最近ますます減ってきている自由時間の中で、圧倒的にニュースを見る時間が減ってきています。
帰宅後RSSリーダーを一度も開かない日も増え、
あとで読むサービス『Pocket』に新規記事を放り込む機会も激減してしまっています。
そこで、去年夏頃だったかに見つけて、
その後アップデートで仕様が変わってしまったことをきっかけに使うのを止めた
いわゆるキュレーション系アプリ『Gunosy』という存在を思い出しました。
キュレーションとは、マスメディアなどの二次情報源をユーザーの嗜好に合わせて集め、
集約したものだけを表示してくれる、いわゆる“まとめ”サービス。
もっとも有名なのはおそらくまとめブログなど手動で情報操作した類なんでしょうが、
Gunosyを初めとするいくつかのアプリはユーザーの購読履歴から計算した
独自のアルゴリズムで配信するニュースを自動決定するという仕組みを持っているため、
特定の第三者に配信するニュースを全部は任せないで済む、という利点があります。
自分がGunosyを止めたときは、広告占有率が異様に増えてきたのと
アイコンがあまりにもダサかったことで衝動的にアプリを消してしまったのですが、
時間があまりにも限られている今、
キュレーション系アプリに頼ってみるのはアリだろうということで
改めて同系統のアプリをいくつか試すことにしました。
比較対象に選んだアプリは『SmartNews』『グノシー』『カメリオ』『Antenna』の4本。
まだちゃんと使い込んでいないので大雑把なイメージだけで言うと、
この中では天気予報も見やすく、
スポーツ新聞系・まとめ系の記事のピックアップが少ない傾向にある『SmartNews』が
今のところ無難な選択かなと思っています。次点がグノシー。
カメリオは指定キーワードに沿ってニュースを集めるという方式で、
興味のあるキーワードが明確ならアリですが、
それならRSSリーダーを別途用意すれば事足りるという気も。
Antennaはデザインは良く、pv数が見れるので話題性のチェックには打ってつけではありますが
やや若い女性向けな雰囲気が個人的に合わないんですよね。
選出されるニュースもちょっと若者向けに寄りすぎているという印象。
結局のところ、情報収集は自分が何を知りたいのか明確でない限りは決着がつかないわけで、
そういう意味ではひたすら幅広いだけのキュレーション系アプリだけ読んでいればいいのか、
と言われると、そうとも限らないというところに行き着いてしまうんですよね。
それなら思い切って購読数を絞ってしまうのも手だと思うのですが、
その“絞る”ということをここ数年RSSを使っていて一度も実現できたことがないので、
簡単には実現できなさそうな気はします。