#4481

やり残しを掘り進む


前年度末は繁忙期にもかかわらずブログをそれほど溜めないまま乗り切ったので、
いろいろあったけどブログ的には安定した冬だったかな、
などと思っていたら油断していたのか単に書きたい欲減衰の波が遅れてきたのか、
閑散期に入ってからこのていたらくでなんとも情けないところです。
そういうわけで今日分の話題は、
もはや定期的に書いていますがブログ投稿そのものについて考えてみたいと思います。

  ・ブログは原則として一日1本以上更新する
  ・諸事情で更新できない場合、後日にその日投稿したものとしてその日の話題を書く

というルールによってこのブログは名目上投稿率100%を維持していて、
当日内に投稿できなかったエントリーを「後日投稿分」と呼んでいます。
これは楽天ブログ時代、管理ページに投稿率が表示されていたことがそもそもの出発点で、
WordPressに移行した現在そのような割合表示は出てこないので
長年の呪縛が断ち切れてはいるのですが、
しかしだからといって十年間続けてきたことをいきなり辞められるはずもなく、
今もなお名目上100%を維持するために日々書き続けています。
さすがに世界広しといえども、
こんなブログの書き方を続けているのは自分くらいなんじゃないですかね……。

2011年03月頃から深刻になってきて以来ずっと書いていますが、
現実世界が変われば変わるほど、年齢を積み重ねるほど、100%維持は難しくなっていきました。
未投稿数が30本に達したら真面目に閉鎖検討しようと思っているのですが、
2014年度繁忙期にはピーク時28本と、ギリギリの状況まで追い込まれることもありました。
大抵の場合、後日投稿分を片付けることはできても
同時に当日分を片付けることは難しいため、一旦マイナスが生まれてしまうと
挽回が難しいのがこのルールの厄介なところでもあり、
正直それが心理的負担になっている感じも否めません。
「せめて100%縛りはもう卒業してもいいんじゃないか」ともう何度思ったか分かりません。

しかし、これも何度も書いていますが、こういう非合理的な自分ルールがあったからこそ
自分は誰にも言われずに11年間続けられたとも思っています。
100%縛りが無かったらふとした衰退期に「今日はいいや」と必ず思っていたことだろうし、
その綻びが一週間、一ヶ月、二ヶ月……と広がっていくにつれて
気持ち的にも新規投稿しづらくなるのは火を見るよりも明らかです。
自分自身を縛り付けることでそういう事態を避けているというのはあるのではないかと。

また、後日投稿分執筆は当日に書き残したわずかなネタを頼りにして書くので、
当日投稿分よりもはるかに「掘り下げる力」が求められます。
自分が持っている話題はあと何があるんだっけ、
と引き出しを片っ端から開けて再確認するのには随分と労力がいるし
そういう力が定期的に尽きるからこそブログが不安定になってしまうのだと思いますが、
しかし投稿待ち下書き10本超えとかいう窮地に陥るたび、
引き出しを開けるために必要な労力と、それによって得た話題を文章に変換する能力だけは
(客観的クオリティを度外視すれば) 随分と効率は良くなってきたように思います。
それでもブログ不安定現象が無くならないのは、
文章を書きたい欲が安定しないからなんだろうなぁと。
その原因はブログ以外のアウトプット場所だったり、
マンネリ生活によるインプット不足だったり、メンタル的な問題だったりと
いろいろあると思いますが、結局のところ自分は投稿率100%を維持することによって
ブログが大きく衰退することがなかった代わりに、
大きく成長することもなくここまで来たのではないかと思っています。
そして最近ネットサーフィンをより幅広い分野でするようになってから
「自分のブログはこのままじゃダメだ」という気持ちが前よりも強くなっていて、
それがむしろ現状維持の最たる行為であるブログの下書き処理が捗らない原因なのかも。
果たして、革新を求めつつ投稿率を安定させることはできるものなのか……。
「五年間実現しなかったから難しい」というのは事実なんでしょうけど、
それを言っている限り前に進めないのもまた事実なんでしょうね。