#2371

福島日帰りの旅


今日の出来事 文化


夏休み24日目。

4年ぶりの家族旅行の日……にも関わらず半徹夜してしまった昨日は、
やはりというか夜は早寝をしようという雰囲気にはならず、
MGSOPS+の通信対戦で過ごしていたらいつの間にか1時に。
流石にこれ以上起きていると起きた後の旅行に悪影響が出るからと
MGSはそこで切り上げたのですが、その後は暇な移動時間の時の為にと買った
iPhone/iPod touchアプリの『パズルコスモス』というゲームを買ったら
思いの外面白く、それを弟と交代でやっていたらいつの間にか2時半を過ぎていました。
この辺で一度徹夜か否かという話も出たのですが、
個人的にこのタイミングで徹夜は沖縄旅行初日の二の舞になると感じたので
徹夜の雰囲気をぶった切って寝ました。実際かなり眠たかったのですが。

3時半就寝6時半起床。
決してちゃんと眠れたわけではないものの、グロッキーでもない状態で7時半出発。
むしろ問題だったのはこの時点で腹の中にコーヒーしかなかったという事で、
車酔いの方がかなり心配でした。
高速に乗っている間は車酔いはせず、
いつも実家に行く時のようにひたすら物思いに耽っていました。

1時間半が経過したところで一度サービスエリアで休憩。
そこで東北限定のじゃがりこを食べました。そこまで独特でもなかったような……?
サービスエリアの名前は磐梯山だったような気がしますが記憶が曖昧です。
その後もしばらくぼーっとしながら車の中で過ごし、
計2時間半の道程の末に福島県田村市に到着。
目的地に行くためにしばらく街中をさまよっていたのですが、
なんか祖父母家の町ぐらいの田舎具合な割に小中学校がやたら豪華な造りだったような。
両親が地図を片手にどの道を行くべきかと話し合っている辺りに
この旅行で一番旅行らしい感じを受けたりしてました。

高速を降りてさらに10分ほど経ったところで一つ目の目的地、あぶくま洞に到着。
いわゆる鍾乳洞で、親曰く自分が物心付くかつかないかの内に一度行ったらしいのですが、
残念ながら記憶にはまったく残っておらず、
入るまで結局思い出すことはできませんでした。
予報では気温33度の暑い屋外には岩肌が剥き出しになった高い山がそびえ立ち、
それらに取り込まれた巨大な駐車場や広場の隅っこにチケット売り場があり、
その脇にあぶくま洞への入り口がありました。
他にも、駐車場の周りには天文台と思しき施設や“天地人館”なんていうものもあったのですが
時間の関係でそれらには入れず。

入り口をくぐると、ちょっと上り坂をのぼった後は延々下り坂。
そして一番下に辿りつくと真っ暗な鍾乳洞への入口がありました。
入るとそこは気温15度の洞窟。まずその気温差に驚き、
そして入ってすぐの最初の大きな空間でスポットライトされた鍾乳石を見て改めてびっくり。
洞窟内の広いところはこういう風に青や橙のライトで照らされている事があり、
人工的な風景ではあるのですが、なかなか綺麗でそこに着く度に立ち止まっていました。
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しばらく進むと“通常コース”と“探検コース”の分岐路にさしかかり、
親の提案で探検コースに進むことに。
探検コースというのはどうやら進む道がより険しいコースのことらしく、
地下水道が流れているところを橋や岩の上を渡ったり、
手すりがないと厳しいくらいの急階段を登ったり、
痩せっぽっちの自分ですら当たらないで通るのが厳しい狭い道があったりと、
確かに“探検”の気分が味わえるコースでした。

その後、通常コースの人と合流になり、その後は洞窟内で一番大きな空間に出ました。
月曜日とはいえまだ夏休みだからか人はかなり多く、
ここまでの道のりでも前の人に追いついてしまうという事態が何度か起こったり
大きな空間では集団を追い越したりもしてしまうほどで、
特にこの大きな空間では足場のある限り人だらけで、かなり混雑していました。

鍾乳石には大きなものには名前が付けられていて、
大きな空間を抜けた先には「クリスマスツリー」なんていうものもあって、
確かに見えなくもないかなという格好をしてました。
最後、「月の世界」というライトが複数の色にグラデーションするスポットを抜けて出口へ。
気温差に圧倒されました。感動とは別の意味で。

出口には鯉の池と噴水がある休憩所があり、
その先はおみやげ売り場とレストハウスが一緒になった建物へ。
おみやげを買ってもいいかなと思ってキーホルダー類のコーナーをざっと見たのですが、
占い関係?的な胡散臭いといえばそれまでの類ばかりで
鍾乳洞関係のものがほとんどなかったので断念しました。
余談ですが、白桃カレーなんていうものもありました。おいしいのかこれ?

2Fのレストハウスで昼食という事になり、ジュウネン入りつけうどんというのを食べました。
ジュウネンというのは、調べてみる限りだとエゴマというシソの一種みたいで、
食べると十年長生きできるからジュウネンと言われているんだそうな……。
確かに普通のゴマダレとは違う感じがしたようなしなかったような。
というか、食堂の雰囲気が学食のそれとそっくりでした。
よくある高速のサービスエリアの食堂にも近い感じ。

レストハウスを後にした後は先述の天文台等には寄らずに駐車場へ一直線。
車の中では、サービスエリアで買った飲み物が暖かくなっていました。
実は執筆時点でも飲みきってなかったり……。

ここから次の目的地までは50kmほどの距離があり、またしばらく移動時間となったのですが、
流石に半徹夜→3時間睡眠ともなると二度目の車移動は物思いに耽る余裕もなく、
ほとんど寝かけていました。
ふと目が覚めるといつの間にか景色は田舎らしくなくなっていて、
第二の目的地が見えてきていました。

福島県いわき市の港にあるここは“アクアマリンふくしま”。要するに水族館。
人生のほとんどを日本海側で過ごしている自分にとっては
滅多に見ることのない、太平洋の海のすぐそば。
どうやら今年が開館十周年みたいで、入り口付近でやたら「10」という数字を見かけました。
あと、すぐそばに海上保安庁の船が止まっていたり、
その側で50人くらいの小学生が黄色い帽子を被って並んでいたり。
修学旅行にしては時期がおかしいので多分夏の合宿的な何かだとは思いますが、
とりあえず自分達と同じタイミングで水族館に入って来なかったのは幸いでした。
……とはいえ、流石に大きな水族館でしかも夏休み中ともあり、小学生がいなくとも
あぶくま洞の比にならないほどの人が溢れかえっていたんですけどね……。
出口が長蛇の列になっているのに対して対向する入り口はまばらだったので
もしかしていいタイミングで入ったのでは?と一瞬思っていたら、
チケット販売所を抜けた最初の場所で物凄い人が固まっていました。

人ごみの話はさておき水族館の内容は、
どうしても4年前の沖縄ちゅら海水族館と比較してしまうのですが、
アクアマリンふくしまの方は道なりに水槽がおいてあって
進むごとに時代や水質などが変わっていくという特徴があるみたいで、
まず最初は生きた化石と呼ばれる魚たちがテーマ。カブトガニやらなんやらで、
ここでなんだかやたら挙動がかわいい魚と出会ったのですが、名前を忘れてしまいました。
そこから一気に4Fまでエスカレーターで登ると、
次は福島県に住む魚が上流から下流の順番で分けられて水槽で泳いでいました。
面白いのは、このエリアは草木が沢山植えられており自然を再現していて
まるで川の断面を覗いているがごとく魚を見れるという事。
道も坂道になっていて、徐々に下流へと下ると、
その先には海を模した巨大水槽があり、何千ものイワシと
水槽を清掃中のダイバーが泳いでいました。
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さらに進むと、トドやらセイウチがいるエリアへ。
また人ごみの話になりますが、全体的に人だかりが悩ましかったこの水族館の中でも
ほぼ最後とこのセイウチエリアの人ごみは飛び抜けて酷く、
何時まで経っても列が進まないので追い越して先へ行ってしまいました。

その先は、なにやら今年・来年の夏限定で公開する写真コーナーで、
前のエリアでセイウチの隣にいた水中を泳ぐ鳥(名前失念)などの写真が沢山ありました。
さらに進み、オホーツク海とサンゴの海やクリオネとタコの水槽といったエリアを抜けると、
この水族館の中心とも言える地点、“潮目のトンネル”へ。
左側についさっき通過したオホーツク海の巨大水槽があり、
右側には福島の海エリアで群れをなしていたイワシの水槽があり、
その仕切の丁度真ん中にある三角状の水中トンネルを潜るというもの。
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さらに進むと、ほぼ最後に位置する“潮だまり”という触れられる水槽。
なんですが、人だかりも少なく魚もいないような気がしたのですぐに次のエリアへ。
ほぼ最後に位置するここはおみやげ売り場とレストランが一緒になった場所。
先述の人ごみが酷かったエリアというのがここで、
家族の中で自分が最後尾だった事もあり、
まったくおみやげ売り場に寄ることもなくその場を後にしてしまいました。
今回の旅行で唯一後悔した場面かも。
といっても、その後に他エリアとは独立する形でシーラカンスの紹介エリアがあり、
そこにもおみやげ売り場があったので、そこでシーラカンスのキーホルダーを買いました。
iPod touchにつけたキーホルダーが沖縄旅行の時のおみやげ(自分宛)だったので、
その追加分がちょうど欲しかったんですよね。
まぁ、もらったおみやげでないという事については考えない方向で。

シーラカンスエリアを抜けると、最後は出口まで一直線、金魚の水槽エリア。
ほっぺが膨らんだ面白い顔の金魚がいました。あとは身体がほとんど真ん丸の金魚とか。
魚満喫して水族館を出ると、三つ目の目的地へ向かうべく車へ……
というつもりだったのですが、水族館で思いの外時間を取ってしまったので
このまま帰宅する事に。
犬猫が留守番の為、あまり遅くまで外に出られないというのが一番の理由なのでしょうが、
行く予定だった野口英世記念館は自分はともかく(?)、弟が楽しめたかどうか疑問だし
いかなくてもよかったんじゃないかと思ってしまったり……。
というのは自分本意な考え方ですが、
それはそもかく三番目の目的地を逃す代わりに道を間違え、
ようやく高速に乗ったかと思うと意識絶え絶えな状態のまま我が家に到着しました。

そういえば、高速に乗る前の道で
椰子の木が街路樹として植えられていたのはなんだったんだろう?
東北に椰子の木はおかしいという自分の先入観が間違っているんでしょうかね?
なんだかこんなところまで沖縄旅行の時に似た今回の日帰り旅行でした。
余談ですが夕食は焼肉でした。

日帰りで家族そろってどこかへ行くというのは
自分が小学生だった頃は我が家では結構あった事なのですが、
ここ10年でその数は一気に減って、今回はそういう日帰り旅行としては
とてつもなく久々の体験でした。もちろん旅行としても4年ぶりと相当久々なのですが。
先入観で左右するまいとあまり期待せずに臨んだ今回の旅行は、
個人的にはかなり好印象に終わったといった感じでした。
鍾乳洞は予想以上に綺麗だったし、水族館は行くことすら想定外だったし。
2010年最大の思い出になるのかはまだわかりませんが、
少なくとも今年を象徴する記憶のひとつにはなってくれそうです。

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