#946

18


独り言 自分


18歳になった。また1つ歳をとってしまった。
果たして、今の自分に去年の自分を馬鹿にする権利はあるのか。
果たして、今の自分は去年より二乗三乗と成長できただろうか。

18といえば、方々で“大人”と認められる境界線の歳だ。
男も結婚できるようになり、自動車免許を取れるようになる。
果たして僕に、それらをする勇気があるのか。いや、おそらくは無いだろう。
まだ全然僕は子供だと思う。
身体でさえ、そんな数字に見合うほど成長していない。
立派に18年間転ばずに突き進んできたのは、時間だけだ。そんな気がする。

同い年の周りを見てみても、本当にみんながそんな年齢だとは思えない。
大人になろうとする人達と、大人になりたくない人がいる。
僕は後者だと自覚しているし、そんな人が見た限りでは結構いる気がする。

あと2年経てば選挙権を持ち、成人になってしまう。
さらに何年か経てば大学を卒業し、社会人になってしまう。
そんな自分が想像できない。惚けた目で趣味に走るような生活も、あまり想像できない。

果たして、これから自分はどうなってしまうのだろうか。
一人称の物語は、これから坂を登ろうとしている。
その急斜面に付けられた名は、「不安」――。

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