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東京スイッチめぐり一人旅 -中編-


東京駅に着いたのは日付変更線直前の23時台。
それでもたくさんの人がごった返す別世界のようなプラットフォームを
ひたすら歩いて乗り換えようとするのですが、
新幹線乗車券で東京駅まで乗ってそこから先をSuicaで通りたい場合どうすればいいんだろう。
あとで確認したら乗り越し払いでなんとかできるとのことでしたが、
このときは一番確実無難な方法をということで一旦乗り換えではない普通の出口改札に切符を通して、
出たところでSuicaで再入場して山手線ホームへ向かうことにしました。

そうして着いたのはサラリーマンの憩いの場、新橋。
新橋は05月旅行でも「ゆりかもめ」に乗るために赴いたことがありましたが、
金曜日の夜の新橋は本当に仕事帰りのサラリーマンが呑むための町という印象でした。
前回泊まった品川駅周辺はどこか上品な雰囲気がありましたが、
こちらは本当に180度雰囲気が違って居酒屋だらけ。
数駅違うだけでここまで違うのか……という驚きと戸惑いを感じながらも、
居酒屋だらけの道を進んでいくと、その中に場違いのように今回予約したホテルがありました。

深夜受付の男性の対応は正直イマイチでしたが、部屋の雰囲気はまあまあという感じでした。
ホテルでの宿泊は何故か寝付けないのが自分ですが、
この日はただの平日だった上に雪道を延々歩いたこともあってさすがにすぐに眠れました。

*  *  *

そして迎えたNintendo Switch体験会1日目、02時就寝08時半起床。
ホテルが朝食付きだったので2Fのレストランで軽く済ませ、いざ出発。
朝の新橋駅周辺は、夜のあの雰囲気が嘘みたいなすがすがしさがありました。
JR駅まで直進して、その付近にあるゆりかもめ新橋駅で電車に乗り、揺られること約30分。
人生初の東京ビッグサイトに到着しました。
この時点で開場30分前。ビッグサイト北コンコースと向かうと、おぞましいほどの人の数。
Twitterのタイムラインにいる参加者によると、
あまりにも人が多いため「スプラトゥーン2体験列」「ゼルダ体験列」「その他列」
の3列に分かれて並ぶことになっており、いずれか一つを選択することになるとのこと。
しかし実際の光景は選択の余地なく4人1組で自動的に並ばされるようになっており、
よく見ると遙か先に3列に分岐するところがありました。
さて、どれを選ぶか。やっぱり一番競争率の高そうなイカを先に遊んでおいて、
2日目に他タイトルを遊ぶのが一番無難かなー、などと思っていると、
4列待機組のうち半分ほどまで進んだところで
「スプラトゥーン2体験は本日上限に達したため並んでも遊んでいただくことはできません!!」
というスタッフの叫びが聞こえてきました。なんてこった。
9時50分頃、ようやく選択待機列の先頭まで来て、ここでは無難に「その他」を選択。

列ははるか向こうまで続く東展示場通路まで続いており、10時05分過ぎから動き出した列が、
最終的に自分が本当の入口を見るまでに10分近くかかりました。
東3ホールの赤い入口でパンフレットその他を受け取っていざ入場。
自分が入場するのと同時にゼルダ体験列も上限に達したとのアナウンスが。
これはもう本体に触ることすらままならないのでは……?
という不安を抱えながらも会場をぐるっと回ってみると、
中央に『マリオカート8 デラックス』『1・2 Switch!』、
あとは時計回りに0時の方角からメインステージ、『スプラトゥーン2』、
『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』、出入り口、サードパーティータイトル体験列、
『スーパーマリオ オデッセイ』、そして『ARMS』という風にぐるりと設営されていました。
一番派手なのはやはりイカだったように思いますが、
面積ではゼルダが最大だったように思います。

入場してまもなくメインステージでイベントが始まるということで、
イベント開始直前にそちらに向かうのですが、すでに100席ほど用意された椅子は満席。
まもなくして『スプラトゥーン』とその新作BGMのロックアレンジの生演奏イベントが始まりました。
もう今日はこのイベントを満喫しよう、ということで立ち見先頭列に陣取り、
次のイベントも見ていました。
ロックバンドライブの次は、いつの間にかゲーマータレントになっていた有野課長と、
ゲーム好きな声優・小松未可子、さらにNintendo Switch開発者による紹介イベント。
さらにイベントのインターバルには
お笑いコンビのザ・たっちが会場を巡ってレポートする様子が映し出されたりと、
なかなかメインステージに張り付いていても退屈しない内容でした。
……でもやっぱり、何も触らずに退却するのはさすがに勿体ないでしょ……
という思いから、13時過ぎ頃、メインステージを出ることに。
そこで初めて自分の後ろに8列ほどの立ち見客がメインステージを取り囲んでいることに気付き、
その間を掻き分けながらなんとか脱出しました。

この時点で任天堂タイトルの体験列は全滅しておりキャンセル待ちも無かったため、
仕方なくサードパーティー体験ブースへ足を運んでみました。
興味を引くタイトルがさっぱり見当たらない中、何故か『ぷよぷよテトリス』のSwitch版が。
Switchらしい体験にはならないけどまったく知らないタイトルをやるよりは良いだろう、
ということでテレビ画面の4人対戦列に並ぶこと約90分。
ちなみにこれ、比較的不人気な部類でした。他は当然のように2時間超えの列になっており、
あまりにも待ち時間が長すぎるためか途中離脱してしまう人もちらほら。

ぷよテト待機列は子どもから大人まで、男女比8:2くらいで女子もいないわけではない程度の比率。
ルールはスワップで、見る限りハードドロップしないエンジョイ勢が大半だったため、
1位を取ってドヤ顔できる絶好のチャンスだなと内心ほくそ笑んでいたのですが……
いざ自分の番が来て、4Pコントローラーを手にスタート。
まさかの他全員ガチ勢。90分待機していて一度もガチ勢を見なかったのになんで!?
Switch版ぷよテトのJoy-Conでのプレイングの場合スティック操作になるため、
慣れない操作感にDT砲を打つのがやっとという状況で足掻くのですが、
他プレイヤーはぷよターンで6連鎖以上を平気で飛ばしてくるため、そこでなすすべもなく惨敗。
ぷよテトブースのスタッフもかなり驚いていました。いやー、ホントまさかの展開でしたね……。

まさかの展開に打ち拉がれながらもしばらく
『スプラトゥーン2』体験列付近でみんなのプレイを見ていました。
メインステージも相当のものでしたが、
イカに至っては会場に座り込んで体験プレイを見る列が5列ほど、
さらに立ち見が出るという異常事態でした。これ、何時に並んだらプレイできたんだろう。
16時を過ぎ、さすがにホテルを出てから一度も座っていない状況に限界が見え始めたため、
一旦退場してゆりかもめに乗り、豊洲駅で乗り換えて東京メトロで銀座一丁目へ。

Nintendo Switch体験会以外の東京巡りについては完全にノープランでしたが、
とりあえず前回は買い物イベントが少なかったため雑貨を中心にいろいろお店を巡ってみることに。
東京メトロ銀座一丁目駅を出てすぐの場所にある文房具屋「伊東屋」に入り、
いろいろ見て回ったり会社で使うためのカレンダーを買ってみたり。
東京ビッグサイトはなんだかんだで青年男性の割合が高い空間でしたが、
ここは打って変わって女子が圧倒的に多く、朝の新橋のときと同じようなギャップを感じました。

21時過ぎ、さすがに足の疲労が限界を迎えたため、東京メトロから山手線に乗り換えて新橋に戻り、
適当にコンビニで間食を買い足してホテルへ急ぎました。
明日は無理して起きてでも『スプラトゥーン2』待機列に並ぶべきか、
それとももうすべて諦めて東京散策を満喫するべきか……
迷いながらも結論が出ないまま、この日は23時半過ぎには寝ました。