星の日面通過”というものがあるそうです。
要するに、金環日食の金星バージョンというわけですが、
金星は月と比べて非常に遠いので、日面通過という言葉からも推測できるように
米粒のような金星が、地球から見える太陽の表面を通過する事になります。
この現象はおよそ8年ごとに2回1セットで起き、前回は2004年06月08日、
次回はなんと2117年12月11日。これは流石にもう機会がないと考えるしかない。
……なんですが、そもそも日本では観測できないっぽいし
これは流石にネットで見て満足するしかなさそう。
それでも、ネットで見ることができる可能性が大いにあるのは嬉しい事ですけどね。
2117年はどういう観測方法になっているんだろう……。

と、来世紀の事に思いをはせたところで、
今日は自分の事は書かずに綺麗に終わりたいと思います。
例の相談の件やその他の云々についてはまた明日にでも。

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