#406

花火の詩 -dialogue ver.-


創作


大きな火の玉が打ち上がるたびに

頭を上げて空 扇ぎ

大きな火の玉が花開くたびに

音と共に空 輝き

人々を照らし 遅れて届く音もまた花火らしいね

人が想い込めて作られたひとつの玉

花火師の汗がにじんでる

たった一瞬のために苦労するなんて

人間って変わり者だな

――けどね、だからこそ味わえる

その喜びを 感動を 分かち合えるからこそ

ヒトは笑い合えるんだって

これって凄い事だと思うな

なんだかよく解らないけど

でもひとつだけ分かる事がある

なに?

それはね、

さっき打ち上がった三尺玉が

すっごく綺麗だなって、さ

夜空だから見えないはずの花火達が残した煙

次に散っていくヒカリがまたその足跡を明るく照らす

紡がれていく想い

ずっと忘れないでいた方が

幸せだなって、さ

—————————-
28作目。“打ち上げ花火”の詩で、夏詩9作目。
会話形式の詩です。以前にも似たようなものを作りましたが・・。
まぁこれはより会話らしくしています。
花火、綺麗だったなぁ・・。

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