#4433

盲目の献身


この年度末繁忙期の山場とも言える日が今日でした。
といってもまだこの仕事自体は完全に終わりではなく、
あくまで人員不足に悩まされるほどの物量が来るのがこれで最後だろうということで、
今日の退勤時間は23時でした。最後の最後まで自分はしわ寄せ係であり続けた今回ですが、
しかし前年度の苦渋と比べるとさほどでもないかな、というのが正直なところではあり、
むしろこの程度で無事に終わるはずがないだろうと思っています。
が、社内的にはもう峠は越えたと言わんばかりに、さっそく人員削減の方向で動いているそうで、
01月下旬頃に自分の下で作業してくれた人も別部署に引っこ抜かれることになり、
実感が無いながらも最後であろう挨拶を取り交わしていました。
これでまた想定外の数が来たらどうするつもりなんだろうと他人事のように思っていますが、
そうなったときに真っ先に煮え湯を被るのは自分なんですよね……。
さてどうなることやら。

今の仕事のしんどいところは「終わりが見えないところ」に尽きると思います。
やっていることは単純明快、でも圧倒的物量があるとどうしてもスケジュール通りにはいかないし、
それにかかるコストも目に見えて増大する。
現実味のないそれを直視できる人は今の会社には少ないらしく、
どうしても上司の希望的観測が先行して話が進んでいく。
結果、現場では秋の段階で「このままじゃ去年と同じ結末になる」と言い続けたにも関わらず、
結局、去年と同じ結末になってしまいました。
誰が悪いというよりは、現場と会社側との間にある大きな隔たりと、
あとは会社そのものと業界との間にも大きな隔たりがあり、
それらの壁を放置していることがめぐり巡って自分の残業量にも関わっているのではないかと。

また、今回とても痛感したのは、そもそも会社側はこの仕事にやり甲斐を感じていないということ。
そうじゃなかったら、終わりが完全に見えていないはずなのに
早々に人員削減の方向に動くはずがないと思うんです。
せめて、「これで本当に終わりなのか」を確認する姿勢が先なのではないかと。
現場では当然、これで終わりだとは思っていないのですでに空気の違いが明らかで、
なんであんなに楽観的でいられるのだろうという疑問が、
少なからず不満に変換されているところはあると思います。

関係会社はこのことをどう思っているんだろうなぁと常々思っているのですが、
それを知ることのできる立場にないことがちょっぴり悔しくもあり。
しかし結局のところ自分も仕事に対してやり甲斐を感じているかと言われると微妙なところで、
現状を確認せずに「やっと終わったね」と言う上司の言葉に、
ほんのり安心感を抱いてしまう自分の心のが本当に情けないなぁと……。