#2134

新時代へと向かう4日間 #1


今日の出来事 文化


2009年の最終日は長い一日でした。

冬休み8日目、12月30日。
6時就寝14時起床だったこの日は、例の遊戯王ブーム関係の詰めの調整ということで
夏以来久々に、実家近くのシングルカードショップやらゲームショップに行って
2枚のレリーフレアカードとパック4つを買ってきました。
パックはウルトラレアが当たったのですが、デッキには組み込めそうもない融合モンスター、
『サイバー・ツイン・ドラゴン』。それからスーパーレアの『リミット・リバース』。

夜は当然のように眠れないまま日付は大晦日に。
この日は午前10時にはもう祖父母家に向けて出発する予定で、
この時点でいつもの年末記事も、
一年半の伏線消化になる新本家サイトの最終調整作業も手付かず。
まぁどうせ徹夜になるだろうし、弟が寝たら作業するか……
と思っていたら、2時頃まではメタルギアソリッドで盛り上がり、
その後も話の流れで遊戯王が盛り上がってしまい、気がつけば午前4時。
当然のように「徹夜しかないよね」という話になり、
しかし作業しないわけにもいかないので、自分は黙々と作業開始。
正直この頃から、やってしまったという後悔がありました。
大晦日に徹夜するという事は、カウントダウンの時に連続24時間以上起きているという事。
そんな集中力のない状態で2010年を迎えてしまう……
それが自分だけならまだしも、弟もそれに巻き込んでしまったという事になります。

作業は出発15分前になんとか終わり、ほぼカードのみの荷物をかかえていざ祖父母家へ。
車の中では音楽を聴いていたら当然のように眠れませんでした。
それどころか最後の15分でどういうわけか去年のようにみるみる気分が悪くなっていき
到着直後はリバース寸前までいきましたが、かろうじて実行には至りませんでした。
夏の時のように車酔いしないように注意していたはずなのに……。
原因は徹夜か?

それはともかく、今回の帰省の大目玉である遊戯王。
13時には全員が揃ったので、まずはその三ヶ月の伏線を消化するべく、
6人12デッキ全部の敗者復活式トーナメントをすることに。
というわけで、実に今更ですが長ったらしいデッキテーマの解説でも。

【二軍・巨竜の復活】
  トーナメントの関係上、一番最初にステージに上がったのがこれ。
  秋帰省の時にストラクチャーデッキを改造して“一軍”として活躍していたもので、
  今回の帰省も、このデッキは割と勝ちを拾いやすいデッキでした。
  軸は、上級モンスターを生贄無しで召喚できるフィールド魔法カード『死皇帝の陵墓』。
  それを使って召喚するモンスターは大きく分けて3種類が混ざっており、
  まずはフィールド魔法がないと自壊するものの、
  攻撃対象にならず直接攻撃ができる『地縛神』が3種。
  攻撃回数に制約があるものの戦闘破壊されない上におまけ効果も持つ『巨大戦艦』が2種。
  それからかつて別のデッキに組み込んでいた
  永続罠3枚を墓地に送る事で召喚できる神のカード『神炎皇ウリア』、
  あとは『青氷の白夜龍』『マテリアルドラゴン』『フェルグラントドラゴン』など、
  全部合わせると実に上級モンスターだけで11枚もいるという豪華デッキです。
  ただ、キーカードの『死皇帝の陵墓』がないと何もできないデッキなので、
  火力がある分、手札事故を起こしてしまった時の無力さもダントツトップでした。
  トーナメントでは3勝1敗1不戦敗。
  ちなみにネタとして、8年前当時デッキに入れていた『雷魔神-サンガ』を入れてました。

【三軍・サクリファイス】
  おそらく作ったデッキの中で最も活躍できなかったのがこれ。
  8年前当時の自分のデッキの再現ということで、
  相手モンスターを吸収して装備する『サクリファイス』を軸にしたデッキ……ですが、
  『トゥーン・ワールド』がある時に直接攻撃ができる『トゥーン』モンスター2種、
  直接攻撃できる上に、攻撃成功の度に攻撃力が上昇する『逆巻く炎の精霊』、
  相手モンスターを生贄にして相手フィールドに召喚し
  毎ターンダメージを与える『溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム』と、
  デッキテーマ自体は戦闘以外の方法でダメージを与える系に近いかも。
  2009年末までは、自分フィールド上のみに魔法使い族がいる時に
  相手は魔法カードを一切使えなくなる代わり
  魔法使い族がいないと自分が魔法を使えなくなる『魔法使いの里』が軸だったのですが
  あまりに自分が魔法カードを使えず自爆する場面が多いため帰省途中で抜きました。
  ちなみに罠カードは『王宮のお触れ』1枚のみ。
  トーナメントでは0勝1敗1不戦敗。

【一軍・宝玉獣】
  秋帰省が終わった当日に「このテーマにしよう」と決めたメインデッキ。
  ホログラフィックレアであり切り札の『究極宝玉神 レインボー・ドラゴン』を筆頭に、
  フィールド上で破壊されると永続魔法扱いとして魔法・罠ゾーンに残り、
  5つもの強力な効果を持つ『虹の古代都市 レインボー・ルイン』の発動条件となる
  7種類10枚の『宝玉獣』シリーズがデッキの軸。
  他にも、永続魔法3枚を墓地に送って召喚できる攻撃力4000の『降雷皇ハモン』、
  『宝玉獣 アメジスト・キャット』を2体呼び出す事ができる『レスキューキャット』、
  キーカードの多くをサーチ可能な『召喚僧サモンプリースト』、
  永続魔法扱いの宝玉獣4枚をコストにフィールドを一掃し追撃が可能な『宝玉の氾濫』、
  この冬帰省中に買ったパックで当たった獣族サポートカード『百獣大行進』など。
  あと、一応ネタとして神のカード『ラーの翼神竜』を入れていましたが活躍は皆無。
  デッキのコンセプトは“罠カードを一枚も入れない”だったのですが、
  この帰省の前にしていた調整でどうしても『激流葬』が外せなくなり、
  現時点ではそのコンセプトは崩れ3枚の罠カードが入っています。
  テーマのお気に入り加減や合計費用もダントツトップで、
  まさに秋帰省の自分が言う所の“愛のあるデッキ”であるつもりだったのですが、
  トーナメントでは1勝2敗1不戦勝と、結局思うような活躍はありませんでした。
  好きな程実践で活躍できない辺りはポケモンに似ている気がするなぁ……。

トーナメントは弟一人の圧勝という戦局で終始し、
その終盤は早くも2敗して出番が無くなった小5の従弟を筆頭に
さっそく遊戯王そっちのけでメタルギアソリッドポータブルOPSで盛り上がっていました。
トーナメントが完全に終わった後は
1つ年下の従弟と近所のコンビニに何故か遊戯王のパックが売っていたという話が出て、
どうせだから2010年になった瞬間に開けるつもりでパックを買ってこよう、
という事になりました。
が、いざ行ってみるとあったのは最新パックのみ。
現地に赴いた自分と従弟はせっかくなので1パック買ったのですが、
携帯で待機組に連絡を取ると、最新パックしかなかった事で向こうの空気は冷めたみたいで、
「どのパックでもいいから1つ」と言っていた小5の弟すら
「やっぱいらない」という方向になり、結局2パックだけ買って帰りました。

夕食は祖父母家の定番メニューであるお刺身で、
一応成年組にあたる自分は祖母や叔父や従弟とビールを酌み交わしていました。
祖父母家でお酒を飲んだのは今回が最初ではないのですが、
いつも、どちらかというと遊び優先で夕食にあまり時間を割いてこなかったので、
そうしなかった今回は就活絡みを中心に雑談に花が咲きました。
といっても公務員はどういうもんだ、という話だったというだけなんですけどね。
あとはアルコールの話か。祖母や叔父がお酒を飲む自分を見てすごく嬉しそうにしていました。
お酒ってそんなに凄いものなのか……?

ジュース1杯、ビール2杯半、お茶3杯を飲んで再びデュエルの間へ。
夕食後すぐは、一昨日急遽組んだネタデッキの四軍や五軍で従弟と勝負していましたが、
どちらも一回限りの登場で終わりました。

【四軍・終焉のカウントダウン】
  大晦日ということで、これ以上ないであろう季節ネタです。
  発動後20ターンが経てば自動的に勝利となる『終焉のカウントダウン』を軸に、
  ただひたすら発動20ターン後までを守りぬく罠主体のデッキ。
  モンスターカードは戦闘破壊耐性を持った『魂を削る死霊』ぐらいで、
  魔法カードも終焉のカウントダウン3枚に絞りあとは全部罠という真っ赤なデッキです。
  祖父母家帰省前に一度弟相手に回した時は味気ない勝利をつかんだのですが、
  本番となる対従弟戦では数ターン経たないうちにあっけなくやられました。

【五軍・禁止カード】
  こちらはもはや相手の許可がないと使えないネタデッキ。
  今や禁止カードになってしまった8年前当時の自分のデッキの軸である
  『サウザンド・アイズ・サクリファイス』と『キラー・スネーク』を、
  当時持っていなかった『突然変異』で無理矢理シナジーさせつつ、
  『ハーピィの羽根帚』『サンダー・ボルト』『天使の施し』といった
  懐かしい面々で場を制圧することを目指したデッキ。
  ついでに、つい買ってしまった“強くはないけれど面白そうなカード”を
  端から詰め込みました。中でも、自身を含む縦一列全部にカードが並ぶと発動して
  それをすべて破壊できる『爆導索』は使った時なかなか爽快でした。
  こちらもただ一度のみの対戦で、確か『八汰烏』でトドメをさして一応勝った気が。

紅白歌合戦をBGMに、毎年恒例の「あと○時間か……」とつぶやく時間がしばらく流れました。
この時は遊戯王のフリー戦やメタルギアで過ごしたと思うのですが、
どうも記憶を探ってみると何をやっていたのか明確に思い出せない……。
それほどあっという間に過ぎたということなのかも。
ちなみに自分にとっては音楽新時代になった2009年ですが、
紅白で知っている曲が出たのはParfumeぐらいのものでした。
あとは妙に懐かしいいくつかの曲ぐらいか。
そんな紅白もいつの間にかトリの出番になり、そして投票の時間に。
はいはい、どうせ今年も白組優勝だよね……ってもうこんな時間だと?

23時過ぎからの1時間は、毎年のようにみんなのテンションがあがり
急ピッチで過ぎる“一年の最後”。
残15分まではそのテンションで高速デュエルを展開し、今年最後の記念の勝負を。
残10分になってからは大人達のいる部屋へ行き、
カウントダウンライブを見ながら投げテープの準備を始めました。
そしてみんながテレビに釘付け、祖母が年越されそばの準備に夢中になっている23時55分、
待ってましたとばかりに自分はこの時の為に用意しておいた音楽プレイヤーを取り出し
『年越しプレイリスト』をセット。
一昨年も似たような事をやったけど、今年は音楽年になったわけだし
こういう事をやって年を越すのも悪くないよね、と耳かけイヤホンを装着したのが23時58分。
2曲目が始まる瞬間に2010年になるように1曲目を開始しました。
1曲目の曲名は『Final Count Down』。
次は携帯で新本家サイトのアドレスを入力し決定ボタンひとつでアクセスできる状態に。
……本当はこの瞬間にFTPアップロードするつもりだったのですが、時間がありませんでした。
まぁ管理人アクセスをもって開設にするというのもアリ……ですよね。
さらに、携帯を左手に持ち替えて、右手は30秒後に発射を控えた投げテープを装備。
準備は全部できた、あとは迎えるだけ。さぁ早く来てくれ、2010年!

思えばこの時始めて、本当の意味で来年が待ち遠しいと思った気がする……。
カウントダウンはいつの間にか10秒を切っていて、
気がつけば周りのみんなは残りの秒数を叫んでいました。
残り5秒から僕もそれに参加して、残り2秒の時にプレイリストの1曲目が終わりました。
さようならという気持ちがちっともないまま、
残り0秒になる寸前に力を込められた右手は、
その真正面のテレビに向かって、次の瞬間――

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