#4636

躍動への敬愛


文化


『どうぶつ奇想天外!』が七年ぶりの復活スペシャルということで観ていました。
地球上のあらゆる動物をリポートするバラエティ形式の番組で、
七年前当時も動物好きな身内がリビングでよく観ていたので自分も観ることの多かった番組です。
バラエティ番組という名目ではあるものの、あくまでも主人公は人間以外の動物たち。
スタジオ出演者は視聴者と同じ立場でリポーターが送るドラマティックな動物の生態を見守る、
という構成になっています。

乾燥地のごく限られた水場で寄り添いながら生きるカバの群れ。
世界にあと1,000匹しかいないとされる巨大魚ゴリアテ・グルーパーの壮大なお見合いの現場。
北極海でしか見られない幻の魚イッカクを見るために籠城するスタッフの姿。
琵琶湖畔に住む人たちの魚との見事な共生。
空中でキャッチボールをする二頭のイルカにある秘密……などなど。

ながら作業のつもりで観ていたのに気が付けば最初から最後まで手が止まっていました。
どれもこれも見応えのある内容でしたが個人的に一番良かったのはヤドカリの集団引っ越し。
一番大きいヤドカリにさらに一回り大きい殻を与えるとさっそく引っ越しを始めるのですが、
それを待っていたとばかりに残りのヤドカリが大きい順にきちんと整列して、
大きい順に次々に殻を引っ越ししていくというものでした。
いやー、カニやエビと同じ甲殻類なのに何でヤドカリだけこんなに可愛いんだろう。

我が家でも2007年からオカヤドカリを数匹飼っていたのですが、
今年の春についにみんないなくなってしまいました。
引っ越しの瞬間を動画に収めたいとか思っていた時期もありましたが結局実現せずじまい。
そのうち今度は自分の責任で飼ってみたいような気もしているのですが、
ふつうの水棲のヤドカリは海水を用意しなければならない分ハードルが高いそうで、
飼うならやっぱりオヤカドカリかなーと。でもオカヤドカリって天然記念物なんですよね。

ともあれ、久々に映画とイベントもの以外でテレビ番組に釘付けになった一日でした。
『どうぶつ奇想天外!』は選曲も良いですよね。
自分が知っている中ではTropico Qのイントロも使われていましたが、
割と自分の好きなテクノポップなどのピコピコ系音楽がよく使われているような。
そういえば自分がまさにテクノポップに傾倒するきっかけになったのも
この番組のエンディングテーマだったなぁ。

イマドキのテレビ番組に特に期待はしていないし
こういう機会でもない限り普通のテレビ番組を観る機会はなかなかないとは思いますが、
たまにはテレビも良いなぁと思った復活特番でした。
この勢いで2000年代前半くらいの番組も次々に復活特番やってくれないかなぁ、なんて。

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