#4810

誰が為に書く


web制作


参考:書くモチベーションを把握することの大切さ – Medium.com

『Medium』というTwitterとブログの中間のようなサービスがあるのですが、
そこに自分のような個人ブログ運営者が考えさせられるようなエントリーがありました。
上記エントリーでは、

・何故自分は書くのか
・何をテーマに書くのか
・誰のために書くのか
・書いた文章でどんな変化を生みたいのか

という四つの疑問を言語化し共有することで文章執筆モチベーションを把握できるようになる、
と言っています。さて自分はどうだろうかと考えてみると、
思いのほかハッキリと答えられず、改めて何も考えずに書いてきているなぁと感じました。

1.なぜ自分は書くのか

まず第一に、アウトプット手段には「書くこと」以外にも様々な手法があります。
声に出して「話すこと」、絵を「描くこと」、あるいは作曲・手芸・陶芸・動画制作などなど、
芸術のひとつひとつがアウトプット手段であると考えられます。
他人に認められるための行為という意味ではあらゆる仕事も当てはまるでしょう。
そういった人間の表現手段全体を見渡したときに、
おそらく自分にとっては「書くこと」が一番素直に心の中を具現化できるものだと思っていて、
だからこそこうしてブログを続けられているのだと思っています。
とにかく書くことはあらゆる物事のとっかかりになるし、
それをブログという形で日課として表現することで将来の自分にとっての参考文献にもなります。

第二に、人の記憶には必ず消費期限が決まっていて、ある期間を過ぎると消えていってしまいます。
顕在意識が取り出せないだけで潜在的には残っているのかもしれませんが、
少なくとも意図的に取り出せる期間というのは意外と長くない。
せっかくの人生で過ごしてきた日々を忘れてしまうのは単純にもったいないし、
それを残していくことが自分自身の存在意義になると思っています。

2.何をテーマに書くのか

一応移転前時代から続くテーマとしてゲーム関係のレビューという名目はありますが、
今やそれはゲームに限らず「自分が目下興味を持っている分野全般」になっている気がします。
なので一貫しているテーマはありません。あるテーマに飽きたら次に移っていきます。
強いて言えば、そうやって様々な分野をカバーしていくことで、
自分自身が生涯向き合える何かを探していきたいと思っているし、
それが固まってしまえばブログもそのテーマに偏ったものになると思います。
今はそれを見つけられていない状況です。

3.誰のために書くのか

これはブログ内でも何度か言及していますが、
昔はハッキリと「ブログを見てくれていると知っている身近な人たち」のために、
彼ら・彼女らのいわば代弁者として共通している話題を書くという目的がありました。
が、それは高卒と同時に途絶え、以後は基本的に「自分のため」という目的が強くなりました。
未来の自分が読んだときに参考になりそうなことを優先的に書くというスタンス。
これは自分が意識する(空席の)読者像に当てはまるような人が現れない限り変わらないと思います。
ただ最近は少しずつ、「自分と同じ轍を踏みそうな後世へのアドバイス」
というベクトルで物を書けるようになったらいいなという思いも芽生えつつあります。

4.書いた文章でどんな変化を生みたいのか

ここまで見てきたように自分のブログは一般的な物書きさんと違ってひどく内向的です。
だから、自分が何かを書くことによって社会に変化をもたらせるとは思っていないし、
強いて言えば自分が日課としての記事を執筆することによって
明日の自分が昨日の自分を客観視しやすくなり、
それが少しずつ人生を退屈させない方向へと向かうエネルギーになっていると信じています。
つまり個人ブログは自分自身を変化させるにはとても有用なんですよね。
ただ自分のためだけにあるブログで他人や文化を変えられるのかと言われると、
そもそも他人の為に書かれていない時点で難しいのではないかと思います。

*  *  *

と、四つの質問にさらっと答えてみて思ったのですが、
やっぱりブログの目的そのものが「自分の為」みたいに内向的だと、
それに続くものも内向的にしかならないんだなと。
これは去年から再三書いていますが、これは自己満足というエネルギーにかなり依存するやり方で、
いずれ限界は来るんじゃないかという心配はあるんですよね。
もう少し外交的になることができれば、もう少し書くことにも向上心が生まれるのではないかと。
七年目くらいから現状維持のためだけに必要なエネルギーが
たまにキャパシティーを超えてしまっているような実感もあります。
「4000本書いて今更やめられないよな」という。

あと単純にテーマが固定されていないからこそモチベに波が出るのかとも思いました。
生涯を掛けて取り組むテーマを見つけられれば書く姿勢も変わってきそうな気がします。

ブログのモチベ維持については、
去年夏頃から「ブログを外向的なものに転向すれば解決するんじゃないか」とは考えているものの、
一人ではどうしようもないことを一人で考えてもどうしようもないので、
それを実現する前に自己承認だけで実現可能な、
なおかつ今までの執筆方針とは違う何か「繋ぎ」になるような方策を考えないと
結局現状維持のままズルズル行ってしまいそうな気がしています。

ともあれ、まだまだ時間はかかりそうですが、
ブログの存続意義については今後も改めて考えていきたいですね。

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