#1971

夜空に咲く花の下に #2


今日の出来事 文化


夏休み8日目にして祖父母家帰省前半2日目。

前半はまさにこの日の花火大会のだけために来ているようなものでしたが、
正直言って天気予報やらここ数年の花火大会での出来事を鑑みると
花火への期待よりも不安が上回っていたというのが正直なところ。
10時に起きてからしばらくすると突然小5の従弟とその親が来ました。
ようやく帰省らしくはなってきたとはいえ、弟が延々モンハン3をやっていて
従弟はそれを鑑賞するのが主だったというのもあって、
なんだからしくないなぁ、と思う感情はこの頃常に感じていました。
昼食は祖父手製のカレー。
それも食べ終わってしばらく経つと、帰省前半の逆転劇とも言える出来事が。
なんと来ない予定だった小5じゃない方の従弟(=自分より1歳下、この従弟の事を
このブログでは単に従弟と呼んでいます)がこちらに向かっているとの情報が。
彼は祖父母家帰省のキーパーソンとも言える存在なので、
来てくれるとしたらこの飽和状態の自分たちにとってこれ以上の逆転劇はない。
確認の意味でメールを出してみると確かに向かっているとのことで、
到着予定時刻までは適当に時間を潰していました。
昼食から4時間半後、その従弟が大量の荷物を抱えながら登場。
それからまもなく、小5の従弟の父主導で花火大会会場に出向くことになりました。

去年席取り役だった従弟の到着が遅かった…というより本来 来れないはずだったので
今年は四国の親戚と祖父で席取りをあらかじめしていたんだそうで、
自分たちは車3つに分散して全員でそこへ向かうのみということに。
ちなみにこの時に僕は先述の親戚の子供の女の子2人とたまたま同じ車に載って
隣り合わせになったのですが、当然のごとく会話は皆無でした。
いや、なんていうか、10歳年下ともなると怖がられている感があって近づきにくいというか…
親戚なんだからそんな配慮いらんだろ、という気持ちもあるのですが、
再従妹(はとこ)という位置関係(多分)というのもあって、
なんていうか親戚という感じが薄いというのが否めない……。
相手の立場で今考えてみると、ちょっと自分たちは排他的だったかなと思ったりもします。

それはさておき、例年通り駐車場から歩くこと約10分。
祖父たちが取っていた席というのは有料エリアギリギリの場所で、
いつもより小さいブルーシートの上で四国の親戚家族が既にくつろいでいました。
この日の夕食はそこで。これも例年通り。
この時に一瞬だけぽつぽつと雨が当たって、
非常に嫌な予感が頭を過ぎりましたが、数分経つと雨は止んでくれました。
ブルーシートを引いた場所は、前回の様に周りの客から迷惑を被るような場所ではない代わり、
祖父たちが見落としていたのかアナウンス用の大音量スピーカーがすぐそばだったため
最初はそれにかなり悩まされました。思えば打ち上げ開始以後は完全に慣れてたな……。

打ち上げ開始まであと1時間半。とても暇だったので小5の従弟と弟とワンセグを見ていたら
電波の具合で映像が乱れるのが結構面白く、興味のない番組だったのに
変な顔がアップになった瞬間に画面が止まったりとなかなか空気の読める電波だったりして
おかげさまで笑いまくって一瞬で待機時間がすっ飛んでいきました。
祖父母家は完全に受信できないのですが、何やら花火大会会場はギリギリの場所にあるようで
それが暇つぶしとしては吉と出たようです。
普段一人でワンセグ見ているときは
映像の乱れはストレス増加以外の何物にもならないんですけどね。

そうやって飽きずにワンセグを見続け、いつの間にか打ち上げ開始3分前に。
そろそろワンセグも切るか……と思っていると突然画面が切り替わりました。
まさかの着信。しかも、もう今年は来ないと内心思っていた高校時代の友人から。
花火打ち上げ開始寸前を知らせるアナウンスと音楽がすぐそばのスピーカーから鳴り響き、
とても通話ができない状況だったというのもありますが、
それを抜いてもとにかく混乱した1分半でした。
なんといっても高校時代の友人に対しての態度はここ2年間で反省すべき事が山ほどあって、
それに本格的に気が付いたのが多分今年になってからで、
そうなってから最初の電話ともなれば、切り捨てるようなことは絶対にできない。
かといって、花火大会打ち上げまであと1分を切りそうなこの状況。
地元の花火大会を一緒に見ないかという誘いの電話だったのですが、
その花火大会というのが帰省前半が終わる明日というのもあって
行けるかどうかは完全に五分五分。親に確認すればいいのですが今はそれどころじゃない。
もうパニクりまくった自分は結局「あとで電話する」とねじ込む形で電話を切り、
そしてまさにその次の瞬間に最初の花火が打ち上がりました。

花火大会の事も例年解説しているので、去年から見ている人がいれば今更な事なのですが
自分たちが見る田舎の花火はいわゆる海上花火大会、浜辺で見るというものです。
全部でおよそ1,500発、プログラム上は70回に分けて打ち上げられ、
打上前に逐一「××の提供、五号七号対打です。ご声援ください」とアナウンスが入る
小規模なものですが、自分たちにとってはこれが“普通の花火大会”として
幼いころから毎年見てきました。
正直、五号玉2連発といったものはとっくに見飽きてしまっていたのですが、
今回はそれに輪をかけるアクシデントが2つもありました。
まず、例の景気悪化でこの花火大会も経費削減をせざるを得なかったのか、
新しいタイプとして「仕掛打上」というものがプログラムのあちこちにあったのですが、
実際には端的に言えばそれはスターマインの小規模版。
最初は見慣れないその打ち上げ方に驚いていましたが、
全く同じの打ち上げが十何回と登場したもので、中盤以後は飽きてしまいました。
そこへ来ると一尺玉の打ち上げなんかは何年経っても飽きずに見ていられるのですが
どういうわけか打ち上げ時間中は完全に無風になっていたからか、
打ち上げ場所から煙が飛んでいかずに打ち上がる花火の大半が煙で隠れる始末。
開花の瞬間に雲のような巨大な煙が一気に発光する様はある意味新鮮で、
また隠れない時もあったので完全に興醒めというわけではありませんでしたが、
打ち上がるたびに「あーーー」と落胆する周りの観客には少しだけ不快感を覚えました。
これが2つ目のアクシデント。
あと、アクシデントというほどでもないですが、
最後の大仕掛けの時にナイアガラを見ようと観客みんなが立ち上がり始めると
「座れー!座れコラァ!!」
と叫ぶおっさんが後方にいたのはなかなか不快でした。
単純思考で考えれば気持ちは分からなくもないですが、
一人立ったら済崩し的に総立ちになるのは誰でも当然と思うわけで、
それを一人の観客が統制しようとするのは無様な自己主張以外の何物でもないだろと。
大体自分たちのすぐ前の観客は有料席の人達なんだから文句言えないだろと。
2002年夏帰省だったかに同じような事をしてきたおっさんを思い出すなぁ……。
あの時は自分たちのすぐ背後に折りたたみ椅子に踏ん反りかえっていたのですが、
同じく大仕掛けになって自分たちが立つと、突然「座れ、この野郎」と
自分と隣にいた従姉の頭をはたいてきたんですよね。
いや、周りみんな立ってるじゃん……と、
当時は従姉やら従弟やらと花火大会終了後に散々愚痴をこぼしていた記憶があります。

これらをマイナスのアクシデントとすると、
まさに祖父母家近くのこの花火大会は2007年の通り雨事件、2008年のDQNカップル事件に続き
3年連続で嫌な目に遭ったということになります。
なんでも回を増すごとに結構この花火大会も有名になってきているらしく、
田舎にはそぐわないような若者も結構見かけるんですよね。
お前らは素直に東京の花火大会にでも行ってろとつくづく。
中身のない愚痴であるのは承知の上です。

花火大会からの帰路で父に明日の帰宅時間を聞き、
祖父母家に到着後、とりあえず打ち上げ寸前に来た高校時代の友人にリダイアル。
ちょっと積極的になるには違和感のある心持ちがしたものの、
明日18時に新潟駅集合という約束を取り付けて、この件は一段落しました。

あとはカップうどんをすすったりもした後、従弟との就職活動絡みの雑談に花が咲きました。
5月から考えてきた事の一部を誰かに伝えるいい機会だったものの、
舌足らずで自分の言いたい事を上手く表現できなかったような気がしなくもない……。
ひとつ言えるのは、一昔前みたいにゲームの盛衰だとか小学校時代の思い出とか、
近未来の予想とか片思いの恋愛とかという感覚的で話すだけで面白い事よりも、
より現実的で自論を展開していって、理解するために頭を高速回転させないといけないような
小難しい話がメインだったような気がします。テーマのせいというのもありますが、
おかげさまで雑談中は弟の出る幕が全くありませんでした。
話題は、最初は05~06月にこのブログに“独り言”で書いたような就職関係の話題でしたが、
そこからいつの間にか『今の記憶を持ったまま年齢を戻せるとしたら……』
といった非現実的な話題になっていきました。死がどうのこうのとか。

雑談が終わって、従弟が何やらお手洗いか何かの用事で階下に行くと、
何やら青ざめて帰ってきました(実際には青くはなっていませんでしたが)。
「ゴキブリが出た……」
そしてそこから始まった余談的な雑談のテーマはゴキブリ。
さらに、どういうわけかDSiウェアの『うごくメモ帳』を使って
ゴキブリのアニメを作る事までが流行ったりしました。
結局実物は従弟以外誰も見ることはなかったのですが。
多分全員が一斉に遭遇したらこんなにお気楽にならずにもっと深刻だっただろうな……。
6.5事件を思い出したのは言うまでもなし。

DSで通信対戦といえば先述した計画帰省時代(2004-2008年)のメインイベントでしたが、
今回は思い返せばびっくりするほどDS要らずの帰省でした。
再三書きますが本来花火大会だけための帰省なのでそういう理由もあるのでしょうが、
ともあれこの2泊3日でまともにした通信対戦は『世界のだれでもアソビ大全』約1時間のみ。
いつの間にか3時を越えており、これから徹夜するか否かという話に。
結論はどうせ明日は正午に出発することだしと言う事で、徹夜する方向になり
従弟の提案で麻雀で時間つぶしを始めました。
普通の麻雀ではなく、3人で「17歩」。これもここ1年の帰省の定番で、
解説すると『賭博堕天録カイジ』という漫画に登場するオリジナルルールの麻雀。
一行で説明すると、34牌から好きな聴牌形を組み合わせて17順以内にロン和了を目指す、
という、結構特殊なルールです。詳細は割愛。
満貫(4飜)縛りというのもあって結構強力な役が連発したりするのですが、
今回は2時間半を通して一度も役満が出ずに終わりました。倍満まで行ったんだっけ?
なんだか自分は麻雀自体久々すぎてさっぱりアガれなかった気が。
相変わらず従弟が強すぎて圧巻……。とはいえ、久々故に楽しい2時間半でした。

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