#4073

跳ね飛ぶ音


音楽


今月分新曲として『beatmania IIDX 22 PENDUAL』のサントラを聴いているのですが、
電波曲だらけのイメージに反して、思いの外良曲が多くて目下ヘビロテ中です。
前作中盤以降からすでにまともにやっているとは言い難いほどのプレイ頻度でしたが、
いよいよもって音ゲー卒業も見えてきたのがIIDXではこの22作目になります。
ポップンも同じく22作目の『ポップンミュージック ラピストリア』稼働を機会に完全に卒業し、
サントラ専門になってしまっています。
そんな風に下火に落ち着きつつある音ゲーですが、
その流れに反するように音ゲーサントラの勢いはまったく衰える兆しがありません。

今作だと“m1dy Festival” (m1dy)、“illuminate”(Sota Fujimori)、“X↑X↓”(DJ TECHNORCH)、
“超青少年ノ為ノ超多幸ナ超古典的超舞曲”(Project B-)辺りがお気に入りです。
m1dy Festivalの疾走感はここ数年で随一というくらいで、
これからも目覚ましプレイリストの常連になりそうな予感。
天上天下と読むらしいDJ TECHNORCHの新曲も、これまではあくまでもイロモノポジションで
繰り返し聴くには気力の要る感じが否めなかったDJ TECHNORCHの楽曲が、
かなりキャッチーになって聴きやすくなったという印象があります。
“超青少年 (以下略)”はゲームサイズ版になくロング版だけにある、
あの1990年代くらいのゲームを思い起こさせるようなレトロなシュール感に
何故か病み付きになってしまい、音ゲーサントラのロングにしてはかなり聞き込んでいます。

あとはPlus-tech Squeeze Box辺りを想起させるハイスピードおもちゃ箱な世界観の
“SpaceLand☆TOYBOX”も、今度長い間ヘビロテすることになりそうな良曲でした。
ポップでキャッチーな方面では
“Hello Happiness”(P*Light Feat.Mow*2)もかなりの期待作だったのですが、
実際に聞き込んでみると、
どうしても「IIDXの定番ハピコアを素人が真似してみました」感が拭えず、
ヘビロテするにはちょっと無個性すぎるかなーという印象でした (P*Lightさんごめんなさい)。

全体的な印象として、他の音ゲーシリーズが次々と某同人音楽や
某継ぎ接ぎ声楽曲に飲み込まれ、音楽ありきではないただのキャラクター勝負になっていく中で、
IIDXは電波な方面が強くなってきているとはいえ
あくまでも「音で勝負している」という感じは未だに残っていると思うし、
その風潮は好きだし、大事にして欲しいなぁと改めて思う今日この頃です。

逆に言えば、オリジナル楽曲ではない何かを前面にプッシュし始めたら
自分もさすがに音ゲーサントラからは手を引くべきかなーとは思っています。
愚痴の材料にするためにサントラ買うのもどうかと思いますしね……。
でも、そういう次世代のノイズに混じって
さりげなく古参アーティストが物凄い良曲をリリースしたりするんだよなぁ……。

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