#3268

電子音楽の迷宮


音楽


06時半就寝13時起床。一日を通して異様に調子の悪い一日でした。

起床から3時間後に外で食事を済ませるついでにゲーセンへ行くも、
3クレ目でお腹が痛くなってきたのでそのまま帰りました。
最近にも似たような事がありましたが、起床後中途半端な時間にでかけてしまうと
いろいろと身体に良くないんだなと改めて実感。
そもそも今日は午後起きでそこからまず体調が良いとは言えなかったわけですが。

帰宅するとメール便が届いていました。
実は一昨日の眠れない夜にスマホでAmazonを徘徊していたら
去年末にテクノのディスクガイド(=同ジャンルのCDを紹介した本)が出ていたようで、
電子音楽の生い立ちから最新の流行までを追うという形式になっており、
かなり興味深かったのですぐに注文してしまいました。
『TECHNO definitive <テクノ・ディフィニティブ> 1963-2013』
(ele-king books / 三田格,野田努 編著 / 2012年)という本です。

そういえば今回なにげにAmazonで本を単品注文したのは初めてでしたが、
やっぱりというか書籍類もメール便で送ってくれるみたいですね。
今回はA5版のちょっと大きい本でそれなりの厚みもあったので
メール便の形式としてはかなりギリギリといった感じでしたが、
これなら文庫本とかなら配達の事を考えずに遠慮なくポチっても良さそう。

中身はまだパラッとしか読んでいませんが、
シュトックハウゼンによる電子音楽の成立から
Brialなどダブステップシーンの紹介まで、実に50年分もの音楽が紹介されていて、
数えてみたら自分が持っているアルバムは約700枚中9枚しかありませんでした。
構成としてはコンテンポラリー・ミュージック、クラウトロックといった
戦後すぐの時代の作品をおおよそアーティスト別にまとめて、
後はシンセポップ、レイヴ、IDM、ハードミニマル、
グリッチ/ドローン、ハウス、ダブステップという順番で
その時代の中心的ジャンルを軸に紹介していっている感じ。
明らかにアンビエントだろうというアーティストの作品も紹介されていたり、
ビートルズというワードも見かけたので、テクノだけというよりは
もっと貪欲にと言えばいいのか、もっと幅広く周辺も取り扱っているという印象です。

自分がこの本を買った理由は、今現在新たな音楽を探す手段が
AmazonとiTunes Storeによるオススメ機能か、あるいはわずかなネット情報しかなく、
好きなジャンルの周辺知識も軽薄な状況を少しでも補完したかったからなんですが、
正直言ってゼロ年代の音楽を主に聴いている自分としては
この本はあまりにも今まで蚊帳の外だった音楽の比重が重すぎるというか、
本全体が自分の好きな音楽観に合った感じはしませんでした。
まぁ、この辺は現時点での自分の興味の限界なのかなぁと。
もちろん、紹介文とジャケ画像を見て是非視聴したいと思ったアルバムもたくさんあり、
早速iTunes Storeで探してみるんですが、どれもこれも見つからないんですよね。
なんというか、今まで自分は暗黙の内にiTunes Storeにあるものが音楽のすべてだと
勝手に思い込んでいたんだなぁ、という事を思い知らされたような気がします。
あれだけの量があってもなお、ほんの一部だったんだなぁと。

説明が難しいんですが、なんというか今までの自分は
音楽に純粋や無垢といったものを過剰に求めていたのかもしれないなと思いました。
自分のライブラリに入っている音楽はどれも大切なものだし、
これを否定的に見る必要性は全くないんですが、
しかしジャンル全体から見ればおいしいところしか知らずにきたというか、
なんというかジャンル全体の古い部分、土台となった部分を見て見ぬ振りして
なおかつ電子音楽というジャンルについてある程度理解した気になっていたのかもなと。
別に反省点でもなんでもないので、じゃあ1940年代の音楽から順番に聴いていこう、
というわけでもなく、ただただ電子音楽というものの広さを痛感したばかりです。

まぁ、ぶっちゃけて言えばテクノのディスクガイドというよりは、
自分が本当に今求めているのはエレクトロニカのディスクガイドなので、
この本で言うところのIDM~グリッジノイズ系までを
もっと深く掘り下げた本があったらいいのに、という気持ちはより強くなりました。
とりあえず今は、この本の当該ジャンルを細かく読んでいって、
少しずつテクノ界隈の知識を広げるところのが無難かなぁ……。
テクノと一口で言っても
音ゲーのテクノと実際のテクノは大分ニュアンスが違うようですし、
この辺もなかなか難しいんだなと思いました。

ともあれ、音楽の探し方としては今までにない一歩を踏み出したと思っているので、
2,500円分楽しめるように音楽探しに役立てたいなとは思っています。

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