#4703

座学では学べない何か

ゆとり世代を象徴する科目「総合的な学習の時間」。
ゆとり世代のみなさんは総合でどんなことをやっていましたか?

自分のときは「総合」とは別に「学活」(いわゆるロングホームルームの時間)
というものもあったためちょっと記憶が混同しているのですが、
一番確実に覚えているのはパソコンを使って自由なことを大判用紙一枚にまとめるという、
情報重視のグループワークでした。
ポケモン辺りをきっかけにすっかりゲームに取り憑かれてしまっていた当時の自分は、
本当に何でも良いならゲームのことでもいいんだよね!? と先生に念押しした記憶があります。
渋々ながらも了解を得たので当時の友人と本当にゲームについての発表をしました。
といっても自分の見解とか考えといったものは一切盛り込まれていない、
本当にただ持ってきたソースを読み上げるだけの稚拙なものでした。

以前の同窓会のときにも書きましたが、自分のクラスは当時まだ前衛的とみなされていたパソコン授業を
本格的に取り入れた実験的なクラスでもありました。
それが総合の時間にも反映されていたからこそ、
テーマはゲームでも許されるほど自由だけれど必ずパソコンは活用しなければならない、
という縛りがあったのでしょう。
おかげさまでネットに落ちているさまざまな情報を
自分なりにまとめて整理する、ということだけに関して言えば、
少なくとも趣味界隈ではほとんどブレずにゆっくりと成長してきている感はあります。
むしろ情報整理ありきで、整理しないと落ち着かなくなったというのがより適切かもしれませんが。

ともあれ、世間的には成果を上げられなかったゆとり教育の象徴として
槍玉に挙げられることも多い総合の時間ですが、
自分的には型にはまった形式的な普通の科目よりはよっぽど自己形成の役に立ったと思っています。

ちなみに中学時代は同じような科目は無かったと思うのですが、
中学時代の定形外の授業といえば校外学習がやたら多かったような記憶があります。
今はもう移転してしまったとあるラーメン屋を訪問したり。
あと、中学校の側にある幼稚園にお邪魔して一人1クラスを担当して年長の子どもたちと遊んだり。
これは今思えばものすごく貴重な体験でしたね……。
本当は1クラス当たり2人で臨むはずだったのが
相方が怖じ気付て自分が先導せざるを得なかったのですが、
教室のドアを叩くのに物凄く緊張して半ばやけくそで突入したものの、
そんな思いとは裏腹に園児が凄い勢いで集まってきてくれたときのギャップが印象的でした。

先日いつものようにコンビニに寄ったら
母校の生徒が職場体験で作ったポップがお菓子コーナーに貼られてあって、
今もこういうことやってるんだなぁと懐かしくなった次第です。
今の自分を振り返ってみると、
座学以外のこういった授業がそれぞれの後人生に与える影響って意外と大きいのかも。