#4306

蚊帳外のゲーマー


ゲームのプレイ日記

年内に第一弾が発売されるということで少なからず期待のあった
任天堂×DeNAによるスマートフォン市場参入。
その第一弾がついにベールを脱いだのですが、なんとも反応に困っています。

第一弾アプリは『miitomo』。Wii以降、ユーザーとゲーム世界の橋渡し役として定着している
“Mii” が、今度はユーザー同士のコミュニケーションの橋渡し役になるという、
公式曰く「ネタふりコミュニケーション」アプリ。
ユーザーはMiiからいくつか質問を振られるので、それに答えておくと
Miiがフレンドの部屋に遊びに行ってその質問と回答を使って会話するというものです。
Twitterで言うところのAsk.fmのようなサービスに、
さらにワンクッション置いて消極的な人にも参加させやすいようにした、というイメージ。

確かに、純粋なコミュニケーションアプリとしては魅力的だとは思います。
特にTwitter、Facebook等にまだ抵抗があるような若年任天堂ゲーマーにとっては、
スマートフォンでのコミュニケーションの入口としては健全だし、取っつきやすいかと。
しかし自分のようなそれに当てはまらないユーザーにとっては、
そもそも今回の発表が「ゲームではない」という事実によって
のっけからはたき落とされ蚊帳の外に追い出されたような気分になったことは否めません。
今まで、任天堂が出すアプリということで無条件になんらかのゲームだと信じていましたが、
今回の発表をよく読んでみると確かに一言もゲームとは言ってないないんですよね。
勝手に期待して勝手に欺されていたということなんでしょうが……。

任天堂はWii U以降、Miiを使った独立したコミュニケーションの場を作っていくために
いろいろと試行錯誤しているのは伝わってくるし、
たまーにゲーム別コミュニティスペースをのぞいてみると
若年層を中心に結構盛り上がっているので、需要があるのは確かだと思うんです。
しかしネットユーザーの中心世代にとっては、
ゲームのためのコミュニケーションツールはTwitter、LINE、
あるいは最近だとLobiといった代替ツールがすでに定着しているわけで。
さらに、すでにひとつのコミュニケーションツールに居着いた人というのは、
同時並行で二つ目のコミュニケーションツールを提供されても
よっぽど特徴的だったり、使い分ける事情がないと続かないことが多いと思うんですよね。

そういうわけで自分にとっては任天堂のコミュニケーションツール提供に関しては、
ゲーム売り上げに影響するかと言われるとかなり懐疑的に見ている向きがあって、
それだけに今回の発表はことさら腑に落ちませんでした。
まぁ、今回はいろいろとゴタゴタがあった直後なので仕方ないのかもしれませんが、
今回の発表がこれで、しかも提供は来春まで延期と言われるとさすがにちょっと落胆です。
果たして第二弾は本当にゲームなのか、
というところまで期待値が落ちたところで挽回はあり得るのかどうか。
今後もほどほどに注目していきたいと思います。

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