#4662

創作を助ける抽象


文化 自分


自分と同世代な読者の方なら小学校時代に「クーピーペンシルの金色を大事に取っていた」
という人は少なくないと信じていますが、自分もご多分に漏れずその類でした。
金色ペンが好きというより、色鉛筆の類が無条件で好きでしたね。今でも好きです。
事務職になってから筆記の機会が激増しましたが、
同時に高校時代以来久々に色ペンの使い分けも復活していたりします。

金のクーピーが大事だと思えるのは、他の色が隣に並んでいればこそ。
12色だったか、それらの中から「特別感」を見出した自分の価値観が
金色を大事に扱おうという行動を生み出すわけで、金色単体だけあっても仕方ありません。
ポケモンやイマドキのソーシャルゲーム、あるいはカードゲームの類もそう。
並列に同じように存在している「その他大勢」が、あるひとつを輝かせているわけです。
そういうことで自分は金色があまりにも輝いて見えすぎて恐れ多くて使えませんでしたが、
「せっかくの金色なんだから使わないと勿体ない」派というのがクラスには大抵何人かおり、
彼ら・彼女らと色鉛筆の話をしようものなら必ずと言っていいほど軋轢を生んでいたものでした。
こう振り返ってみると根本的な考え方は今も大して変わっていないなとつくづく思うわけですが。

時は経ち、さすがに色鉛筆を使うわけにはいかない今現在は、
以前にもちらっと書きましたがフリクションボールスリムという色ペンを使っています。
大抵は何かの本を買いに行くついでに文房具売り場に寄り、
文房具売り場に来た際には必ずこれを売っている場所をチェックして、
「まだこの色は持っていなかったな」と数本ずつの買い足しを繰り返していくうちに
いつの間にか20色26本にもなっており、新色も含めてコンプリートしていました。

フリクションペンは実用性重視のため金色のような分かりやすい特別色はありませんが、
20色がバラバラに転がっているのを見ると、
なんとなく創造力を刺激されるような気持ちになります。
自分なりの特別感を探そうと目に留まったその色から連想できるものを頭から引っ張り出して、
何か今までに無いアイデアが浮かんだならしめたものです。
自分はアイデアを出したいのに出せなくて堪らなくなるとよく本屋に逃げ込んだりして
無尽蔵にある背表紙からいろいろ引っ張り出そうとしますが、
色ペンを並べてみるというのは
仕事中にも出来なくはない携帯版アイデア生産ツールとしてアリなのかも……?
ちなみに個人的には淡色を見るとこういうポジティブな思考が刺激されるような気がします。
この辺は単純に好みの色ということなんでしょうかね?

そんなこんなで眠気万全な週明けの今日は、03時就寝07時50分起床でした。
週明けにしてはこれでもまだ健全な方ですが帰宅後の眠気が尋常ではなく……。
なるべくさっさと寝て明日のアフターファイブに賭けようと思います。

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