#4831

書庫四分


文化


自分は読書に関しては
やっぱりまだ「とりあえず読んでみる」というハードルを越えられていない実感があり、
特に2015~2016年にかけてかなりの数の積ん読が増えました。
あまつさえ買っただけで一度も読んでいないような本さえあります。
買う本の傾向は2010年以前が小説やライトノベル、
2011年以降が新書やいわゆる教養になりそうな各専門分野の解説本に偏っていて、
後者は今現在まで50冊ほどあります。
2010年以前の本は、今となっては何の為に買ったのかさえ分からないほど
興味の方向性が違っているためそれらを整理したりカウントしたりはしていませんが、
おそらくこちらも同じくらいの冊数はあるのではないかと思います。

実家生活中の今はこれら積ん読の山をおおよそ四カ所に置き場を分けることで分類しています。
まずA群は「できるだけ近々に読んでしまいたい、いま一番興味のある分野」、約15冊。
これはPCのある自室の、手を伸ばせばすぐ届くラックの一番目立つところに置いてあります。
ここに入りきらないB群は「A群を読み終わったらすぐに読みたい分野」で、
基本的に無制限ですがたいてい5~10冊程度に落ち着いています。
これもPC脇のラック下段に取り出そうとすれば比較的すぐ取り出せる場所にあります。
まずA群とB群全体でパラパラとめくって再度振り分けたりします。
B群を点検して「これはもう興味なくなっちゃったな」と思うようなものはC群として、
比較的ラックの奥深くにあるもうひとつの配架スペースにしまってしまいます。
ここまでくるともうタイトルを拝むこともあまりありません。半年に一度くらいか。
さらにC群のスペースに入りきらなくなったものは実家の倉庫スペース行きとなり、
これがD群になります。大掃除や引っ越しでもなければまず手に取ることはありません。

書店に行くと、とりあえずその時点で興味のある本は深く考えずに買ってしまうので、
こうして買ってからの分類が必要になってくるわけなのですが……。
やっぱりD群まで落ちてなお一度も読んだことがない、という本も結構あったりして、
金銭的にはかなりもったいないことをしているなと感じます。

A-B群の整理をたまにしていて思うのは、
直感で「これは興味あるな」と思うものは、
本当にその分野に対して自分なりに興味関心があると確信しているものと、
その分野はまったくの専門外で、未知だからこそ「知識欲を満たせる」と期待しているだけで
その気持ちを「興味がある」と錯覚しているパターンがあるように感じられるんですよね。
難解な哲学書を買ってしまうのはそういう錯覚が元になっているのではないかと思います。
「これを読み切ったら自慢できるぞ」という気持ちが先行しているというか。

本当ならば買う段階でその錯覚に気付くことができればいいんですけどね。
買った本をすべて読めるようになるまではまだ時間がかかりそう。

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