#900

一歩目の詩

そろそろ始めなきゃ―― うつ伏せながら思っても 何もできないと分かってるのに そこから動けなかった “今頑張らないと――” と言い聞かせられてきた そうだねと笑い済ましてた 実はなにも分かっちゃ、いない このままじゃ ダメだ 変わるきっかけが欲しい 変われる自分でありたいと 祈るだけで なにも変わらない 何かしよう なんでもいい すれば分かるよと小さな事を初めてみても 影から “――お前 そんなことしてるの?”と言われる 取り残された アナログ時計の秒針の音がやけに 部屋に響いた そうだ こうしてる間にも時  [続きを読む]