#4077

犠牲の道を突き進む

繁忙期のピークにして、去年末以来二度目の徹夜を経験した地獄の一日でした。
ただ去年末とは今回は少し事情が異なります。
前回は今以上に状況が絶望的で「もう徹夜しかない!」という上の人の声に従った結果でしたが、
実は今回は徹夜を避けようと思えば避けられる状況ではあったにもかかわらず、
自分から敢えて徹夜を選択したという事情があるため、
自分自身に覆い被さってくる責任の重さがまるで違ってくるという点では、
去年末よりもさらに状況は悪化していると言えます。

むろん、自分にとって仕事の徹夜は一番避けたいもののひとつです。
何が嬉しくて会社で一晩を過ごさなければならないのか、という気持ちは強く持っています。
が、この日は当日分の仕事がようやく捌けたのが27時、つまり翌03時で、
しかも翌日分の仕事もすでに絶望的なまでの量があるという状況だったんですよね。
いつもなら、破綻するときは量的に一人が頑張ったところでどうしようもないことが多いのですが、
このときは作業量としては5~6時間の時間さえ生み出せればなんとかなりそうでした。
それなら、どうせ帰っても3時間しか眠れない状況で帰るよりも、
ここで一踏ん張りした方が後々残業が減るんじゃないか、と思ったんですよね。

……しかしそれは建前上の夜勤の理由。本当の理由はもっと個人的なところにあります。
本当の理由は、徹夜のような無茶をしている状態でなら、
辞めたいという意思表示をすんなり通しやすいのではないかと思ったからです。
今通っている会社は、一般的なイメージ通り偉い人から順番に出社する傾向があります。
つまり、朝の最初のわずかな時間だけ、
会社の中には徹夜中の自分と偉い人の二人だけというタイミングが必ず訪れるはず。
二人きりという状況なら、あとはきっと何とかなるだろう……という目論見だったのですが、
結論から言ってそれは失敗しました。

失敗した理由は、まずひとつ、社長が朝物凄く上機嫌で、話を切り出しにくかったのが一点。
もうひとつは、結局自分も体力の壁は乗り越えられなかったらしく、
徹夜をしたと胸を張れるほどの実績がまったく上がらなかったのが一点。
ほぼ貫徹は最終的には成功し、途中でダウンすることはなかったのですが、
代わりに日中の作業効率の悪さはさすがに後悔するようなレベルで、
辞めることを切り出すチャンスを作るだけために
かなりのハイリスクを背負ってしまったことに後々になって思い知らされました。
これだけのことをやっておいて肝心なことに手を伸ばせなかった自分のチキンっぷりにもがっかり。
今の職場に決着を付けるとしたら今が最大のチャンスだとは思っているんですけどね……。