#3139

匿名の隣にある危険


文化 自分


夏休み47日目。

ちょっと前の話なんですが、友人がTwitterで自分の研究分野について話していて、
それをふと自分に向けてきたことでちょっとだけ悶々としていました。

最近何だか定期的に書いている事のような気がするのですが、
Facebookというものが流行しているこのご時世、
リアルとしての自分とは別に
ハンドルネームを名乗って全く違う自分としてネットで活動していくのは、
もしかすると少し時代遅れの事なのかもなぁとつくづく思います。
自分も、こうして日常をブログに書いている以上
完全にリアルの自分とネットの自分は切り離せないものだと観念しています。
まぁ、このブログの場合は
個人情報と結びつくような出来事についてはぼかすか隠すか、
あるいは非公開日記として残すという事が定着しているため、
“今日の出来事”を書くといっても割と匿名性の高い方だと思っています。
ハンドルネーム『木っ端ちゃっぴー』から見たリアルの自分、という感じで書いてます。
毎日、それを意識しているというわけでもないんですが……。

それはそれとして、SNSだと横のつながりがないような自分のブログとはわけが違い、
その人自身が個人情報をどこまで晒していいかという線引きを厳密に決めていても、
SNS上でのリアル友人がネットに情報を晒すという事に対する抵抗がなく、
安直に飲み会の集合写真なんかを掲載してしまって、
「これは同じゼミの友達と飲んだ時の写真です!」
などと書かれてしまえば、自分が写真をアップロードしないと決めていても、
どこかでその人を同じゼミ生の人だとでも書いてしまっていれば、
もはや自分の写真を晒したのも同然となってしまうというわけです。

この例は、いわゆるプライバシー権(肖像権)の侵害にも当たるので、
友人であろうともやってはいけない事だというのは言うまでもない事ですが、
自分が知る限り、SNS上では
そういった最小限のネットリテラシーを理解していない人が少なからず存在するし、
自分のように横のつながりが薄いような人間でも、
例えばかつての同級生が卒業アルバムを晒そうとする事は簡単にできてしまうわけで、
そういった事におびえていた時期も、実はあります。

比較的匿名ユーザーでの利用が多い日本のTwitterでは、
基本的にgoogle+やfacebookと違ってこの手の事で悩むことは少ないと思うんですが、
先日たまたま友人絡みでそれに近いようなことがあったという話です。
自分が、ある種匿名性を維持しようとする事に少し意地になっている点も否めず、
別に所在地くらいどうだっていいだろうとも考えた事はあるんですが、
今のところ用心するに越したことはない、というのが自分の中での結論。
4squareのようなサービスを使っている人をタイムラインでよく見かけますが、
ああいうのって特定が怖くないのかなぁとか考えてしまいます。

どこかで話題にしたかもしれませんが、
実はこの悶々の末に、先日facebookのアカウントを凍結してきました。
facebookは2010年初頭にアカウントを匿名で一応取って置いて以来延々放置してきて、
いつの間にか“友だち候補”にリアルの知り合いが並べられている事に恐怖を覚え、
匿名利用も禁止になったし、いい加減アカウントを消そうかと前々から思っていて、
今回の件でその踏ん切りが付いたという格好です。
同様に、先月末頃だったかにLINEという無料通話アプリをダウンロードしたのですが、
こちらも個人情報ただ漏れという話を聞いてからすぐに削除しました。
まぁ、こっちはそもそも通話を利用するどころか
電話帳の送信すらしていないので、特に実害はないはずなんですが……。
この手のサービスは、あとgoogle+が生き残っていますが、
とりあえずこっちは匿名禁止という話も聞かないし、
googleアカウントと紐付けされてしまっているという事もあって放置しています。

将来、自分が本名を名乗ってネットをするという日がこないという確証はありませんが、
仮にその時が来たとしても、少なくともそれと現HNを繋げてしまうという事はなく、
このブログの管理人とは全くの別人としてネットをやることになるはずです。
まぁ、そういう事がおおっぴらにできるようになったら、
ある意味では過去の黒歴史も塗り替えてスッキリできるのかもしれませんが、
今のところ自分のリアルでの肩書きにその必要性があるとは到底思えず、
まだまだ数年先の話になりそうです。

0

コメントを残す