#2317

床屋


今日の出来事


起きてまず、ワールドカップ日本代表の惜敗にちょっとがっかり。
PK戦までもつれ込んでいたんですね。ちょっと見たかったかも。

22時半就寝、起きたのは07時。8時間半は流石に寝過ぎた方の部類かな……。
実際、6時とかに一度起きるんですが、二度寝したい衝動が半端ないんですよね。
この辺は大昔からの癖もさることながら
先月下旬~今月中旬の睡眠不足の反動もあるんじゃないかなと。
あるいは、自分は本来8時間寝てしかるべきのタイプの人間なのかもしれません。
と、いろいろ分析する前に、二度寝が悪いのは言うまでもないんですけどね。
それさえしなかったら7時間半にかろうじて抑えられていたわけだし。

朝はいつも通り頭を回さずに、午後から行動するつもりでいたのですが、
大学に行く事については
健康診断の結果自体は今日中が締切であるとはいえ、
よくよく考えてみれば大学行きで午後発のバスって極端に少ないんだっけ……。
二つ前のバス停で止まるバスは沢山出ているものの、
そこから大学まではこの炎天下では参ってしまうような道程なんですよね。
ということは、それを避けるには大学直通のバスが多い午前中しかないのか……?
と、時計をふと見ると時間はいつものバスの時間の12分前。
じゃあこれに乗って行くか、と突然予定を変更して、支度をして家を出ました。

大学にわざわざ行く目的の半分は、集中できる図書館でじっくりと計画を立てる為。
どうせ午後発のバスは少ないんだし、その最初のバスまで暇なんだから……
とそのバスの時間を確認してここで初めて気が付いたのですが、
午前は行きが多い代わりに帰りのバスが少ないことを完全に忘れていました。
そういう事を絡めて時刻表をよく見てみると、
すぐ行って帰ってくるのに最も適しているのは午前中ではなくて13時台じゃないかっていう。

まぁ、そんな状況に陥ったのが逆に幸いして、計画自体は先週金曜日とは大違いで
割と集中できたし、現状整理も久々にまともにできたような気がします。
ちょうど月末という時期にこういう事になったのは逆に運がよかったのかも。
これが吉と出るか凶と出るかは明日次第なんですけどね。

行きのバスから約2時間10分後、保健室に寄って本来の目的である健康診断結果を受け取って、
その後帰宅、直後昼食。
さて次の目的地は床屋……なんですが、やっぱり大学生活開始以来初となると躊躇ってしまう。
しかも行ったことのあるのが美容院だけで、今回はそれと別物なんだからなおさら。
googleマップで検索してみると徒歩4~10分程度の近所に5,6店もあり、
絞り込めなくなってさらに躊躇してしまったのですが、
その内躊躇するのも飽きてきたので、ついでにiTunesカードを買ってくるという名目で、
家電量販店に一番近い店を選んでいざ出発。

店に入るとすぐのところで、いい年をしたおじいさんが一人PCの前で座っていました。
ドアの音に気がつくとすぐに立ち上がって、
「あ、いらっしゃい、どうぞこちらへ。座ってください」
と、手際よく準備を始めました。ここまで自分の台詞なし。
美容院の時はカウンターみたいなところで、カットお願いしますとか、
会員証がどうのこうのという手順があった記憶があるので、
いきなり省略して鏡の前の椅子に案内された時には一瞬不安になりました。

どんな髪型にすればいいか訊かれたので、とりあえず短くしてくださいと
理容師の人を困らせる返答をすると、別の人が出てきて自分の相手役が交換されました。
今度は先のおじいさんよりは若い、中年のおっさん。
ちょっと細かい髪の切り方についてやりとりした後、以後世間話もなく淡々と散髪作業が開始。
終始、記憶に残っている美容師のお姉さんと手つきを比べていました。
すぐに気がついたのは、床屋の方はスキバサミをほとんど使わなかったという事。
前半なんかは、十数cmほどの髪を一気にバッサリと切るものだから
かなり不安にもなっていました。
まぁ、後半はスキバサミの方が出番は多かったので雑というわけでもないのですが。
美容師の方は逆に、普通のハサミを使う事の方が少なかった記憶があります。
あと気が付いたのは、床屋の方がとにかく手が早い。かつ粗々しくもない。
大雑把にですが、床屋が男性向けで美容院が女性向けというのがよく分かった気がします。
本当に、床屋の方は男性的な切り方をしてくるんですよね。
切る人が男だったからというのもあるとおもうのですが。その逆もしかり。
それからシャンプーの時の体制が、床屋の方はうつぶせ状態でした。
簡単に言ってしまえば洗面器に顔を突っ込んだ状態。
美容院の方は全く逆で、ソファーのような椅子の背もたれを倒したところに洗面器があって、
仰向けの状態でシャンプーしてもらった記憶があります。
この辺も髪の長さによる違いが出ているような気がしなくもない。

あと、これは知らなかったのですが床屋って耳かきまでしてくれるんですね。
顔全体を剃ってくれたり簡単なマッサージがあったり。
髪を切るだけだと思っていたのでこれは意外でした。
オプションサービスだった可能性もあるものの。

前半は完全に無言だったのですが、
一段落ついたところで暇だったらしい受付のおじいさんに声をかけられました。
「君、高校生?それとも中学生とかかな」
「いえ、大学生です……」
「へー、そうなんや」
「しかも四年生です……」
「へー四年生!若く見えるねー」
もうなんていうか中学生でいていいなら中学生でありたいよ……。
ていうか自分ってもしかして童顔というやつなのか?
まぁ別にコンプレックスでもないんですが。

その後は散髪担当の中年のおっさんに学部を訊かれて、
この人もその界隈に興味があるのか、物書き絡みの雑談を聞かされていました。
適当に受け答えはしていたとはいうものの、現役であるはずの自分の方がにわかで
このおっさんの方が遥かに博識だという……。
あげくの果てには自分が5年前読んだことのある
歴代読書でほぼ唯一のラノベ作品がピンポイントで話題に上がったりもしてびっくり。
この人……相当の引き出しを持った博識な人なのか、
あるいは本当に文系に興味を持った人なのか……。
多分後者だったんじゃないかと思いますが。
そうでなかったらあんなに向こうから饒舌に語らないと思うし。
だとすると、趣味の一致という貴重な体験をしたことになるのですが、
あいにく客である自分のほうが舌足らずだったというのが情けないというかなんというか……。

最後まで至極丁寧に対応してもらって、見送りまでしてもらってその床屋を後にしました。
冷めた目で見れば子供扱いされていたという風になってしまうのでしょうが、
まぁそういうのもたまにはいいかなと思った一日でした。
何より超久々に地元の温かみに触れたという意味では、凄くよかったと思うし。
冷めた目で見れば~などと書いていますが、別に今日は後ろ向きにはなっていません。

その足でiTunesカードを買って、帰りにさらにちょっと混んでいたスーパーに寄って、
帰宅後は適当にiPod touchゲームで暇をつぶして、その後夕食等を済ませて今に至ります。

なんていうか、すごく久々に“長い一日”を体験した気のする一日でした。
いつもの自分が言う生産性のある一日とはかけ離れてはいるものの、
予定していたスケジュールをこなす事すら難しかった最近にしてみれば
珍しく快挙といえるような一日だったのかも。
そんな気分になれたのも床屋で当たりを引いたおかげかな。
2010年前半最後の日はそれなりにいい感じで終わってくれたようでなによりです。

さて、明日からはいよいよ一年の後半の始まりか……。

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