#4645

創作のジレンマ


文化 自分


ここ2.5日ほど、例の件で勝手に塞ぎ込んでネガティブスパイラルに陥り、
かといって有効な打開策があるわけでもなくますます他人不信感が募ろうとしていたわけですが、
早くもそろそろどうでもよくなってきました。
他人との関わり合いについての問題は「考えない」のが無難なのかもなぁと思う今日この頃です。

週末に突入した今日は夕食を済ますなり1時間ほど寝たあとの時点では、
結局例の問題と向き合うこととiPhone 7整理くらいしかやることがないため
作業しながらでもどうしてもネガティブな方向に思考を持っていかれてしまっていたのですが、
そんな最中、iPhone 7のバックアップを一旦取っておこうとiTunesと同期しようとしたら、
どうも大容量のアプリを一気に再DLした弊害なのか同期が上手く行かず、
iTunesを頻繁に再起動しなければならくなりました。
長くなりそうだし作業用BGMが欲しい、
けれどiTunesは使えないし音楽プレイヤー兼用のiPhoneも不具合発生中は使いたくない……
ということで、仕方なく動画アーカイブから
2007~2009年頃のゲーム音楽メドレー系を垂れ流していたのですが、
気が付けば食い入るように聴き入っている自分がそこにいました。
今はこういう機会でないと聴くことはないものの、
メドレー動画音源といえば当時は普通の音楽CDを差し置いてヘビロテしていたものでした。
デザイン的な面では自分が影響を受けた箇所も数知れず。
数年ぶりに食い入るように観て、あまりの感動っぷりに危うく涙が出そうになりました。
改めて音楽の力は凄いなと思うと同時に、やっぱりゲーム音楽文化って良いなぁと。
そういえば当時も音楽がほとんど唯一、孤独をなぐさめるための心強い存在でした。
孤独ではなかったらゲーム音楽文化にもエレクトロニカにも出会っていなかったかもしれません。

そしてひとしきり感動したあと、今からでも遅くないから自分もメドレー作ってみようか、
などと思い立つわけですが。この辺の優柔不断さはホントどうにかならないものか。
昔の作品にクリエイティブ精神を刺激されたときの常として、
当時の自分にはできなかったこと、あるいは当時の自分が持っていなかった視野の広さ、
そして絶え間なく発展するツールの発達を見渡してみると、
「今ならできるんじゃないか」と思わされるんですが、
その文化に対しての意欲がもうどうしようもなく枯れてしまっていることにも気付かされ、
結局のところその意欲不足に負けてしまうんですよね。

意欲があるときは視野が狭いがために陳腐な作品しか作れないのに、
見識が広がってジャンルへの理解が進んでくるに従って意欲は減衰していく。
この創作のジレンマを克服するにはどうすればいいんだろう。

視野を広げる、といってもそのジャンルにまったく関わらないことを
ただただ浅く広く知り続けるだけというのは、人の成長にはある程度寄与するかもしれませんが、
創作分野でひとつのジャンルを極めるにはやっぱり遠回りなんじゃないかと今更ながらに思います。
ある種の文芸作品のように創造力剥き出しの分野はまた事情が違って、
こういうものは現実を深く知らないと筆が前に進まないもどかしさはあると思いますが……。
そうではなくてまずツールありきなものは、
なんだかんだ言いつつもまずは好奇心が持つ意欲をツールを使いこなすための燃料に換えて、
黒歴史でもいいからその時点で出来る最大限の作品を根気よく発表し続けていくことが、
最終的に「そこそこのモノ」を作れるようになるために必要なステップなのかな、と。

その点で言えば自分の場合、2007~2009年はまさしく黒歴史の塊ですが動画作品も作ったし、
2010年は創作日記と称して1日1枚模写練習をしたりしていましたが、
どれもこれも続かなかったのは何でだったんだろう。不特定多数に認められなかったから?
……いやでもここで結局他人ありきの話に持っていくと
最初のネガティブな話に繋がってしまうのでアレですが。
他人の目線よりも安定して続けられる動機を見つけられれば良いんですけどね。
まさに自分ルールだけで保っているこのブログみたいに、
制作のハードルをぐっと下げて日課にしてしまえば意外と続くんだろうか?

ともあれ、ここ数年は「仕事を始めてしまったから時間が無くて……」
などと言い訳を続けているうちに一気に遠ざかってしまった創作系分野ですが、
改めてひとつの余暇の楽しみ方、気分転換手段、あるいは自分の居場所探しのために
大学時代のリベンジに手を掛けてみるのもアリなのかもしれません。
そのためには毎日のようにやりたいことが変わるこの優柔不断な性格をなんとかしないとなぁ。
きっと明日になれば創作のことも忘れてまた別のことをやりたいとか何とか言ってるんでしょう。

コメントを残す