#4184

切り分けられた音


音楽

今の自分の音楽ライブラリは独自の基準で8つのジャンルに分かれています。
さらに大元を辿ると、「サントラ」「ポップス」「電子音楽」の三種に大別され、
それぞれが隣り合わせのように関連しあって出来上がっています。
このジャンル構成はもうなるべく崩したくないと思っているので、
例えばこれはテクノポップだけど世間的には普通のJ-POPだろう、
というような音楽があっても場合によってはテクノポップとして取り扱っていたりします。
しかし2012年頃から、従来はテクノポップとして分類していたけれど
どう考えてもハウスにしか聞こえない邦楽や、
従来はエレクトロニカとして分類していたけれどこれはもうテクノにしか聞こえない、
といった音楽が急に増えてきてしまったので、
5年ぶりに「ハウス/テクノ」というジャンルを新設為ざるをえなくなってしまいました。
それ以降は比較的安定して、このジャンル自体もそこそこ盛り上がっているように思います。

しかし、そんな風に枠組みを決めてその中で引きこもって楽しんで満足する時期があれば、
それを壊してもっと自由に音楽を聴きたいと思う時期もあります。
2011年の震災前後にオルタナティブ・ロックというジャンルに唐突に熱中したのもそれで、
以降定期的に、普段インディーを漁っている音楽性とは真逆の、
最近の流行りの音楽を聴きたくなる周期が訪れるようになりました。

ところが、いざ最近の流行りを漁ろうとしてみると確かに魅力的な音はそれなりにあり、
これは聞いてみたいと思うような音楽はたくさんあるのですが、
どれもこれもシングルカットでしか販売されていないんですよね。
2010年頃だったかにブロステップがもてはやされたときもそう、
現在であればいわゆるEDMと呼ばれるジャンルが流行っているそうですが、
よさげなアーティストを見つけてもシングルでのリリースしかないという。
商業的な理由なんでしょうか?

別に今の自分はEPを買わないと固く決意しているわけではないので、
EPを買うことそのものについてはそこまで深く考えているわけではないのですが、
しかし初めて聴くアーティストのアルバムが1曲しか楽しめないのは
どうしても物足りなさを感じてしまうというか……。
何曲かあるアルバムの中からお気に入りを見出すのが好きだから、という理由もなくはないです。

結局その葛藤の末に、新規ジャンルのEPをいきなり買った試しはなく、
ブロステップのときはブームも失速して次のジャンルが頭をもたげてきた頃に
今更のようにオムニバスアルバムを買って落ち着いてしまった感じです。
EDMはどうなるんでしょうね。
個人的にはCAPUSLEが15thアルバムでEDMっぽい曲調をたくさん出してきて、
それをきっかけにEDMも結構いいなーと思い始めている今日この頃なので、
ブロステップのときと同じように
ブームが収束する前にオムニバスアルバムを買うくらいはしてもいいかなーと思っています。

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