#4221

原点回帰の夏 -前編-


今日の出来事 文化

1日目。

ゴールデンウィークは帰省しないのが定着しつつある近年では
夏帰省は年二度のうち最終回にして冬以来8ヶ月ぶり。
しかも今回は前回の夏が冷夏と台風上陸で散々な一年だったということもあり、
気持ち的には二年ぶりくらいの感覚でした。

10時半起床、起床直後にすぐに出発ということになり大急ぎで支度。
コーヒーだけを口に入れて親の車に乗り込み、1時間半程度を高速道の上で過ごしました。
実家から親の実家まではほぼ高速一本道のみで行くことができ、
トンネルが比較的多いものの曲がりくねった道もなく、乗っているだけの人間としては
割と快適な道であるように思います。昔はこれでも車酔いに悩まされたものですが、
今回は普通に音楽聴きながら延々妄想しているだけですぐに過ぎていきました。
ただ、前回ほど着想ログは捗りませんでしたが。

到着後、祖父母家に行く前にまずは近隣にある有名ラーメン屋へ。
少なくとも17年前から行っている祖父母家帰省の定番の食事処であるこのラーメン屋も、
数年前に県内の雑誌に紹介されてからは帰省シーズンになると混みまくるため
最近はさっぱり行けなかったのですが、今回はお盆休みから少しズレたタイミングともあり、
あっさり入れました。一口目の懐かしさと美味しさは格別のものでしたが、
大盛りを頼んだら最後の十口くらいはさすがにキツかったです。油ギトギトなラーメンだからか、
見た目以上にお腹がふくれやすいみたい。

ラーメン屋を退店後、まだ祖父母家には行かずに今度はこちらも定番の万年雪を見に行くことに。
こちらも昔からよく見に行っていますが、記憶の限りでは2003年くらいが最初で、
幼少の頃は行っていなかったんじゃないかと思います。
祖父母家周辺は山に囲まれたド田舎で、その中でもとある山は普通の車で行ける場所に
越年する雪が見られる場所があります。
近年はそこで万年雪を観察・研究する人までも現れ、立て看板まで立つようになっていましたが、
今年はついにその研究者本人と遭遇しました。曰く、今年はここ10年でも最大の積雪量とのこと。
例の天然洞窟がさらに凄いことになっていたので、
今年は勇気を出して20mほど奥地へ進んでみました。そのときの写真がこちらです↓
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洞窟入口は霧が立ちこめていて、正面に立つとさながら異世界の入口のようでした。
洞窟内部は雪解け水が雨のように降っている上に、当然ながら真っ暗のため、
もっと進むためには傘と強力なライトが要りそうです。
まぁ、その気になれば無くても進めるのでしょうが、万が一のことを考えてやめておきました。
この洞窟は雨や雪解け水によって作られたものらしく、
以前は山頂側と麓側で洞窟が明らかに貫通して天井が薄くなっていましたが、
今回は麓から見た限りでは出口はまったく見当たらず、本当に真っ暗でした。
山頂側が反り返っていて、その内部に出口が隠されていた可能性もありますが、
なにしろ麓側から山頂側まで、積雪地帯は200mはある上に急な勾配となっているため、
確認するのは容易ではなく、大抵いつも麓側をみんなで見て終わりになります。
次回は山頂側も見てみたいですね。無事に雪が残っていればの話になりますが。

万年雪を後にして、ようやくここで祖父母家の玄関をくぐりました。
まだ誰も到着しておらず花火までの時間もあり、さっそく暇な雰囲気になってしまったので、
ここぞとばかりに一年前に買ってずっと隠し続けていた
』の「基本セット2015」を解禁してみました。
ちょうど去年同時期に個人的にプチブームになったときに一式揃えていたものの、
夏の多忙期やら、無計画による失敗やらで紹介するタイミングを見失ってしまい
以降ずっと放置されていたMTG。
カードプールが17年分の歴史そのままである遊戯王OCGはゲーム全体を把握するのも大変だし、
デッキを作るにも一定のハードルがありますが、
MTGはTCGの開祖だけあって実に23年の歴史を持ついっぽう、
「スタンダード」という直近2ブロック分のカードで戦うというルールがあります。
遊戯王OCGでも「第X期」という呼称で発売日ごとの区分けが存在しますが、
スタンダードは第9期なら第9期だけのカードで戦うというイメージです。

今更2つ目のTCGを提案しても、各自がデッキを作るのは意欲的にも金銭的にも無理がありますが、
カードプールがごく限定的なら、自分がそれ全体を大人買いしてしまって、
カード全部を共有物にしてしまえば、それぞれの金銭事情で組めるデッキに偏りも出ないし
カードプール全体を把握するための時間も少なくて済むので良いのでは、
と思ったのが『基本セット2015』を買い占めたそもそものきっかけでした。

MTGでは都合のいいことに基本セットごとに構築済みデッキ5種類と
「デッキビルダーセット」という、デッキ改築のための初心者用カードセットがリリースされるので
これふたつくらいなら金銭コストも大したことが無いし、
何よりも準備無しの状態からいきなり対戦できるという利点があります。

というわけで従弟到着までの空き時間は、5つのデッキを開封して
それぞれ適当な組み合わせで対戦していました。ルール説明で躓くかもという心配もありましたが
全員が遊戯王OCG経験者ということもあって割とすんなり理解してもらえました。
ちなみに自分は初戦を【大衆の意志】という緑白の二色デッキで戦い、なんとか勝ちました。
《女王スズメバチ》というクリーチャーが戦場に出るのと同時に
4体もの接死持ちトークン
(接死=ダメージを与えたクリーチャーはタフネスが残っていても破壊される) を生み出すという
反則級の力を持ち合わせているため、これさえ出せれば勝てるくらいのイメージ。
二戦目には赤黒複合の【冥府の介入】を使ってみましたが、
これの勝負途中で花火の時間となってしまったため、勝負は引き分けとなりました。

去年の苦い記憶が残る地元の花火大会は、しかし今年は快晴ということもあり、
珍しく目立ったトラブルもなくかなり順風満帆に終わってくれたという印象です。
司会進行を地元中学生放送部員が担うという性格上、若年層向けになってきているというか、
露骨な地元アピールが目立つというか、
一言で言えばチャラくなっている雰囲気が否めないのが近年の花火大会のイメージでしたが、
今年の放送部女子部員はあどけない声ながらも進行役としてそこそこ板に付いていて、
決して悪いイメージはありませんでした。
カウントダウンでのスタートは相変わらずでしたが、
今年は実質二年ぶりということもあって観客席のテンションも高く、
最初の一発目の打ち上げ合図で大きな拍手が巻き起こったのが印象的でした。
隣の観客が「拍手で始まる花火大会ってのも、なかなか無いよね」と言っていたのが
妙に記憶に残っています。

帰宅後は、祖父母家帰省でいつも男子一同が独占する部屋の冷房が壊れていたため、
祖父が空けてくれたもうひとつの部屋 (かつての女子部屋) に全員で移動することになりました。
ちなみに集まりが悪くなって久しい従姉妹ですがまったく来ていないというわけではなく、
今年のゴールデンウィークなどには何人か来ているみたいです。
冬帰省などは比較的今でも良く会っている印象。

移動先の部屋で遊戯王やらMTGやらで盛り上がっていると、階下から声がかかりました。
改めて夕食をということで呼ばれたのですが、言ってみるとただの酒の席で、
夕食と言っても酒のつまみがいくつかある程度でした。
未成年組が早々に退散したのは言わずもがな、成年組も今回は酒好きはいないため、
乾杯して一杯だけ付き合ったあと、親世代をほったらかして退散してしまいました。
まだまだ親世代・祖父母世代との飲酒の壁は高いようです。

プチ夕食後は遊戯王OCGが盛り上がり、自分は【インティ&クイラ】と【マドルチェ】で参戦、
前者は負け、後者は勝ちました。
今回の参戦はこれだけでせっかく準備した八つ目も日の目を見ず、
30デッキの総当たり戦どころではなかったのはちょっと反省。
というより、二人しかできない遊戯王OCGだけで過ごすというのは、
デッキを持たない人間もいるメンバー的にはどうしても限界があるのかも。

弟が遊戯王OCGで盛り上がっている脇でMTGの続きも盛り上がり、
第三戦は青赤複合の【ドラゴンの秘宝】で戦い、
中盤で出せるカードがなくなってしまい負けました。
このデッキに入っている《アーティファクトの魂込め》というカードがとても面白く、
これ専用のデッキを作りたいと考えるほどなのですが、
遊戯王OCGと違ってサーチする手段に乏しい現状だと
一種を主軸としたデッキを新しく作るのはなかなか難しそう。
カードの効果のみならずカードデザインもなかなか面白いですね。
MTGは遊戯王と違ってコミカルな要素が削られた硬派なカードデザインという印象ですが、
単純にイラストの緻密さで言えば相当高いレベルにまとまっていると思います。
緑青デッキの【怒濤の進撃】に入っている《珊瑚の障壁》なんかはPCの壁紙にしたいレベル。

遊戯王OCGとMTGが一段落したあとは『Talo』という積み木のようなボードゲームで遊びました。
これは10面ダイスを順に振っていって高さが1~10のブロックを置いていき、
1ターンに一段だけ昇降できるコマを動かして誰よりも高くを目指すというもの。
ただ登るだけではなく妨害もでき、トラブルが続発したこともあってなかなか盛り上がりました。
ちなみに自分は3戦中1位2回で2位1回という好戦績でした。
最大4人でしか遊べないので5人以上集まる場には不向きではあるものの、
帰省のような場で遊ぶものとしてはなかなか良いかも。

その次は5人でもできる『ドミニオン』で遊びました。
ボードゲームの定番ともなりつつあり祖父母家帰省でもこれで三度目ですが、
結局この日にプレイしたアナログゲーム各種の中ではこれが一番盛り上がり、
01時半頃から初めて04時までやっていました。
他のアナログゲームではそこそこの好戦績だった自分ですが
『ドミニオン』だけは最高3位でさっぱり勝ち筋を見つけられずに終わってしまいました。
久々の夜更かしともあって中盤以後はかなり眠かったというのもありますが。

『ドミニオン』終了後は自然と寝る流れになり、久々に冷房かけっぱなしの部屋で熟睡しました。

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