#4654

見えない毒


五連休4日目。

忘れないうちに今回の大連休の反省をひとつ、自戒を込めてここにまとめておくことにします。
一言で言えば「暇であることは毒である」という一点に尽きます。
この時間不足の日々にあえて空白の時間を楽しもう、
なんていうのは繁忙期の妄想が生み出した幻想ということを思い知りました。
空白の時間はただただひたすら苦痛で、それ以外何も無いんだなと。

これは大学時代におそらく再三経験してきたことであり、
時間不足に悩んで久しい今の生活とは無縁なものだと信じていたものですが、
まったくもってそれは見当違いでした。社会人生活でも暇な時間というものは生まれうるし、
それに対応できる術を知らないとズブズブと暇な時間に取り込まれていってしまう。
もう少し具体的に言えば、間違いなく体調が悪い方に変化するんですよね。
大学時代の自分の周りに蔓延していたどうしようもなさの正体って長期休暇だったのかもなぁ。

つまり今の自分には自分で自分を奮い立てる力が圧倒的に不足しているらしく。
休日は自主性が無ければ手に入れても仕方のないものであり、
自主性をまったく持たずに迎えてしまうと、日頃の時間不足に悩んでいるときに生み出している
「いつか暇になったらやりたいこと」の向こうにある理想の自分から来る劣等感に勝てなくなり、
そういった心理的負荷と、一日中寝ていても許されてしまう環境が合わさると、
本当に不思議なくらい脱力してしまうんですよね。もう頭が省電力モードになったとしか思えない。
ある意味、社会人生活は自主性の無さを他人にフォローしてもらっているからこそ
こういう悩みと無縁でいられると言えるかもしれません。
今回の突発五連休では支えを失ったらどうなるのかを改めて思い知りました。

連休中のタスクを設定するにあたって、もちろん理想と現実との折り合いは付けてきたつもりですが、
そもそも現時点では自分の中であらゆる趣味の衰退が起きてしまっていて、
何もやることがなかったときのセーフティーネットが無いというのが正直なところで、
まずそれが何よりもマズかったと思うのが反省点のひとつ。
ふたつめは、ストレス解消という名目でひたすら寝ることに主眼を置いたこと。
つまり時間の無駄遣いを良しとしてしまったこと。これも良くなかったのかなと。
実際、この四日間は連日8時間以上寝ているおかげで頭はかなり軽くなったように思います。
ですが、日中にやらなければならないことを設定しないまま寝放題をしてしまうと、
早い話が24時間生活リズムを維持できなくなるわけです。
朝起きなければならない理由が無く、睡眠優先の生活ならこれは当たり前と言えば当たり前です。
この場合の夜更かしは、大抵割り切って居間にいるような時間というのはごく限られていて、
眠れずにスマホを延々いじっている時間が多くを占めていて、
結果的に実際の睡眠時間の1.5倍ほどをどぶに捨ててしまうことになります。
8時間以上の1.5倍を寝るかゴロゴロしているかしていたら残りは何時間なんだと。
実際五連休初日と二日目は合わせて一日くらいの濃度に感じられました。

みっつめは、そもそもこの五連休に対するありがたみがなかったこと。
これはもはや自分だけではどうしようもないことですが、
超繁忙期を乗り切っての五連休なら同じ突発的連休でも大分変わっていたはずです。
最近はほとんど残業も無くそういう意味では時間的な締め付けも受けていなかったので、
直近の連休で一通り趣味系作業のストックを捌いてしまっていたのも
今回の空白期間に繋がったのかなと。

というわけで次回は、まず睡眠不足解消を目的にする場合でもやはり午後起きはなるべくせず、
どんなに趣味が衰退していても、「これだけは!!」というタスクをひとつ無理矢理設定して
空白の一日を作らないようにする。ということを心がけていきたいなと。
タスクを設定する云々は今回の反省を踏まえてすぐに次回できるようなことでもないと思うので、
今後の普通の週末でいろいろと試していくことになるとは思いますが。
いわゆる週末計画を立てるようになってかれこれ八年ほど経って
未だこの惨状ということを鑑みると、自分のやり方には根本的な欠陥があるのかもなぁ……。

そもそもタスクを設定するということは結局意欲との兼ね合いであるという現実もあるため、
ここであれこれと計画の立て方を模索したところで身体が付いてこなければそれまでなんですが。
特に新しいことに取り組むときに必要なエネルギーは近年本当にコスパ悪くなったと感じます。
でも既存のものばかりでは限界があるわけで。
普段からいろんな伏線を張る努力をするべきだということなのか……。

まぁ、そんなわけで四日目も消化不良な一日でした。
あ、62万アクセス突破していたようで、ありがとうございました。