#4736

見えない結び目


文化


冬休み3日目。
もうとにかくアウトプット作業が捗らず、
計画がドミノのように次々に倒れていくのに耐えられなくなったので
ものっすごい今更ですが近所の映画館で巷にて話題の『君の名は。』観に行ってきました。
一人映画とかもしかして人生初??
たまたま思い立った1時間半後に上映ということだったので
その場でチケットを買ってシアタールーム前の待機場所で一人待っていたら、
上映開始直前にはいつの間にか自分の後ろに80~100人くらいの長蛇の列が出来ていました。
以下、軽いネタバレ感想です。

*  *  *

父親と二人暮らしの都心に住む男子高校生・立花瀧(タキ) は、
ある朝目が覚めるとまったく知らない田舎で女子高校生の姿になっていた。
いっぽう、田舎で祖母・妹と暮らす女子高校生・宮水三葉(ミズハ) は、
ある朝目が覚めるとまったく知らない都心で男子高校生の姿になっていた。
二人は戸惑いながらも「まったく知らない誰かの一日」を体験し、その誰かの人間性を垣間見る。
翌朝起きるとすべては元通りになっており、そして入れ替わっていた記憶も消えていた。
そんなことが週に何度も起き、
繰り返していくうちに二人はこれがお互いが入れ替わったのだということを確信し、
お互いに入れ替わり中に何をしたかを把握できるよう、日記を付ける取り決めをする。
そんな日々を繰り返していくうちにお互いがお互いのことを深く知るようになっていくが、
「入れ替わり」はある日突然起きなくなってしまう。
入れ替わらなくなってからミズハのことを気がかりに思ったタキは、
記憶の中にある風景をスケッチに書き起こし、
少ない手がかりを頼りにミズハを探しに行く旅に出るが……。

*  *  *

男女の身体が入れ替わりますが全体的には凄くみずみずしい純愛を中心に描いたドラマで、
また恋愛ものと一言で片付けられないほど、いろいろなテーマが散りばめられています。
こう書くとありきたりな感想になってしまいますが、
いろんな対比の絡み合いが作品の魅力を作っているのかなぁと思いました。
たとえば男と女、あるいは田舎と都会、または未来と過去、そして自分と他者といったような。
その両者にはどうしようもない壁があり、一見して近付きがたいけれど、
身体が入れ替わったりして一度無理矢理にでも相手の懐に潜り込んでみたら、
実は自分の持っていないたくさんのものを補完してくれる存在と気付けるのかもしれない。
そして逆に自分のことを当たり前のように補完してくれる存在ほど、
失ってみないとその大切さに気付くことはできないのかもしれない。
そういった他人との縁の様々な形がよく浮き出ているような気がしました。
あと自分も田舎人なので東京の様子が事細かに描かれていたのは純粋にワクワクしましたね。
ここでは本当の核心は書きませんのでまだ観ていない方は是非。

そういうわけで2016年の暮れになって今更のように今年のトレンドに触れた一日でした。
ちなみに作業追い込みの方はもう割とどうしようもないので
容赦無く切り捨てつつ、祖父母家帰省出発までのギリギリまで粘ることにしました。
向こうでは書く作業はしたくないですが、どうなるかは五分五分といったところです。

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