#5517

快走の頂点


音楽


Ready To Rockit Blues ~dj TAKA remix~ – SLAKE (remix by dj TAKA)
』(2004)

2007年から集め続け、今やジャンル別1位の3,396曲を数えるまでになったBEMANIサントラ。
そんな、我が音楽ライブラリの表の顔ともいうべきジャンルの中から、
全曲史上3番目にしてついに1000再生突破曲が出ました。

この長い名前のアルバムは、IIDXのちょうど10作目の稼働を記念して作られた
シリーズ初のリミックスのみを収録したアルバム。
収録されるリミックスの原曲はいずれも10th Styleに収録されている楽曲群であり、
それらを名だたるリミキサーやトラックメイカーがリミックスしています。

いわゆる「リミックス」としては、どちらかというと原曲を破壊している部類に入ります。
どれもこれもかなり大胆にアレンジされていて、もはや原曲の面影がないものも。
それでいてクラブハウスでかかってそうなテクノ調、というのが大まかなコンセプトです。
ただし、一部楽曲はかなり崩壊していて上級者向けなところもなくはないです。
単曲としては素晴らしい楽曲はありますが、アルバムとしての個人的な評価は中の下。
2019年01月期現在の平均レートは★2.23となっています。

この楽曲、「Ready To Rockit Blues」も原曲の雰囲気を破壊し尽くして再構築した一曲。
それは余計な要素を一切排除した、純然たるテクノです。それ以上でもそれ以下でもない。
でも、その疾走感たるや、数千曲という音ゲー楽曲を聴き続けて、
未だにこれを越える楽曲と出会っていません。宇宙空間のトンネルを走り抜ける、そんなイメージ。
リミックスなので譜面は存在しませんが、
beatmania IIDX史上最高難易度の楽曲「冥」のAnother譜面を彷彿とさせるような、
いかにもなスクラッチの連発、階段、乱打といった要素が音として表現されています。
そして低速から一気に高速連弾へとヒートアップしていく様は、まるでジェットコースター。

ライブラリに入れてからかれこれ9年余りが経ちましたが、
通勤のお供に、目覚ましに、とにかくテンションをアゲたいときにこの曲を聴きまくってきました。
頭の中でオリジナルな譜面を作ってAutoplayしてみたり、
トンネル内を疾走するスマホゲーム『Boost 2』のBGMに設定して臨場感を味わってみたり。
シンプルであるがゆえに飽きないんですよね。
単純にテクノとしての疾走感を存分に味わいたい、それ以外は要らない。
そんなときにピッタリの楽曲だと思います。

音ゲーファンにはもちろん、疾走感を追い求めている人、またはテクノ好きにもオススメ。
この1曲だけでアルバムを買う価値は十分にあります!

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