#3285

交差点の悪魔


今日の出来事


昨日、大学からの帰り道にちょっとしたトラブルに巻き込まれました。
うんざりするほどの積雪と吹雪の道だったのですが、
コンビニに寄って食べ物を調達したかったので敢えて若干遠回りの、
大学に隣接した大通りを歩いていると、
コンビニから出てすぐの大通りの十字路の横断歩道前で、
なにやら何かを叫んでいる挙動不審なおっさんがいました。
ちょうどおっさんの待っている信号を自分も通らないといけなかったので、
何の気なしに横を通り過ぎると、何か呪文を唱えながら横について歩いてきました。

「あのね、○○神社って知ってる?」
みたいに言っているのを聞き取れたので、もうこれはスルーはできないなと
知りませんと返すと、
「あのね、○○神社はね、キツネが出るの。キツネに化かされちゃったんだよぉ!」
とかなんとか語りだし、
ここでようやく自分はこのおっさんが相当の泥酔状態であることに気付きました。
自分は一直線に自宅へ帰りたかったので、
なんとかして自分は無関係だし道案内もできないということを伝えるのですが、
もうまったく聞く耳を持ってくれない。
「おれぁね、もう100回はこの辺グルグル回ってんだわ!
 もうどっちが家なのか分かんねえんだわ! だから頼む、おれをさ、連れて行って、
 じゃないと俺は化かされちまうから、おまえ、○○神社のさ、知ってるか?
 キツネに化かされちゃったんだよ! おまえキツネか?」
という感じで、とりあえず最寄り駅までは付きまとわれました。
途中なんかは正面から男子高校生が二三人ほど歩いてくると
「あ、ああ、あ、警察だ、おれはもうだめだ、ほら見ろ、警察だぁ……」
と言いながら泣きそうになっていて、この人はもうダメだと心底思いました。

かろうじて駅を駅と認識する能力はあったらしく、
駅まで案内するとようやく解放されました。
最後に握手を求められ、冗談まじりに「キスしよ、キス!」とか言ってきたので
逃げるように別方面へと歩き出しました。
まぁこっちとしてはさっさと別れられて嬉しいとしか思いませんでした。
下ネタに明るい人が泥酔すると酷いんだなぁと思った次第です。
道中も結構それ系のワードがぽんぽん出てきていて、
道行く人の視線が痛かったです。
といっても男子高校生以外ほとんどすれ違った人はいなかったのですが。

自分がお酒に対して良いイメージを持っていないのは、
この手の泥酔した大人を昔から見てきたからというのが主な原因だと思っています。
といってもすべての大人がそうだと言うわけではなく、
ほとんどは祖父母家帰省中の祖父が大部分を占めるのですが……。

とにかくお酒を飲み過ぎると同じ事をひたすら繰り返すようになるみたいなんですよね。
いわゆる錯乱状態になっているんだと思いますが、ああはなりたくないと心底思います。
自分はまだお酒の美味しさというものがよく分からない人間なので、
飲酒についてとやかく言える立場ではないと思っています。
でも、少なくとも自分の許容能力の限界を超えてまで飲むことには
メリットを微塵も感じません。社会の付き合いにしても七分目くらいで十分だろうと。
まぁ、昨日出会ったおっさんは明らかに社会の付き合いだとか
そういうものとは違うタイプの酒飲みに見えましたが。

しかしまぁ、なんというか大学院入学以来、
地元民、とくにお年寄りに対するイメージが悪くなるようなトラブルに
何故かよく巻き込まれてしまっているような気がします。
若者との絡みはここまでほぼ皆無なのに、
よりによって何故お年寄りとばかりこういうことがあるのか……。
これも過疎地ならではの現象なんでしょうかね。
あるいはあれはキツネだったんだろうか?

0

コメントを残す