#4659

精神と社会のわだかまり


文化


さて、今回は今までこのブログでプチ禁忌としてきた話でも。

今、自分は実家から自転車通勤で割と近い勤務地との間を往復する日々を送っていますが、
田舎町に自転車で20~25分の範囲でもそれなりの数のコンビニがあり、
そして面白いことに同じ系列でも雰囲気がかなり違います。
ふと、それらのアルバイトの募集要項を見てみると金額も結構違うんですよね。

会社に近くにあり土日出勤の昼食のときによくお世話になっているA店は最低時給±0円。
若年~中年女性が切り盛りしていて割と清楚なイメージで、
混雑時によく家族連れが多く来店しているのを見かけますが凄く手際よく捌いてくれます。
来店・退店時の声がけを特に重視しているようで、
店から出たときにスルーされたことはほぼありません。

実家近くにあり個人的に一番多く利用しているB店は基本最低時給±0円で早朝のみ+47円。
一時期高校生カップルらしき人が一緒にバイトしていて印象は必ずしも良くなかったのですが、
最近両方辞めてくれた上にとてもしっかりした中年男性が取り仕切るようになったため、
仕事帰りに寄りやすくなった印象。そのためか最近男性客が非常に多いです。
おしぼりやスプーンなどを入れる際にも必ず断りを入れてくれるためレジ対応も好印象です。

唯一最短通勤ルートにありながらもここ最近ずっと行っていないC店は最低時給±0円、
早朝のみ+17円でいずれの時間帯も30日間の研修必修。
高速道路が近く物流関係の中年男性がよく立ち入りするイメージの強い店。
自分が立ち入らないのは別に客層に問題があるわけではなく、むしろ店員にあります。
何度か酷い接客をされたことがあったんですよね。
その店員はおそらく自分よりちょい上の長身な男性で、
商品を手に取りひとつずつに対して「ありがとうございます」とボソボソと言い、
次の商品を手にとってはまた同じ動作を繰り返す。しかもその一挙手一投足が遅い。
さらに終始どこを向いているのか分からない上に早口なものだから、こちらも困るわけです。
自分が行ったときはどちらも中年女性が隣でフォローしてやっと会計が済みました。
今もその問題の男性がいるのかは分かりません。

A~C店と系列は違うもののこちらも実家の近くにあるD店は最低時給+7円で、
パートのおばちゃんがメインスタッフになっている店。
こちらも一時期客の前で平気で新人いびりを始める年配女性がいたため入りにくかったのですが
見かけるようになってからすぐに辞めたらしく今は安定しています。
が、スタッフによっては言わないとレシートをくれないのがちょっと難点か。
他と系列が違うため並ぶ商品も違うのがこちらから見たら強みではあります。

さらに上記4店と系列が違うE店はバイト募集をしておらず、
店に入ると「ご一緒に○○もいかがですかー」「いかがですかー」と積極的なPRをしています。
レジ対応の際にも会計中に何らかの商品を勧められます。
こないだはスイーツを買いに来たのに危うくおでんを買わされそうになりました。
非常にフレンドリーに対応してくれるため間違いなく印象は悪くないです。
が、同時にこれはスタッフとしてやっていくのはキツそうだなという気持ちも無くは無い。
たまに行くだけなので自分は困っていませんが、
普段使いとして通っているこの店周辺の学生や会社員はどう思っているんだろう。

以上5店をざっと印象だけで書き殴ってみました。
ちなみに時給については深夜手当による増額分は省略しています。
こうやってざっと書き出してみると、少なくとも学生バイトがバイト接客をしているところって
そういえばあまり見てないな、と。あとやっぱり最低時給しか出ないんだなと。
B店に以前勤めていたカップルが学生だったとしたら、自分が見た学生バイトはそれが最後です。
近隣に大学が無い地域ということを考えれば学生を見かけないのも自然ではあるのですが、
それにしてもここ1~2年でレジ対応スタッフも高齢化してきたような印象が。

ただ例外になるのは上で愚痴ったC店の酷い対応をした男性で、
彼もバイトではあったと思うのですが、同時にいわゆる自閉症スペクトラムか発達障害か、
とにかく深刻なコミュニケーション障害を持っていたことは間違いないと思うんですよね。
別にその障害自体をここでどうこういうつもりはないし、
自分も自称コミュ障なのでここで別に差別したり卑下したりするつもりはないのですが、
しかしそういう精神上の欠点を持っているのに接客業をすることは
障害を持つ・持たざるに関わらずまず収入を得ようとする人間として無責任だなとは思うし、
もっと言えば人事担当は何をやってるんだという気持ちは正直、あります。
何故、喋らなくてもできるアルバイトがあるなかで敢えて苦手な接客業を選ぶのか。
アルバイトを通してコミュ障を克服したい、
なんていうのは当人のエゴでしかないんじゃないのか。
などと心の狭い自分は思ってしまいますが、そういうのを本来なら許容するべきなんでしょうか。
でも、上に挙げたようにコンビニバイトはほとんどが最低時給であり、
何もできないのにレジ前であわてふためているだけでお金が貰えたら
それと同額しか貰っていないのにクレーム対応などもしている人が可哀想だし、
やっぱり最低時給分は働いてくれないと居るだけで経理的にマイナスになるという現実もあり……。
これだけカツカツしている世の中で
接客できない人が接客することを許容するのもなかなか難しいんじゃないかとは思います。

2010年頃までの自分はそういう社会的にハンデがある人をどこかで卑下していました。
が、それはやっぱり自分自身もそういう集合に片足突っ込んでいたからだと思うし、
そういう人間観があるからこそ
自分も社会に対して八方ふさがりのように感じてしまっていたような節はあると思います。
いつぞやからこのテーマはブログで禁忌としてきましたが、上に挙げた精神疾患も然り、
もう少しこういうところの理解は更新するべき時期に来ているのかなぁと思い、
身近な社会的ハンデを背負う人をやり玉に挙げてみました。すみません。
健常なコンビニスタッフのみなさんにはいつも本当にお世話になっています。

コメントを残す