#350

祈願詩


創作 空想


「願わくば、この世界に平和が訪れますように。」


なんて言葉 馬鹿げてると笑われる時代

誰かがどこかで苦しんでいるからって

俺の知った事じゃないといったって

結局僕等は運命共同体だって

でも実感のない日々送る

踏みしめられる大地はただ

踏みしめられるだけのいのちを刻む

踏まれて絶えてったいのちはだれかのバネになり

それを平和だって謳う人達「犠牲はつきもの」だってさ


織姫と彦星 重なる事なく隔たりの向こう見つめ合う

輝け オリヒコボシと隔たりの星達よ

輝け 決して叶わない夢達よ

輝け 全ての銀河


そして届け 大地でささやく無限大の願い達よ

いつか届け 祈り 願う 詩を


きっと・・・。

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18作目。タイトルはそのまま「祈願詩」ですが、裏設定では「ねがい詩」とも読みます。
前者だとありがちなので後者の方で読んで頂けると光栄です。
今日は七夕だと気付いたのが3日前で、この詩を作ったのはついさっきです。
6月12日以来、前もってストックしていたのを、日を選んで掲載という手順でしたが、
今回は珍しく(というか久しぶりに)、作った日に公開です。
そのままの意味で“祈り、願う詩”。略して“きがんうた”です。“し”ではなく。
で、内容は平和を願う事の愚かさとはかなさ、そして七夕を織り交ぜています。
「俺」とわざと表現したのはカッコつけです。
ちなみに人が困っているのを無視するのはカッコよくないと思います。


―僕が七夕としてなにか願うとしたら・・。
例えば恋に溺れてみたい、とか、頭が良くなりたい、とか、
心を開ける人間になりたい、とか色々ありますけど、
所詮それは努力から生まれるものであって、“願う”のは烏滸がましいと思うので、
あえてこんな事を願ってみたいな、と。

『不運な事よりも幸運な事が沢山、起こりますように』

つまり運が良い悪いはどうしようもない・・ですよね?

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