#4657

塗り替えられた冒険


ゲームのプレイ日記


ペーパーマリオシリーズ最新作『』発売前夜ということで、
退勤後に少し遠いゲームショップへ赴いてダウンロードカードを買ってきて
日付変更線ちょい過ぎから眠くなるまで少しプレイしていました。
以下、ファーストインプレッションの感想を書いていきますが、
先に断っておくとボロクソに書きますので本作のファンは読まないでください。

購入のきっかけになったのは、先日のニンテンドー3DS新作発表Directで
何故かWii Uタイトル唯一の特別枠として紹介された際、
そのプロモーション映像がかなり魅力的だったからでした。
『スーパーペーパーマリオ』のようなぶっ飛んだ世界観でしかも久々の据え置き機新作。
しかもバトルあり、ストーリーあり。これはもしや『ペーパーマリオRPG』の再来なのでは!?
……と期待していたのが失敗だったようで、
そのプロモーション映像はバトルの画面が一度も出てこなかったわけですが、
実際にプレイしてみるとバトルが本当に致命的に面白くないという。

バトルの流れは、フィールド上で敵に触れるとバトル画面に移って
ターン制で攻撃・防御を繰り返すというところまではペーパーマリオRPGと同じ。
ただし攻撃の選択はコマンドを押して→アクションという従来の流れではなく、
まずバトルが始まると「ジャンプ」「ハンマー」といった往年の基本ワザから
従来作ではバッジを装備して追加されていたような特殊ワザ、
そしてアイテムまでもが一緒くたになったカードデッキがGamePadに表示されています。
これを指定枚数選ぶと、次は「ペンキ」を消費してカードに色を塗ります。
カラフルであるほど攻撃力が高くなるという寸法です。
塗り終わったらスライドしてテレビ画面に投げます。
スライドしたカードの数だけ攻撃できるというわけです。
アクションコマンドは基本的に成功すれば一撃で敵を片付けられます。
というかそもそも、マリオのHPはありますが敵はHPの数値表示がありません。
よって、どのカードがどれくらい強いのかという情報があくまで抽象的にしか分かりません。
それから経験値がありません。マリオはデフォルトでHP50あるため、
RPGの序盤でよくある「最初はHPが少ないから油断できない」といった感覚がありません。
さらに逃走してもなんのペナルティもありません。
なにより、どんなザコ敵でも1ターンごとにカード選択→色塗り→スライド
という三つの動作をしてやっとアクションが始まるテンポの悪さはどう頑張っても厳しい。
これに経験値システムの実質撤廃、逃走ペナルティ無しといったシステムの欠陥を掛け合わせると、
もはやバトルをする意味が無いことに気付いてしまいます。
ここまでくるともう別画面でバトルするシステムそのものが要らなかったような……。

というわけで途中からこれはもうバトルよりも
謎解きを楽しむゲームなんだと割り切って進めていたのですが、
その謎解きも「キリトリ」というスーパーペーパーマリオの次元ワザの劣化みたいなシステムがあり、
頭を使って解くパズルのようなものは皆無。
以下にして「なんかそれっぽい」風景を見つけ出すかというゲームに成り下がっています。

まぁ……今回はかなり突発的に買ってしまったこともあり
事前にもっと良く調べてから買わなかった自分にも責任はあるのでしょうが、
これはあくまでも『ペーパーマリオ スーパーシール』の続編であって、
中高生時代にワクワクしながら進めていった
あの『ペーパーマリオRPG』とはまったくの別物なんだということを改めて噛みしめました。
二作続けてこの路線となると、もうあのワクワク感は体験できないんだろうなぁ……。

全体的に対象年齢低めな雰囲気もあり、そもそも自分向けのタイトルではなかったのかなと。
単なる思い出補正による期待感を新規続編に対して安直に向けてはいけないんだと
改めて感じた夜の出来事でした。

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