#3156

内視鏡検査室の恐怖


今日の出来事 自分


2012年もあと三ヶ月。

2012年って、なんとなく区切りがよくて、なんとなく去年の大災害の年のイメージから
「これ以上は悪くならないだろう」というようなイメージがありましたが、
自分個人にとっては、精神的苦痛と肉体的苦痛の最高記録を更新しまくるという
かなりついていない一年のように思います。
いわゆる厄年を盲目に信じているわけではありませんが、
調べてみると今年がちょうど本厄に当たる年みたいで、偶然って怖いなと思う次第です。

その、根本的原因は何かというのはブログでも散々悩み、
そして答えが出ていない問題ですが、目下の課題である修論もしくは就活、
あるいは趣味を含む生活の一切を揺るがす生活リズムが関係しているのは明らか。
今回も、それが由来だと思われる例の神経性胃炎をなんとかするために
二度目の内科治療に赴いたのですが、
先日、過去最高だと書いた歯科での痛みを遙かに凌駕する苦しみがそこにはありました。
以下、食前食後の方が読み進める事はオススメしません。

昨日も書いたとおり、今日はとりあえず
ここ三ヶ月続いている吐き気の症状を明らかにするために
胃の中の様子をカメラで見ることになりました。
前回担当だった先生が「お年寄りだってみんなやってるんだから大したことない」
と気さくに話してくれたので、
医療技術も進歩して本当に苦しまずにやってくれるんだろうと信じていたのですが……。

注射を打って不味い薬を二種類飲み込んで奥の部屋へ。
注射は定期健康診断でよくある血液採取などのそれとは明らかに痛みが段違いで、
打たれてから「痛いでしょ」と看護師に言われ、あらかじめ言ってくれよと
つい口が出そうになりました。
奥の部屋に入ると、横になってねと言われ、唾は垂れ流しでいいからと
何やら乳児がよくかけてるやつ(名前失念)みたいなものを首にかけられ、
口に何かわっかのようなものを咥えさせられ、
「最初ちょっとオエッってなりますけど、辛抱してくださいねー」
と言いながら医者が取り出したのは、予想よりも遙かにぶっといホースのような管。
「そんなの喉を通るのか?」などと考えているうちに
史上最悪の苦しみの儀式は始まりました。

Wikipediaによれば経口内視鏡というタイプで、
要するに口から挿入するスタンダードなタイプ。
なんですが、鼻からも入れられるタイプのものもあるそうで、
なんでそこまで細型化に成功しているのに口からのやつはこんなに太いんだと、
今改めて思います。

その例の管が口に入ってすぐに喉に到達してからは、
まさに胃袋のものをリバースする時の嘔吐感が延々と、
次々に身体の奥から発生してくるような感じで、
数秒ごとに条件反射的にウェッとなってしまうのが約数分間。
部屋は照明を消していたわけではないのに
自分の視界は明らかにモニターだけが明るく映って、周り一面は暗くなっていました。
看護師がずっと背中をさすってくれましたが、効果があったとは思いがたく、
「力を入れないで、目を開けて!」と言われても、
今までこういう苦しみは歯を食いしばって耐えてきた類の人間にとって、
そんなことをいきなり言われても適応できるはずがなく。
もしかすると、本当に無気力で、ぼーっと目の前を眺めているだけだったら
苦しみはさほどでもなかったのかもしれませんが、
実際に精神崩壊でもしそうなほどのその苦しみで
そんな事を考える余裕はまったくなく、
喉を通ってから抜く作業に入るまでは完全に頭が真っ白になっていました。

終わった後はフラフラになりながらも口をゆすげと言われたのでゆすいで、
その後医師からの説明と共に自分の胃袋の中を見せられました。

「胃の中を見ましたが、とても綺麗な胃袋で、なんの異常も見られませんでした」
開口一番、今回その経口内視鏡をぶちこんだ医師がそんな事を言いました。
要するに、今までに感じてきた吐き気は胃が故障したからとか、
胃酸過多のせいだとかじゃなく、もう全面的にストレスのせいということらしい。
多分、もっと正確に言えば、ストレスのせいで胃酸が出過ぎたりする事はあるけれど、
それによって胃が傷ついているわけではないという事だと思います。
ストレスによる影響についてはなんの説明もされなかったので推測ですが。

カルテを受け取った後、すぐに今度は歯科外来受付の方へ。
こっちもこっちで前回と違って今回は一瞬神経を押されたような痛みはありましたが、
もうなんというか胃カメラの方が強烈過ぎて、全然余韻は残りませんでした。

結局のところ、この問題は夏バテの延長線などではなく、
修論や退学後の事について延々悩んでいたのが身体に影響を及ぼしつつあると、
ただそれだけの話みたいです。
04月から続く生活リズムの問題も大いに影響があるだろうし、
そうやって元を辿って行くと、自分の生活力のなさみたいなところに行き着くのかなと。
あと、金銭的に不自由だからストレス解消手段も乏しいというのもあったかも。
大学時代前半期くらいまでは、ストレスの発散手段はコンシューマーゲームが担い、
今は音楽とアーケードゲームが担っているわけですが、
どちらも生活費出費の悩みとは切っても切れない関係にあるため、
その辺も今回のことに繋がったのかなと。

そして何より、ストレスが原因だと自分でも分かっていたつもりなのに、
精神科やカウンセリングよりも
内科検診を優先してしまった自分の選択ミスが今回の事へ導いた一番の原因かなと……。
吐き気が酷かった頃は、その吐き気がさらにストレスを増幅させるという
一種のネガティブスパイラルに陥ってしまっていたので、
薬を処方されて以来大分マシになっているこの状況を作るためには
今回のことは致し方なかったと考える事もできますが、
その前に本腰入れて悩み相談を誰かに打ち明けた方が遙かに効率的だっただろと……。
まぁ、その為にずっと前から保健室を利用していたりはするんですけどね。
ただ、この保健室のカウンセリングは昼休みのわずかな時間しか使えない事もあって
自分が考えているほど自分の悩みの助けにはなってくれないというのが実情です。
カウンセリングってもっと長時間必要なものなんじゃないかなぁと。

内視鏡科の先生は「何ともないと分かったらすっかり良くなる患者さんもいるんですよ」
と気持ちの影響が大きく現れる事を教えてくれましたが、
2012年のここまでの自分を鑑みるに、それは自分にも当てはまるような気がします。
ただ、気持ちの変化で悪化する事こそあれ、良くなった試しはあまりないような……。
こう思い込んでいるのがそもそもマズいんでしょうかね。
帰り道にさっそくストレス解消のつもりでゲーセンに行った後、帰宅。
半日の絶食が解禁されたのでコーヒーとパンを食べようとしたのですが、
喉の違和感がまだ取れておらず、
パンをひとつ食べるのにとてつもない時間がかかりました。

今日は05時就寝08時起床で3時間睡眠。
病院から帰宅後はとてつもない眠気に襲われて14時から16時半まで昼寝。
昼寝から復帰した後も、大学へ行くには十分な時間的猶予がありましたが、
ちょっと考えた後、今日はここまでの皆勤を崩して院生研究室には行かない事にして、
次の就寝までは自由気ままに過ごす事にしました。
ちなみに、昼寝の途中で実は後期最初の講義があったのですが、
もうこれも潔く履修はしない事にしてしまおうかと考えているところです。
先日も書いたとおり、あまりにも履修科目が少ないと
それはそれで生活リズム崩壊を助長してしまう原因になるんですが、
だからといって適当に取れば気分転換になるという科目でもないし、
ここは時間の確保を優先しようかなと。
……平たく言えば昼寝の言い訳なんですけどね。

そんなわけで、想像していたよりも遙かに地獄な一日でした。
2012年もあと三ヶ月。……さすがに、これ以上酷い事はないと信じたいところです。

0

コメントを残す