#4439

句読点が醸し出す違和感


備忘録


前々から気になっていたことなんですが、ネットコミュニティ界隈を眺め歩いていると、
稀に疑問符・感嘆符のあとに句点を入れている文章を見かけることがあります。

例1) わがはいは猫なのか?。

こんな文章を見るたび、いやそれは違うだろうと言いたいけれど
わざわざそんなことを突っ込むのも揚げ足取りみたいで感じ悪いしなぁ、
などとモヤモヤ感だけが蓄えられたままこんにちまで生きてきました。
これは完全に偏見ですが、いわゆるハウツー的な情報を載せる三流ブログに多い気がします。

そもそもこれは本当に間違いなのか。結論から言えば、間違いのようです。
文化庁発行の国語施策情報資料『国語表記の問題』で、
一般に疑問符・感嘆符のあとに句読点を打つのは間違いだということに言及されています。
要は、疑問符・感嘆符はピリオドの代わりに打っているものであって、
もうそれ自体が句点の役割も持っているので、そのあとに句点を続けてしまうと二重になると。
じゃあ、「w」のあとに句読点を付けるのは?

例2) 人間っておもしろっw。

これもたまーに見ます。Twitter界隈でよく見る気がします。
笑っていることを表す「w」は元々は「(笑)」でした。
これについては文化庁や文部科学省がどうのこうのと言っている問題ではないので、
個人の自由と言ってしまえばそれまでなのですが、
ざっとネット界隈を見渡してみた感じだと、
顔文字や感情表現としての記号(笑、汗、泣など) は感嘆符・疑問符と同じ扱いにする、
というのが日本語圏では多数を占めているように見受けられます。
決して間違いとは言い切れないものの、どうしても違和感は拭えません。
そういえば最近「w」を使う文化も古くなったのかあまり見られなくなってきたような。

例3) そんなのアリなのか……?w

この表記だと比較的違和感がないと感じるのは自分だけでしょうか。
句点と疑問符・感嘆符は同時に使わないルールがあることはすでに述べましたが、
例外的に「?!」「!!」といった複合は (特に漫画文化で) よく見かけます。
その延長線上と捉えれば、疑問符のあとに感情表現や顔文字が入ってもおかしくない……?

まぁ、言葉というものは流動的で生き物みたいなものなので、
また10年くらい経ったら何もかも変わっているんでしょうけどね。
自分自身も、ここ11年半でブログを続けていくうちに
読点の打ち方は大分変わってきたような気がしています。
昔と今、どちらが正しいのかといったことは今までは深く追求してきませんでしたが、
「こういう理由があって自分はこのような文章を書いている」
と説明できるようになれればそれが文章構成上の軸になってくれるだろうし、
変に書く作業に卑屈にならなくて済むのなら、
もう少し真面目に考えるべきかなーと思ったり思わなかったり。

とりあえず、例1のような書き方をしている人がいたら
「疑問符・感嘆符は句点の代わりに打つものだから句点を続けて打つのは間違いだよ」
と教えてあげましょう。そこだけは間違いない……はず。

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