#4474

運命の音は遙かに


音楽


ブログ低迷に続いて音楽再生数統計も整理中の月が続いてしまっている今日この頃、
今月 (第104期) に買ったアルバムで久々に大当たりと出会ったので、
月間再生数はまだ分かりませんがほとぼりが冷めないうちに紹介してしまいたいと思います。


Chappie (pal@pop) – Welcoming Morning (1999)

上のPVは原曲で、自分が今回買ったのはpal@popの1st Album『pal@pop』収録のアレンジ版。
アレンジ版の方が肉声にかなり手が加わっていて、ゼロ年代テクノポップに近いテイストです。
テクノポップ系音楽を集め始めてかれこれ七年以上になり、
今まではcapsuleの変遷からなんとなく「ネオ渋谷系やフューチャーポップは00年代の産物」
という固定観念がありましたが、いやまさか1999年にこんな楽曲があるとは。
アーティスト名の “チャッピー” は架空のアイドルキャラクターという位置づけで、
その意味では元気ロケッツやボーカロイド文化の先駆け的存在とも言えるかもしれません。

あくまでこれは自分好みの話ではあるのですが、
やっぱり自分がテクノポップ系楽曲に求める像って、どちらかというと奇をてらったようなもので
「王道J-POP進行をただ単にピコピコにしたもの」ではないはずんですよね。
でもPerfumeの新譜も然り、
ぱっと素人が聴いて明らかに個性が際立っているような楽曲なんてそうそう見つかるはずもなく。
当然王道進行の方が無難に作れるし見つけやすいからなんでしょうが、
そういうものの聴きすぎで、
正直個人的にはここ数年テクノポップに関して言えば探し疲れていたところがありました。
同じジャンルの音楽がどれもこれも同じような曲に聞こえるということは
そのジャンルに対する興味が薄れているということもあるので、
もうテクノポップも飽きちゃったのかもなぁ、などと思っていた矢先のこの楽曲。

この曲はボーカルが二重三重にもなっていて、とにかく情報量過密なポップスで、
もうこれだけでカラオケ配信を意識しているような平凡な音楽とは一線を画していて、
しかも歌うというよりは囁いている感じ。雰囲気はPlus-Tech Squeeze Boxに近いですかね?
ボーカルが楽曲の一部になっているというのは、
今までのお気に入りテクノポップとも通じるところがあるような気がします。
こんな音楽しばらく聴いていなかったのでそれはもう衝撃的でした。

というわけで、最近は音楽そのものがマンネリ感否めない日々の繰り返しでしたが、
たった一曲の大当たりを引いただけで
他のいつもの音楽もまるで色付いて聞こえてくるように感じるところに、
いかに新鮮味を取り入れ続けることが重要かを思い知らされた午後出勤の一日でした。

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