#3163

高山の発表会


今日の出来事


さて、夏以来最大の山場として日々頭を悩ませてきた修論中間発表会がありました。
一昨日からほぼ貫徹で書き上げたレジュメ、
その完成を持ってクリアだったら修論もどれほど楽なことか……。
実際には、そのレジュメを教授陣に隅から隅まで読まれつつ、
自分はそれを15分という持ち時間で喋らなければならず、
さらにその後の質疑応答に対応しなければならないという。
百歩譲って15分の発表まではなんとかなるにしても、質疑応答が最大の関門……。
なにしろレジュメのうち三割程度は、
結局字数稼ぎという段階でチェックを抜けてしまった部分であり、
そこを発表会場で突かれてしまったら終わりという状況。
ゼミの教授には、メインとなるところを中心に話していけば
そこから外れた部分を敢えて指摘されることはないだろうとのことでしたが……
そもそも自分は上手くしゃべれるのかという。

今日は23時就寝03時起床。今日ばかりは夜明け起きできてラッキー、
というようなことは決してなく、むしろこんな大事な日に4時間しか眠れなかったという
かなりの不運を抱えたまま大学へ。
案の定、会場設営の段階ではかなりフラフラの状態で、
ほとんど頭が回らないような感じでした。
幸いにして自分は比較的最初の方で、なおかつトップバッターではないので
発表前にプレッシャーを感じる時間はそれほど多くありませんでした。

会場設営が終わった後、一旦院生研究室でわずかばかりの自由時間を過ごした後、
改めて会場へ行くとすぐに教授が一人、二人と入ってきて、
そこから初めの挨拶までの時間は本当に矢のように過ぎ去って行きました。
そして、当然挨拶から自分の番が回ってくるまでの時間もあっという間でした。
席を立ってから発表の台に立つまでの心境は、ほとんど覚えていません。

――肝心の発表ですが、やっぱりというか声が出ず、
自分ですら上手くしゃべれているのかどうかも分からないままに喋っていたので
客観的にはかなり見苦しい発表だったというのはほぼ間違いないと思います。
さらに、発表後の質疑応答はゼミの教授の予想を見事に裏切り、
全く読んでいない省略した部分について指摘されて頭が真っ白になりましたが、
質問と言うよりは質問した教授の個人的な意見を言っただけでその場は打ち切られ、
そのまま時間切れということで自分の発表の順番はよく分からないまま終わりました。

修論に対する自分の姿勢、ここ半年間の物事に対する意欲などから言って、
自分がこの発表で満足できるものを得たい、満足したいとは微塵も思っていなかったので
そういう範囲内で言えば、まぁ一応無事に切り抜けられただけ良かった、
とは思っています。発表後に質疑応答で挙手した教授の研究室を訪問したのですが、
構想発表の時と違って修論をするにあたっての根本的な事は問われず、
ゼミの教授にもこのまま行けば大丈夫だろうという事を言われて、
それが結構頼もしかったように思います。
ここまでやって、なおもまだ“中間”発表というのが恐ろしいところではありますが。

自分はそんな風に時間切れと教授のきまぐれに助けられて終わったわけですが、
同期の他の発表や、それを助ける役目を担う司会を遠目で見ていて思ったのは、
「自分はこう思う」ということを明確な証拠と共に伝えるのは
実は自分が思っているよりもずっと難しいんだな、ということと、
同様にコミュニケーション能力というか、いわゆる“空気を読む”ことも
自分が想像しているよりも遙かに難しいんだなぁということ、
交代でやっていた司会役の人達を見ていて思っていました。
自分がその役割を与えられなかったのは
同期の人達が空気を読んでくれたからなんでしょうが、
そんな風に空気を読める、自分よりも遙かにコミュニケーション能力がある人達が、
こういった大舞台で、自分が見ても「あれ?」と思うような進行をしてしまったりして
なんというか、ある意味修論以上におぞましい何かを見せられた気分になりました。

さて、そんなこんなで長かった修論との付き合いもラストスパートに入るわけですが、
次はいよいよ待ったなしの修論提出ということになります。
果たして自分に冬休みはあるのか……。

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