#402

紙飛行機の詩


創作


夢を描いたその紙で紙飛行機を作って 風に乗せ

誰かに届けと溢れんばかりの想い 背中にかかえ

また新しいキャンバスとにらめっこ

少年は今日も夢を描く

空を見上げる上昇気流

また少し夢を浮かせる

きっと誰かに届くはず

だってみんな同じ空の下

夢は叶うと信じてる

届かない空じゃない

張り付いた地面でもない

今 目の前の希望だけが

光って 混ざって 浮いて 気が付いて

少年だけに見えるものとなり

それが描くべきものだと

いつか母親が教えてくれた

少年はまた筆を執る

誰もが想える夢でなく

個性に溢れた絵を描くために

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27作目。夏詩8作目で、“この世の中”と“夢”を結んだ詩です。
現代は色々な悩みはあるけれど、夢に触れられる機会も多い。
それから絵描きを目指す少年の絵と重なる“個性”。
これらの表現を重視しました。
先月21日に授業中に作った第1連を伸ばしたものです。
本当はもっといい表現があったのですが、書かないうちに忘れてしまいました・・。
メモって大事だなとか思いました。

紙飛行機の詩” へのコメントが 2 点あります

  1. ”本当はもっといい表現があったのですが、書かないうちに忘れてしまいました・・。
    メモって大事だなとか思いました”

    これ、とってもわかります!凄くいい言葉が浮かんでいたのに、忘れてしまったとき、とっても残念ですよね><

    メモは大事だと、私も痛感しています。

    一期一会というように、言葉との出会いも大事にしたいですね

  2. いや、まったくもってその通りです。
    “後で思い出せる”と思ったら間違いでした・・。
    その場その場のアイデアをつなげることでよりよい文章が生まれるとしたら、
    やっぱこれからはそういうのを思いついたら即座にメモしようと思っています。

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