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非言語案内役


デジモノ 空想


Excelなどに「検索アイコン」ってあるじゃないですか。
自分はこれを生まれてこの方ずーっと城門か何かだと思っていて、
それはもう昔からなので特に疑問も持たずに日々当たり前のように接してきたのですが。
昨日何気なく仕事をしているときに、ふと「これってもしかして双眼鏡を立てた図なのでは!?」
と気付き、それはもう目から鱗でした。考えてみれば何でお城で検索アイコンなんだよと。
昔はもっと小さなアイコンだったのでなおさら気付く余地がなかったのだろうと思うのですが、
とにかく十年以上以来の不思議とも思っていなかった不思議が唐突に解決してスッキリしました。

こうして改めて考えるとPC業界で暗黙のうちにスタンダードになっているアイコンって
「なんでこの形なんだろう?」と思うものも少なくなかったりします。
よくやり玉に挙げられるのが未だにフロッピーディスクの「保存」アイコンですが、
個人的にはそれよりハイパーリンクが地球儀だったり鎖だったりするのはなかなか違和感があります。
直感的に分かりやすいなと思えるのは、

(1)現実にある道具そのものがアイコンになる例
  ・切り取り=ハサミ
  ・塗りつぶし=バケツ
  ・書式貼り付け=ブラシ
  ・クリップボード=クリップボード
  ・印刷=プリンター など

(2)操作後のイメージそのものがアイコンになる例
  ・行揃え、文字装飾、ルビ、インデント、折り返して全体を表示、重複削除、など

のいずれかに当てはまるものなのではないかと。
この理屈で言うと、例えばExcelなら上の画像の左側にもある行揃えは一見して分かりやすく、
「操作を行う前のイメージ+矢印」という構造のインデントはやや分かりにくく、
「操作を行う前と後のイメージ+矢印」という構造の小数点追加/削除はさらに分かりにくいです。

ただ、上の条件に当てはまれば何でもいいのかというとそうでもなさそうで、
例えば虫眼鏡はPC業界のアイコンにとても好まれているシンボルのひとつですが、
「検索」「印刷プレビュー」「ズーム」とアプリによって機能がまちまちで、
そのせいで「このアプリでは虫眼鏡はどんな役割を持っているのか」を
いちいち覚えていなくてはならない煩わしさも発生してきます。
だからこそMicrosoft Officeでは印刷プレビューに虫眼鏡を取られてしまったので、
検索=双眼鏡ということなのかもしれませんが。

アイコンもまじまじと見てみるとなかなか奥が深いという話でした。
余談ですがWordにある「組み文字」のアイコンってかわいいですよね。
使ったことはないですが。

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