3DS#15
『モンスターハンター クロス』
DL版価格:5,989円 (税抜き5,546円)
パッケージ版価格:6,264円 (税抜き5,800円)
販売:カプコン
発売日:2015年11月28日
購入日:2015年11月28日
備考:あらかじめダウンロード対応、拡張スライドパッド対応
2014年の『モンスターハンター4G』以来となるモンスターシリーズ最新作。ナンバリングタイトルでもポータブルシリーズでもない新たな路線での第一作ということで、『モンスターハンター4』以降のシステムをベースとしつつも、初代から登場する人気モンスターが総登場しています。また新しい拠点 “ベルナ村” の他にも過去作で登場した三つの村を訪問することができたり、その他の村で登場したキャラクターがゲスト登場してクエストを渡してきたりと、シリーズを通してプレイしてきたプレイヤーが新鮮味を感じつつも懐かしさを味わえる仕組みになっています。
今作では新武器の追加が無い代わりに、14種の武器それぞれで四種類の「スタイル」を選択できるようになっており、選んだスタイルによって追加アクションを出したり、各武器ごとに習得できる派手なスキル “狩技” を発動できたりと、アクションの幅が広がっています。またハンターの操作だけでなく今作ではオトモアイルーをプレイヤーが直接操作する「ニャンターモード」が実装されており、一風変わったモンスターハンターを楽しむこともできます。
これまで一体だった新メインモンスターは、今作は“ディノバルド”を筆頭に“ガムート”、“ライゼクス”、“タマミツネ” と個性豊かな四種類ものモンスターがすべて代表格となっており、その他にも何体かの新モンスターが登場します。反面、亜種や希少種といった原種以外のモンスターの登場は(HR35まで確認した限りでは) やや控えめとなっており、代わりに各モンスターの“獰猛化”、“二つ名” といったより強力なモンスターが登場します。基本的には過去作に登場した40種以上のモンスターの討伐が本作のメインクエストです。
本作では武器・防具強化で特定の素材を指定するのではなく、カテゴリ内であればどんな素材でもレベルアップ材料にできるシステムが導入されており、体感的には『モンスターハンター4』と比べるとゲームバランスはかなり良い調整がされているという印象です。なお前作に引き続きインターネット上での協力プレイは無料となっています。前々作で改造データ蔓延の温床になっていた探索クエストが今作では廃止されているため危険性は薄くなったと言えますが、ネット上での協力プレイのみで集会場クエストを最後まで進めるにはかなりの根気が必要です。