#3957

作曲家の環


音楽

このところ、年末に向けた新曲探し、特にエレクトロニカ周辺のアルバム探しが
自分の中で加速しつつあります。
きっかけは何だったのかと言うとやっぱりAutechreなんですよね、これが。
このブームの周期でハッキリ覚えているのは2013年03月の引っ越し前後の頃で、
あの時もAutechreの11thアルバムが出るというニュースがそもそものきっかけでしたが、
Autechre周辺、エレクトロニカ周辺を探すうちに
いつしかミニマル・アンビエントというスタイルに行き着き、
それが去年の音楽マイブームのひとつの象徴にもなりました。
今年は別に新譜が出たわけではないのでそこまで大きな波ではないとは思いますが、
やっぱりというか、なんとなくAutechreを聴きたくなると
そのうちいろんなエレクトロニカを聴きたくなるという流れはあるように思います。
もちろん他のアーティストでもそれはあるのですが、
他のジャンルではどうかと言われると微妙な気がしなくもない。
エレクトロニカという空気には定期的に戻ってきたくなる懐かしさみたいなものがあるのか、
あるいは単にそれが自分にとって大学時代の象徴だからかは分かりませんが、
何にしろ気分転換の手段が増えるのは良いことだと思います。

今回はたまたまiTunes Storeのウォッシュリストを片っ端から試聴しつつ
Amazonのミュージックコーナーを眺めていたら、
近日リリースのアルバムリストにBrian Enoという見覚えのあるアーティスト名があったので
思わずクリックしてしまいました。
どうやらBrian Enoが1990年代に発表したいくつかのアルバムを再販するそうで。
最近は個人的にアンビエント需要もかなり高まってきていたところだったので、
せっかくだし1~2枚ほど買ってみようかなと思っているところ。

さらに、CAPSULEの新譜も来年初頭に出るそうで、早くも予約受付が始まっていました。
CAPSULEは名義が大文字化してから音楽の方向性がいよいよ変わってしまい、
個人的には最近流行りのEDM志向よりも2005年頃のスタイルに戻って欲しいという気持ちが
無きにしも非ずなんですが……まぁ、なんだかんだ言って買うと思います。
それからポップン最新作のサントラも今年末に出るそうで。
こちらは何も考えずに予約注文してしまいました。
ポップンはSunny Parkで実質卒業して、ラピストリアからまったく触っていませんが、
それでも音ゲーサントラが今も生活に必要不可欠なのは変わりなく、
ポップンサントラがその一角を担っているのは間違いないわけで。
音ゲーサントラは音ゲーを完全に卒業してもしばらく買い続けるのではないかと思います。

それはもちろん音ゲーサントラが魅力的だからというのはもちろんなんですが、
正直なところ、鞍替えしたくてもできないという事情も最近ちょっと感じつつあります。
これは音ゲーサントラが、というよりダンスミュージック全般の悩みなんですが……。
今まで自分はことエレクトロニカに関してはアルバムの探し方を長い間模索し続けていて、
好きなアルバムと同じレーベルを探すとか、リミックス繋がりで探すとか、
iTunes StoreやAmazonの関連から辿ると言った方法によって、
最初期のお気に入りアルバムからずっと伝言ゲームのようにライブラリを広げていきました。
他ジャンルの事情がどうだかは分かりませんが、
エレクトロニカは国内外問わず比較的リミックス繋がりの交流が強い気がするんですよね。
それで出会うことができたアーティストも数知れず。

もちろんそれはテクノポップなどダンス志向の音楽にも通用する探し方だと思うのですが、
自分がエレクトロニカともう一本の柱として掲げてきたテクノポップというジャンルは、
よくよく自分の嗜好を振り返ってみるとシーンがかなり限定されているようなんですよね。
つまり、元々の発端が2000年代中期capsuleにあったのだけれど、
その界隈の音楽が基本的に国内にしかないため、そもそもレーベルの数に限界があると。
国内のインディーズ系アーティストをくまなく探せばもっと出てくるのでしょうが、
如何せんエレクトロニカのアーティストと比べると探す手間が半端ではありません。

そのせいもあってか最近はいわゆるネオ渋谷系を探すのを半ば諦め、
諦めた結果無難なハウスやテクノに流れつつあるような気がするんですよね。
そういう音楽が増えてきたからこそ
テクノポップを、純テクノポップとハウス系で分割せざるを得なくなったわけで。
もちろんハウスも2009年頃から (テクノポップほどではないとはいえ) 聴いてきたので
一定の興味はあるのですが、エレクトロニカのように幅広く聴こうとしてこなかったため、
やっぱりこの界隈で新曲を探そうとしても戸惑ってしまうことがほとんどです。
無難な一手としてハウス系のアルバムを選んだとしても、
よくよく聴いてみるとどこかで聴いたようなフレーズしか無かったりして
数周しただけでほとんど聴かなくなってしまう……という残念なパターンもしばしば。

というわけで今はダンスミュージックがかなりの供給不足に陥っている感はあります。
まったく新しい地点から裾野を広げるのはなんだか難しそうな気はするので、
そうなるとエレクトロニカの周辺からダンスミュージックに接近してみるか、となると
思いっきりテクノ寄りになるのかあるいは近年流行りのダブステップに行き着くのか、
もっと本腰入れて探してみないと分からないところはありますが、
今の自分ができるとしたらそういう探し方がベターなのかなと思っています。
既知のテクノポップから探すのも、もちろんアリなのでしょうが……。

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