#4638

水に溶ける電話帳


デジモノ 文化


数日前の話なのですが、自分のキャリアメール宛てに初めて出会い系スパムメールが届きました。
最初のメールは「アド変しました」だけで名前が書かれていないというもの。
いやこんなの、万が一知り合いだったらと思うじゃないですか。
しかも今はiPhone 7発売時期で機種変ユーザーも多いと思われるタイミングともあり、
最初は完全に「誰かがiPhone 7でも買ったのか?」と騙されていました。
念のためどちら様ですかと返してみると、
「〈出会い系サイト名〉でメール交換した〈女性名〉です!」
「あれ? アドレス間違えちゃったかなごめんなさい! ところで悩みがあるんですけど……」
という風にかえってきました。
これを奇跡の出会いと錯覚したロマンチスト男子を
メール交換していくうちに有料サービスに誘い込もうという魂胆なんでしょう。
同じくらいのタイミングで他にもスパムメールがいくつか来ていたのですが、
一日放置したらさっぱり来なくなりました。

自分は2代目を除くすべての端末で機種変毎にメールアドレスを変更しているため、
七代目のiPhone 5sで使っているキャリアメールは6つ目ということになります。
キャリアメールのユーザー名を短くするとスパムが沢山来るというアドバイスを受けて
5つ目までは意図的にかなり長いアドレスにしていたのですが、
2014年からドコモメールもついにIMAPで運用できることになったということで
思い切って短いアドレスにして、長期間使うつもりでいました。
今回のスパムメールの件で、アドレスを短くするとスパムメールが来るということを
携帯契約から九年経ってようやく身を持って知る結果となったわけですが、
入荷連絡があり次第すぐに機種変するつもりの今となっては特にショックでもありませんでした。

長期間使うつもりのこのメールアドレスを作ったときの自分は大きな勘違いをしていたそうで、
IMAPからのアクセスが可能だからといって
auを契約しつつドコモメールが使えるわけではありません。
サービスについて調べているときに「他社製携帯でも使える」という文章を見かけたため、
それを「キャリアを変えても使っていられる」と都合良く解釈してしまったのでしょう。
キャリアメールは固定回線についてくるメールアドレスと同じく
プロパイダサービス料を支払い続けている人に与えられるサービスなので、
当然MNPで契約回線が移行すれば接続権も失うわけです。

というわけで今度iPhone 7でMNPする予定の自分は同時に7つ目のアドレスが必要になり、
それをどのように運用していくかで今大分迷い、
さらにアドレス変更報告をどのくらいの範囲までするべきかで迷っているわけですが……。
正直、このアド変報告文化にも少し疲れつつあります。
契約更新月の機種変更はMNPと非MNPで実コスト1万円以上の差が出る。
となれば金銭的にはMNPした方が合理的なのは間違いないけれど、
そこでかならず付きまとうキャリアメール移行問題。
上述の通りキャリアメールは移行した瞬間に旧アドレスが使えなくなるため、
新アドレスにしたらすぐに
旧アドレスに送ってくる可能性のある人に隈なく連絡する必要があるわけですが、
これが手動だと「この人とはもう疎遠だし送らなくていいか」という選り好みが発生してしまい、
結果的にアド変ごとに電話帳が少しずつ寂しくなっていくんですよね。
このときに「この人には良く思われていないかもしれない」とかいう卑屈な精神が、
メールだけで繋がっている人間関係にトドメを刺すことになるのですが、
そういったちょっとした遠慮が積み重なっていくうちに
いつの間にかアドレス帳が空になっていた……なんてことになってそうで恐い。

キャリアメールはスマホ時代に残されたガラケー文化最後の砦であり、
今思えば震災後のLINEの登場はこの謎のアド変メール文化と決別する最大のきっかけだったのかも。
ともあれ、入荷連絡はまだ来そうにないので
この機に自分もキャリアメールの不便から離脱するための作戦をいろいろ考えていきたいところです。

今日は06時就寝08時起床、久々の出勤時土砂降りにウンザリした一日でした。
今月の山場とも言える場面は今日で越えましたが、
三連休+飛び石休で遅れた分を取り戻すために明日は久々の休日出勤です。
こうなると連休の意味はあるのかと思ってしまいますね……。
まぁ幸いにして仕事内容は切羽詰まっていないので無事に起きられさえすればなんとかなりそう。
ついでに退勤前にiPhone 7入荷連絡が来ると
仕事帰りにすぐショップに寄れるためタイミング的にはベストなのですが。
それが叶うかどうかで週末一連休の過ごし方も大分変わってきそうです。さてどうなる。

コメントを残す