#4384

忘れかけた冬の桜


今日の出来事 音楽

01時就寝07時30分起床、22時退勤。
またしても雪が積もったので行きも帰りも徒歩だったのですが、
昨夜のふとした思いつきで、通勤時に聴く音楽を2時間分すべてJ-POPにしてみました。

ブログの投稿総数も4000番台に乗った今ではもう遙か昔のように思えるのですが、
エレクトロニカやテクノポップ等電子音楽に傾倒している自分も、
2007年にとあるアニメソングに出会う以前はいわゆる流行りのJ-POPを聴いていました。
ライブラリを改めて振り返ってみると男性アーティストが多いという印象で、
その影響というのも多くは地元のFMラジオに端を発するものでした。
このブログの記事がまだ1000本も無かった頃は、
そういったJ-POPの諸々に影響を受けた思想がところどころに散りばめられています。

しかし2007年以降は電子音楽にあまりにも勢い良くハマってしまったため、
急に自分にとってJ-POPの類は古い音楽になってしまいました。
当時の音楽も一応現在のライブラリに入ってはいるものの、
1万曲の山の最下層に埋もれていて全曲ランダム再生以外ではまったく聴かず、
その全曲ランダム再生も音楽ライブラリ全体がごく少なかったときにしかやっていないため、
近年は埋もれている音楽は本当にまったく聴かない傾向にありました。
その月々によって聴く音楽は違っていますが、
最近だとおおよそ1ヶ月にライブラリ全体の1~5%を聴くのが精一杯くらいの状況です。

というわけでほとんど忘れ去られていたJ-POPは、徐々に黒歴史的なにおいが漂ってきて
大学時代後期以降はますます手が付けづらい状況になっていたのですが、
もうそろそろそれも時効だろう、ということで今日ほとんど十年ぶりにまともに聴いてみると、
それはもう、沁みるのなんの。
なんというか本当に久々に「歌」を聴いて、月並みな言葉ですが勇気を貰った気がしました。

2005年当時の自分がよく聴いていたのは
ORENGE RANGE『花』(2004) と『*~アスタリスク~』(2005) と『ラヴ・パレード』(2005)、
ケツメイシ『さくら』(2005) と『旅人 (たびうど)』(2006)、
コブクロ『ここにしか咲かない花』(2005) と『桜』(2005)、
スキマスイッチ『全力少年』(2005)、くるり『BIRTHDAY』(2005)、
nobodyknows+『ココロオドル』(2004) と『エル・ミラドール~展望台の唄~』(2005)、
YUKI『JOY』(2004) と『長い夢』(2005) と『歓びの種』(2005)、
Def Tech『My Way』(2005)、などなど。

以上は実際にCDレンタルまたは購入に至った音楽ですが、
他にもラジオを通してDREAMS COME TRUE『何度でも』(2005) とか
木村カエラ『リルラ リルハ』(2005) とかCrystal Kay『恋におちたら』(2005) とか、
選曲をラジオ任せにすることで割と分け隔て無く聴いていた時期なんじゃないかと思います。
あと平井堅の歌をやたら聴く機会があったのもこの頃だったような。

ゲームしか知らなかった自分を音楽の世界に導いたのは上に挙げたYUKIの楽曲ですが、
一方で当時の自分が開花しつつあった詩作という形での厨二病魂の炸裂は
コブクロとORENGE RANGEというアーティストの影響が今にしてみれば大きかったし、
また当時の恋愛観に「恋愛というものは奇跡の集大成だ」
「奇跡は万人に宿ってしかるべきだ (だから自分にもきっと奇跡は起きるはずだ)」
というような固定観念を持っていたのもまた、これらの歌の影響があるんじゃないかと
(……それも当時の恋愛対象があったからこそなのでしょうが、
それを書き出すとキリがないので割愛で)。

これらの音楽を久々に聴きながら滑りそうな雪道を歩き、
真夜中に帰宅するときはコンビニで唐揚げ棒を買って、
そういえば学生時代にも冬の帰り道に唐揚げを買ったことがあったような、
などと思いながらそれら10~11年前の音楽を聴いていました。
やっぱりどうしても恋愛ソングは心の奥まで届かないもどかしさはあるいっぽうで、
そうではなく、誰でも前向きに生きる権利があるんだ、というようなテーマの歌は
言葉が胸の内まで浸透するような思いがして、学生時代が懐かしくなりました。

季節感は真逆ですがnobodyknows+『夏のかけら』(2005) なんかは終始鳥肌立ちまくりで、
出勤前じゃなかったら涙が出ていたかもしれないほどやたらめったに心打たれていました。
こういう、失われた少年少女時代を思い起こさせるのはもうそろそろ年齢的に辛いなぁ……。
いつの間にあんな風にはしゃぐ気力を失ってしまったんだろうなぁと思うと、
ふとどうしようもなく年を取ってしまったようになって哀しくなったりするんですよね。
果たして自分がそれを取り戻せるような日は来るのか、
あるいは未だに大人になっていなかったりするんでしょうか。それもそれで悲しいですが。

そんなわけで久々に音楽に突き動かされたような一日でした。
22時退勤と悲惨な一文が冒頭にありますが、そのおかげで土曜出勤濃厚だった状況から一転、
明日は休んでも差し支えないから休んでもいいよという話になり、
とにもかくにも明日からは二連休を満喫できる運びになりました。
まぁ来週こそはこれでは済まない状況に転落するのはもう目に見えているのですが……。
とりあえず今週末はそのことは考えずに過ごす予定。

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