#2133

振り返った思い出 2009


独り言 自分


2009年がもうすぐ終わる。

この文章は、あと4時間で祖父母家へ向かうという夜明けの時間に徹夜をして書いている。
いつも当たり前のように年末に書いていたこれも、
ここまで追い込まれて急かされるようにして書き始めたのは今年が始めてだ。
この事に表れているような、いわゆる計画失敗のツケを今年は沢山味わった。
去年の自分が同じ時期に“成長点”だと言っていた、
年間計画を立てる事のツケを、丸一年かけて支払い続けた年だった。
2009年の自分の総括として、マイナス面を挙げるとすればまずこの事を思い浮かべる。

01月02日、帰省から帰ってきたばかりの自分は
「今年はとりあえず何も目標を立てない」と言って一年を改めて始める。
断固としてそうしようと思っていたわけではないが、
その裏では、この時点で去年の大計画に対する不安のようなものがあったのかもしれない。
2009年というものが今までとは違う“新年”のようにも見えていたというのもある。
これが予感だとしたら、確かに今年はその時の自分の予感の通りになった。

2009年は世間にとっても自分にとっても、激動の一年になった。

01月と言えば成人式、そしてニンテンドーDSi。
今年をゲーム趣味の復帰年にしようと思ったことはなかったが、
今にして思えば唐突にしろこの時期に本体を買ったのはいい契機だったように思う。
大学2年生としてのクライマックスはDSiウェアに頼る毎日だった。
02月、さっそく一年計画を始動させるつもりで意気揚々と春休みを迎えるが計画は即挫折、
ゲームの方もこの頃は実家にいながら暇だ暇だとつぶやいていた気がする。
03月、春休みの後半は、ゲーム面で状況を打開しようと行動に出ることになる。
この時に出会ったマルチプレイRPGという分野は、
これからのゲーム趣味や帰省を大きく左右する事になりそうだ。

そしてそんなPS0ブームが最後まで続いた春休みの最後が、
そこから後の9ヶ月の自分を形作る思考回路ができたきっかけだった。
まずは、就職活動、単位、バイトといった現実問題を一気に目の前にして、
生まれて始めて、生活相談をしに自分から他人に赴いた。
そこで得られた事はほとんど無いに等しい。
むしろ、その時にそんな行動力がありながら
その諸問題を解決出来なかったことに対して我ながら疑問に思う。

大学3年生になった04月。
もはやこの後に散々書くことになる様々な事の起点がこの月で一気に起きた。
その原因の大部分は、去年のこの頃から始めた某巨大掲示板にある。
04日のテポドン発射騒動あたりをきっかけに、
どういうわけかどっぷりとVIPに浸かっていた毎日。
まずは09日、その掲示板をきっかけに、
今年はハマる事は無いだろうと思っていたアニメを観て以後3ヶ月ハマり、
次に19日、未だに良かったのか黒歴史なのか分からない、
掲示板でブログの相互リンクという去年の自分なら絶対にやらないことをやっていた。
迷走と言ってしまえばそれまでだが、
このころの自分は“去年の自分に出来ないことをする”事を追い求めていた気がする。

29日、これは掲示板とは関係ないが、7ヶ月契約で新聞を取ることにした。
結局最後まで義務か何かのように思いながら読んで、
何かの為になったとは思えなかった。
意欲が無ければ物事は結局結果として残らない、というのは、
何となく今年一年の物事の共通の反省のような気がしている。

04月といえば、プラスの意味での転換点になったのが春休み最終日の音楽アルバム購入だ。
多分、今年一年で一番感動した瞬間は、capsuleのアルバムをPCに読み込んで
『Preasure ground』を聴いた時だったと思う。
2009年は音楽年だったというくらい、これらの曲を聴きまくる日がこの日から始まった。

05月、この月さえなければ今年はそれなりに良かったと言える気がする。
まず05日、ゴールデンウィーク帰省をきっかけに
就職活動の事をちょっとだけ真面目に考えるようになる。
ここから前期の終わりまで、いわゆる自己分析的思考が自分の中で流行り始めた。
それは単純に言えば哲学のようなものを好んでいただけなのか、
自分というのが分からなすぎた結果なのか、そういえばこれも結局結論が出ていないでいる。
このことは、青年期なら割と普通の事だろうし、別に黒歴史でも何でもない。
問題はこの後だ。
08日、今からでも資格を取っておこうと、漢検の受験を検討し始める。
受験の二週間前までまるで勉強出来ず、
そして寸前になった時はどちらかというと精神力不足で参っていて、
結局やっぱりこれも結果は出なかった。

そして23日、大きな傷跡として後の自分に影響を与える本名晒し事件を引き起こす。
当時の自分は笑うしかないと書いているが、
この後どれだけ絶望感にさいなまれたか知れない。
少なくとも前期はこの黒歴史を大いに引きずり、
後期もたまに思い返しては嫌な思いになったものだが、
流石に最近はどうとも思わなくなってきた。
これをきっかけに、某巨大掲示板は卒業しようと決心するのだが、
結局トラウマが色濃く残っているはずの前期中はパートスレから脱出しただけで、
完全な卒業をしたのは07月末日だった。
この事はきっと、2009年最大の汚点としてこれからの自分の記憶に残るだろうが、
それでもあながち“最悪”だったとも思えないのはどうしてだろう?

06月01日、PCの内蔵HDDの残容量が限界を迎え、新しいHDDの取り付けに悪戦苦闘する。
そういえば、去年はあんなに流行ったPC環境の整理は、今年は実に静かだった気がする。
20日の漢検受験を控え、この月辺りから“焦り”ばかりの毎日が浮き出てくるようになる。

07月といえばあれしかない。
世間のニュースにも、今年は大ニュースになるような事がつくづく多いと思ったものだ。
その中でも一番大きなものが22日の皆既日食だったと思う。
雲に覆われた部分日食を肉眼で見た時にはさほど感動しなかったが、
太平洋海上からのNHKの実況を見て、海上の巨大な「月の影」を見たときは素直に感動した。
デジタルな要素がちっとも入っていない感動は随分と久しぶりの経験だった。
08月、夏休み突入はまたも寝坊から始まってしまったが、
その中身は去年に比べれば随分と有意義な時間を過ごしたと思う。
ただし、やるべき事をやらなかったという意味ではあまり大差はなく、
そういう面で言えば2009年の失われた時間というイメージもある。

09月、ブログの五周年企画は07月からの伏線だったが、
やっぱりというか計画通りには事は進まず、それどころか締切に終われる日々を送る事になる。
そして、あろうことかこの時に掲載するはずだった2001番以降の長編記事は
大晦日現在ですら掲載に至らないという、今までにない計画失敗になってしまっている。
これだけ失敗していながら他に何かやったという記憶もないという辺りが、
2009年を通してやはり一番反省しないといけない部分だと思う。

夏休みの最後に、初の「秋のゴールデンウィーク」として
過去に例のない秋帰省が実現することになり、そこで今に繋がる遊戯王ブームが始まる。
この遊戯王ブームについては、まだ終わっていない以上結論をここに書くことはできないが、
ここ何年も帰省中のゲームの盛り上がりに欠ける事が課題になっていたという意味では、
一番いい流れだったのではないかとも思っている。

後期に入るといよいよ切羽詰まるのみの毎日が続く。
10月18日、まずはその先端として
去年の黒歴史であるゲームBGMメドレーのリメイクを作りはじめる。
これは自分で自分を縛っているだけだからともかくとして、
11月下旬に入ってからはゼミの発表の番が回ってきた事で随分と苦心していた。
11月30日頃には、何故かおい森にハマる時期があったがこれは短命に終わる。

12月は、一年を過ごしてきた裏で次々に後送りにされてきた計画をまとめるべく
頑張らなければならない月だった。
02月で一旦破綻した一年計画・新本家サイト制作は
12月のわずか2日だけで完成扱いにしてしまう。
丸一年作り続ける予定が実際には2日になってしまった辺りを思うと
自分の行動力のなさというものを改めて自覚せざるを得ない。
そういう事はもう何年も思ってきている事のはずなのだが。

2009年の自分というものを今一度振り返ってみると、
何となく、今年は新しいものを模索したり発見したりするというよりは
ひたすらに今までの自分を振り返って、それを改善する妄想をしていたように思う。
それは十年紀でいう’00年代の最終年という意識を持っていたからか、
そういえば今年は2000年から2008年までの思い出を振り返る事がマイブームにもなっていた。
今までの自分というものを見て、その上で今をどうするべきか考える――
良く言えば、自分をメンテナンスしようとする意識が、今年は特に強かったように思う。

1988年生まれの自分にとって2000年という節目は生半可なものではなかった。
2000年から2009年の自分というのは、自分にとって自分のほぼすべてと言っていい。
だからこそ、2010年という年は物凄く大きな節目に見えるし、
とてつもなく未来なイメージが今も、とても濃い。
そのイメージのせいで、今年は“2010年へと向かう準備の一年”という意識もあった。
それがいい方向へもたらしたのかどうかは、来年になってみないと分からない。

2010年へ持っていきたい反省や妄想や目標や夢や希望は沢山ある。
これから自分になる未来の誰かへ託すのはプレッシャーであってはならない。
けれど、今年一年を賭けて得た何かが、来年にとって貴重な経験値であることは確かだ。
その何かを持って、今僕は次の時代へと歩を進める。

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