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交流新時代の節目


今日でTwitterが十周年だそうで、おめでとうございます。
どこかに書いたかもしれませんが、自分が初めてTwitterを見たのは2007年でした。
当時まだ黎明期の動画サイト『ニコニコ動画』で、
ヘッダーメニューの右上に
「右上」についての一言ネタを募集するという企画が運営掲示板にありました。
で、恥ずかしながら当時ニコニコ動画一筋だった自分もそれに参加していた時期があり、
また掲載されたことも何度かあったんですよね。
それのログを保存するのに使われていたのが、当時日本語化すらされていないTwitterでした。

短文を書き残していく小さなブログのようなもの……と知ったとき、
わざわざそんな小さな情報を書き残すのに何の意味があるんだろうと思ったものですが、
それが今やネット名義としての自分のコミュニケーションツールとして必須になっていて、
ときにはブログをも脅かす存在になっている、と。
それどころか自分のネット遍歴で「Twitter以前」と「Twitter以後」の間に
どうしようもない壁を感じるほど、ネット周りの生活は変わってしまったような気がします。
もちろん良い意味で。

Twitter以前のネット上の交流場所と言えば主に匿名掲示板が主流であったわけですが、
匿名で発信することは気軽さを生むいっぽう、
常に他の大多数に埋没してしまうため、いくら発信してもネット上での「自分」が確立せず、
その場その場を吐き出すためのアウトプットに留まっていたように思います。
また固定ハンドルネームを忌み嫌う風潮が根強く、
「掲示板とは情報共有のために特化するべきであって、個人を認め合う場所ではない」
というような暗黙の了解もあったように思います。
なんというか、良くも悪くも閉鎖的だったなと今になって思いますね。

それを打破したのが自分にとってはTwitterでした。
マイクロブログの名の通り、基本的には個人が好き勝手に「つぶやく」というサービス。
でも、それが時系列に並ぶことによってゆるーく他人と繋がれるという特徴を持ったTwitterは、
ブログにおいて (1) まず自分が発信し、(2) 他人のブログを見つけ、
(3) 付属掲示板等で挨拶を交わし、(4) ウェブリンク上で繋がり、
(5) トラックバックやコメントをやりとりする……という他人との交流に必要な手間暇を
いっきに簡略化してしまったところがとても大きかったように思います。
また、9割が最初の二週間で脱落するというブログサービスの投稿の手間に比べて
Twitterはスマホから手軽にというスタイルが主流ということもあって継続しやすく、
そういう諸々の「軽さ」が現状を作り出していったのかなぁと。
Twitterが無かったらあり得なかった出会いを考えると、
もうTwitter以前の時代に戻ることは考えられないなぁとつくづく。
ただ一方で個人ホームページを地道に作っていたあの頃にはもう戻れないと思うと、
それもちょっと寂しい気がしなくもないですけどね。
それに対する未練が残っているからこそブログとTwitterを両立できているのかも。

ブログはもうずっと続けていこうという気持ちがそれなりに定着していますが、
しかしTwitterは今後どうなるかはまだ変わりません。
Twitterに変わる新たなネット交流場所ができたらあっさり辞めてしまうかも。
自分が掲示板を卒業してTwitterへ移行するのに七年かかっていて、
2016年の今年がちょうどTwitterを始めて七年目にさしかかるわけですが……。
次の転機になる日がいつか来るんでしょうかね?

ちなみに03月21日は『星のカービィ スーパーデラックス』20周年でもあるそうで。
こちらはもう過去のエントリーでいろんな思い出を書き尽くしたので割愛しますが、
あれからもう20年経ったんだと思うと感慨深いような、恐ろしいような……。